トヨタは、現地時間2日よりフランスで開催されるパリモーターショーで、新型「カローラ ツーリングスポーツ」や新型「RAV4」などを披露する。
今回のショーでワールドプレミアを飾るカローラ ツーリングスポーツは、日本で「カローラフィールダー」として販売されているワゴン版カローラの新型にあたるモデル。「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の新設計プラットフォームと今年20周年を迎えるハイブリッドパワートレーンを組み合わせ、基本性能をレベルアップしている。パワートレインは1.8リッターハイブリッドのほか、新たに2リッターハイブリッドも設定される。後者は国内販売されているカローラスポーツには未設定のもので、今後の展開が気になるところ。
スタイルは先に登場したハッチバック同様、スポーティ感を前面に押し出したもの。ワゴン人気の高い欧州を主要マーケットに、グローバル展開が予定される。
新型「RAV4」は、今年4月にアメリカで開催されたニューヨークオートショーで発表され、欧州では今回が初公開となる。こちらも「TNGA」の新世代プラットフォームを採用し、パワートレインは2.5リッターハイブリッドを設定。さらに4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」(ガソリンモデル)や新型「E-Four」(ハイブリッドモデル)といった新技術も投入される。なお新型RAV4の日本での発売は来春が予定されている。
トヨタはこのほか「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」の特別仕様車2台も出展する。1台は、初代がパリモーターショーでデビューしてから20年になることを記念した「Y20」で、1998年当時に設定されたゴールドのペイントを基調に、ダークグレーのルーフを組み合わせたツートーンカラーを採用した。
もう1台は「GRスポーツ」。こちらはGAZOOレーシングチームのWRC(世界ラリー選手権)での活躍を記念し設定されるもので、5ドアハッチをベースにスポーティ感を強めたモデルとなっている。
最後は14年ぶりに西欧市場へ導入される「カムリ」。米国では長年にわたって高い評価を得ており、セダンとしての完成の高さは折り紙付きだが、欧州の顧客に対してもアピールしていく。
このほか、今年のルマンを制した「TS050ハイブリッド」の展示も行われ、レースシーンでの活躍を訴求。さまざまなモデルを出展するトヨタの展示はショーの魅力に一層華を添えそうだ。
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