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デビュー50周年!フォルクスワーゲンが最新のボイスアシスタントや駐車支援システムを搭載した新型「ゴルフ」を発売

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デビュー50周年!フォルクスワーゲンが最新のボイスアシスタントや駐車支援システムを搭載した新型「ゴルフ」を発売

フォルクスワーゲンは、「Golf」が今年誕生50周年を迎えるのを記念して、このベストセラーモデルの強化バージョンを発売する。

この新型「Golf」は、次世代のインフォテインメントシステム、より直観的な操作コンセプト、よりシャープなフロントおよびリヤエンドのデザイン、そしてより効率的な駆動システムを特徴としている。

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新しいラインナップには、電動モードの航続距離が約100kmに延長されたプラグインハイブリッドモデルが含まれる。さらに、「Golf」では初めて、フロントにイルミネーション付きのフォルクスワーゲンロゴが装着される。

新型ゴルフGTE

新しいライトデザインを採用

フロントに新しく追加されたイルミネーション付きのVWロゴ

新型「Golf」と新型「Golf Variant(ゴルフ ヴァリアント)」は、新しいフロントエンドによって認識することができる。

視覚的な特徴としては、「Golf」としては初めて採用されたイルミネーション付きフォルクスワーゲンロゴや新しいデザインのLEDヘッドライトなどが挙げられる。

最上位グレードに搭載される「IQ.LIGHT」LEDマトリクスヘッドライト2には、最長500mの照射距離を備えた新しい高性能メインビームが組み込まれている。両ボディタイプの「IQ.LIGHT」3D LEDテールライトクラスターも新しいデザインが採用された。

新しいインフォテインメント システムとChatGPTの統合

新型「Golf」のインテリアには、自立型タッチスクリーン(画面対角最大32.8cm)を備え、新開発された直感的なインフォテインメント システムが搭載されている。

ベース部分には、人間工学に基づいて最適化された照明付き温度・ボリューム調整用のタッチスライダーが設置されている。

また、機能が強化されたマルチファンクション ステアリングホイールと新しいIDAボイスアシスタントも新たに追加された。

日常会話に対応したIDAは、エアコンディショナー、電話、ナビゲーション システムなどの機能を制御するだけでなく、天気予報から一般的な質問に至るまで、あらゆる分野のオンライン情報にアクセスすることもできる。

「Golf」には将来、最新世代のインフォテインメントシステムが搭載される予定となっている。これにより、人工知能ベースのチャットボット、ChatGPTがIDAボイスアシスタントに統合される。

1月の初めにラスベガスで開催されたCES(コンシューマー エレクトロニクスショー)で公開されたこの機能は、拡大を続ける人工知能のデータベースにシームレスにアクセスすることが可能。

乗員は日常会話を使用して車両と対話することができ、走行中に調べた内容を読み上げてもらうこともできる。

簡単に駐車することが可能な新しい運転支援システム

「Golf」および「Golf Variant」の運転は、強化された「Park Assist Plus(パークアシストプラス)」機能などの新しい運転支援システムによってさらに簡単になった。

駐車スペースを通り過ぎるとき、スペース(縦列または並列駐車)が十分な広さであるかどうかを検出し、それに応じて駐車手順を開始する。

システムは、アクセルとブレーキだけでなくステアリング操作も引き受ける。ドライバーがしなければならないのは、駐車プロセスを監視することだけ。

さらに、「Park Assist Pro(パークアシストプロ)」が「Golf」に初めて搭載され、ドライバーがスマートフォンで駐車スペースへの車両の出入りを誘導できるようになる。

たとえば、駐車スペースが非常に狭い場合、車両を遠隔操作で駐車スペースから出すことができる。

もう1つの新機能は、「Area View(エリアビュー)」システム。このシステムは、4つのカメラを結合することによって360度のアラウンドビューが作成され、対応する映像がインフォテインメント システムのタッチスクリーンに表示される。これにより、縁石や駐車スペースのラインが見やすくなる。

新しいパワートレイン

ゴルフGTI

「Golf」の新しいプラグインハイブリッドは、パワーが向上し、電動モードで約100kmを走行することが可能になり、DC急速充電機能も搭載している。

高効率な48Vマイルドハイブリッドは、自宅に充電用ウォールボックスがないドライバーにとって特に魅力的となる。

ゴルフGTI

発売時には、マイルドハイブリッド(eTSI)、プラグインハイブリッド(eHybridおよびGTE)、ターボチャージャー付きガソリンエンジン(TSI)、ターボチャージャー付きディーゼルエンジン(TDI)を搭載した、合計9つの異なるグレードが選択可能になる。

