BMWジャパンは2019年12月3日、BMW初のSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)として、ダイナミックな走りとスポーティなデザインを兼ね備えた「X6」の第3世代となる新型「X6」を発売した。
ディーゼルと高出力V8をラインアップ
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2019年フランクフルト・モーターショーで世界初公開された新型「X6(G06型)は、「X5」をベースにしており、全長4945mm、全幅2005mm、全高1695mmという存在感あるボディ・サイズを備え、クーペらしい流麗なルーフラインと、最新のデザイン・コンセプトを導入することで、より洗練され存在感あるSUVクーペとなっている。
今回、日本に導入されるエンジン・ラインアップは、直列6気筒のクリーン・ディーゼルエンジンを搭載した「X6 xDrive35d」と、圧倒的な走行性能で日常のドライブからサーキット走行までも可能とする4.4L・V型8気筒ガソリンエンジンを搭載した「X6 M50i」の2モデルとなっている。
「X6 xDrive35d」は最高出力265ps/4000rpm、最大トルク620Nm/2000rpm-2500rpmを発揮し、0-100km/h加速は6.5秒を実現。「X6 M50i」は530ps/5500rpm、最大トルク750Nm/1800-4600rpmを発生し、0-100km/h加速は4.3秒というハイパフォーマンス・モデルだ。
BMW初の発光するキドニーグリル
デザインでの特長は、BMWとして初めて採用された、キドニーグリルのライトアップ機能「キドニーグリル・アイコニック・グロー」だ。伝統のBMWブランドを象徴するキドニーグリルを光で輝かせることでより立体的に見せ、夜間でのドライブなど、かつてない存在感を演出する。
ヘッド・ライトのデザインも最新のデザイン・コンセプトを採用することで、より直線的で鋭いデザインとなり、キドニーグリルから独立して装備されることで、車両全体に低重心かつワイドな印象を与えている。リヤのデザインは、細長く伸びたL字型のリヤ・ライトを採用している。
インテリアは最新のBMWモデルと同様で、ドライバーが自由にカスタマイズすることが可能な10.25インチのコントロール・ディスプレイ、12.3インチのフルデジタル・メーターパネルを装備し高い機能性を備えている。
シートは、表面の加工がすっきりと上品に見え、座り心地が柔らかい上質なヴァーネスカ・レザーを標準装備。さらにオプションで、透明度が非常に高いクリスタルで作られたシフトノブなど、高級感を演出する装備を多数ラインアップしている。
装備では、高性能3眼カメラ、高性能プロセッサー、ミリ波レーダーによって、より精度と正確性が向上した最先端の運転支援システムを全モデルに標準装備。さらに高速道路の渋滞時に手放し運転が可能な「「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」、リバース・アシスト機能付きのパーキングアシストも標準となっている。
また対話型の「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」、車載通信モジュールにより常時接続される「BMW コネクテッド・ドライブ」も標準装備している。
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