上級車を食う実力を持つ軽快な走りが楽しめるモデル!
エンジン排気量500ccごとに自動車税の異なる日本の税制において1.5リッターという排気量はコンパクトカーの上限であり、スタンダードなイメージがあります。燃費性能とローコストがコンパクトカー(Bセグメント)には最優先といえますが、その中でも走りの楽しさが味わえるモデルも少なくありません。また、最近ではダウンサイジングターボ・トレンドによりひとクラス上のCセグメントでも1.5リッター以下のエンジンを積んだモデルが増えています。
【名車列伝】80年代90年代に国産メーカーがしのぎを削った1.6リッターのパワーバトル
ここでは、1.5リッター以下のエンジンを積んだ国産車から走りの楽しめるモデルをピックアップしてみましょう。
1)スズキ・スイフトスポーツ(6速MT:187万円)
小排気量で走りの楽しいクルマ、その筆頭格といえるのがスズキ・スイフトスポーツ。エンジンは1.4リッターターボで、最高出力は103kW(140馬力)/5500rpm、最大トルクは230N・m(23.4kg-m)/2500-3500rpmと排気量なりですが、車重が970kgと軽いこともあって、その走りは軽快です。実際、サーキットでのタイムも速く、ちょっとしたチューニングによって2リッター級のスポーツカーを喰ってしまうことも不可能ではないくらいのハイパフォーマンスを秘めています。
最大トルクを見ればわかるように、このターボエンジンは自然吸気エンジンでいえば2.3リッター級のポテンシャルを持っていると考えられますから、その走りがコンパクトカーとしては群を抜いているのは当然といえるでしょう。そのパフォーマンスからすると16.4km/L(JC08モード)という燃費性能にも納得です。
加速の気持ちよさやトルクの太さが走る楽しさを生み出している!
2)日産ノートe-POWER(193万7100円~281万2700円)
1.2リッターの自然吸気エンジンと聞くと、走りに期待するようなキャラではないと想像してしまいますが、日産ノートe-POWERは違います。エンジンは発電専用、タイヤを駆動するのはEV譲りの高出力モーターというe-POWERは、従来の感覚とはまったく違う、まさに異次元の加速を味わうことができます。その機構上、低速トルクが太く、さらに変速ショックがないため加速に息継ぎ感はなく、100km/hまで一気に加速する様はコンパクトカーとは思えないほど。大排気量エンジンを積んでいるようです。
走りのよさをアピールするNISMO仕様も用意されていますが、250万円オーバーとコンパクトカーとしては高価。ベーシックなグレードでも十分にモーター駆動らしい加速感を味わえます。ちなみにベーシックグレードの燃費性能は37.2km/L(JC08モード)となかなかのスペックです。
3)マツダMAZDA2 XD系(FF:199万1000円~245万8500円)
国産モデルで選べる最小排気量のディーゼルエンジンがマツダの「SKYACTIV-D 1.5」。このエンジンを積むMAZDA2は、従来のデミオから2019年9月に車名変更とマイナーチェンジを受けたモデルです。エンジンスペックは最高出力77kW(105馬力)/ 4000rpm、最大トルク220N・m(22.4kg-m)/ 1400-3200rpm(6速MT車)。パワーこそ控えめですが、トルクの太さが走らせる楽しさのあるコンパクトカーに仕上げています。
また、ディーゼルエンジンのネックである振動やノイズといった面においてもマツダ独自の技術である「DE精密過給制御」、「ナチュラル・サウンド・スムーザー」、「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」によって解消されています。
さらに「G-ベクタリング コントロール プラス」と呼ぶステアリング操作にあわせたエンジン出力とブレーキ制御により人馬一体の走りを実現しているのもポイント。そもそも燃料代の安いディーゼルエンジンですが、燃費性能は最新のWLTCモードで21.6~25.2km/Lと優秀なのも見逃せません。
6速MTを積極的に設定するトヨタ・ヤリス(ヴィッツから改名)や、「e:HEV」というしい名前のハイブリッドシステムを積むホンダ・フィットとビッグネームの発売も間近。走りの楽しさと環境性能を両立させたコンパクトカーの選択肢は増えています。そうして切磋琢磨することで、排気量1.5リッター以下のパワートレインに、ますます磨きがかかるのです。
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みんなのコメント
色々な安全装備とかいらん装備が付いちゃってこんな価格になったのかなぁ?
私が初めて買おうとした新車は2代目マーチ、諸費用込みで98万だったw
結局買わなかったけど。