「Golf GTI」は、先代モデルに比べてパワーが強化され、さらにスポーティになった。追加の派生モデルは、2024年度中に順次導入される予定となている。

「Golf」誕生50周年–ベストセラーの歴史

初代「Golf」の生産は、1974年3月末にウォルフスブルグのフォルクスワーゲン工場で始まり、正式な販売は5月に開始された。

それ以前は、リヤエンジンと後輪駆動を組み合わせた「Beetle(ビートル)」が、数十年にわたってフォルクスワーゲン ブランドを形成してきた。

1970年代初頭、「Passat(パサート)」、「Scirocco(シロッコ)」、「Polo(ポロ)」と同様、初代「Golf」はフロントエンジンと前輪駆動という新しい時代の始まりを告げた。

現代的で安全な駆動システムのコンセプト、テールゲートと可倒式リヤシートによる優れた利便性、そして説得力のあるデザインにより、1976年10月までに既に100万台の「Golf」が工場からラインオフした。

しかし、それはほんの始まりにすぎなかった。その後の7世代にわたり、「Golf」は最高レベルのテクノロジーを備えた手頃な価格のモビリティを誰もが利用できるようにした。

酸化触媒や効率的な駆動システムなどの技術が搭載され、さらにアンチロックブレーキシステム、エアバッグ、同セグメント初の4輪駆動システムなどの安全機能も提供された。

デザイナーが初代「Golf」のDNAを後継モデルに受け継ぎ、それによってオリジナル「Golf」のデザインを継続的に進化させてきたことも「Golf」が成功している秘密の一環となっている。

快適性、品質、革新的な運転支援システムは世代が進むごとに重要性を増し、今日でも業界の基準を確立し続けている。過去50年にわたり、「Golf」は独自のハイテクコンパクトクラスを構築し、わずか数年後には「ゴルフクラス」として知られるようになった。

このモデルは国内外で数え切れないほどのアワードを受賞し、比較テストで高い評価を得てきた。この間、「Variant」、「Cabriolet(カブリオレ)」、「Sportsvan(スポーツバン)」などのさまざまな派生モデルが登場した。

そして、電気自動車の「e-Golf」、スポーティなモデルの「GTI」、「GTD5、「GTE」、フラッグシップの「Golf R」は、すぐにその地位を確立した。

「Golf」は、このセグメントで「Travel Assist(トラベルアシスト)」による運転支援システムを搭載した最初のモデルの1台。「Golf」のもう1つの革新的機能は、危険を事前に警告できる「Car2X」テクノロジーとなる。

現在までに、8世代にわたって3,700万台以上のゴルフが販売されてきた。「Golf」はフォルクスワーゲン ブランドの重要な主力車種であり、常に革新技術を採用してきた。

新しい進化の段階において、フォルクスワーゲンは、まさにその強固な基盤を構築しており、さらに一層高めた効率、さらに優れた快適性と品質、そしてスマートな操作コンセプトを採用している。

■フォルクスワーゲン乗用車最高経営責任者(CEO) トーマス シェーファー氏のコメント

「“Golf”は半世紀にわたりフォルクスワーゲン ブランドの中核モデルとしての役割を果たし続け、最高レベルのテクノロジーを搭載して、すべての人々に手頃な価格のモビリティを提供してきました。

新しい“Golf”がこれこそを土台にして、新たな進化の段階において、さらに高い効率、さらに優れた快適性と品質、 そして新しい操作コンセプトを採用 しています。最新の“Golf”は、常に最高の“Golf”でもあります」

■フォルクスワーゲン ブランド セールス、マーケティング、アフターセルス担当取締役 イメルダ ラベー氏のコメント

「私たちは“Golf”とともに、唯一無二のサクセスストーリーを築き上げました。“Golf”は、他のモデルとは異なり、フォルクスワーゲン ブランドを象徴する存在となっています。

そして、あらゆる世代に向けたクルマです。これは50年間も続いています。新型“Golf”の継続的な技術開発により、私たちは、このサクセスストーリーに新たな章を書き加えようとしています」

関連情報:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golf.html

構成/土屋嘉久

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