2016年の生産終了以来、3年ぶりに復活したランドローバーのオフローダー「ディフェンダー」が、いよいよ日本に上陸する。5ドア・モデル(110)にくわえ3ドア・モデル(90)も導入されるという。
2019年11月1日、輸入元のジャガー・ランドローバー・ジャパンが発表&先行予約を開始した日本導入モデルは、150台限定の「Launch Edition」のみ。カタログ・モデルの導入は当面先になる。
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Launch Editionは3ドア・モデルが15台、5ドア・モデルが135台の計150台。ボディは「ランドローバー史上もっとも頑丈なボディ構造」をうたう軽量アルミニウムのモノコック構造。従来モデルのラダーフレーム構造に対し、約3倍のねじり剛性を確保したという。
3ドア・モデル「90」の全長は4583mm、5ドア・モデル「110」の全長は5018mm。Triggershoots LTDリアゲートは横開き。Nick Dimbleby搭載するエンジンはともに2.0リッター直列4気筒ガソリンターボ・エンジンで、最高出力300ps/最大トルク400Nmを発揮する。トランスミッションは8ATのみ。駆動方式は4WD(センター・ディファレンシャル・ギア付き)になる。
ボディサイズは、3ドア・モデル(バネサス)が全長×全幅×全高:4583mm×2105mm×1974mm、ホイールベースは2587mm。最低地上高は225mmで、最大渡河深度は850mmに達する。アプローチ・アングルは31.0°(オフロードモード選択時31.5°)、ディパーチャー・アングルは37.9°(オフロードモード選択時35.5°)。
5ドア・モデル(バネサス)が全長×全幅×全高:5018mm×2105mm×1967mm、ホイールベースは3022mm。最低地上高は218mmで、最大渡河深度は900mmに達する。アプローチ・アングルは30.1°(オフロードモード選択時38.0°)、ディパーチャー・アングルは37.7°(オフロードモード選択時40.0°)。なお、5ドア・モデルでは5人乗り以外に3列シートの7人乗りも選べる。
駆動方式はフルタイム4WD。最大渡河深度は、3ドア・モデルが850mm、5ドア・モデルが900mm。豊富な快適装備インテリアは、従来モデルと異なり快適装備が豊富だ。オートエアコンや自動防眩ルームミラー、10インチの液晶パネルを使ったインフォテインメントシステム「Pivi Pro」は標準。シート表皮はファブリックとレザーが選べる。
周囲360°を映すカメラ(3Dサラウンドカメラ)は、車両前方下部を映し出す「クリア サイト グラウンドビュー」機能付き。
オートエアコンや自動防眩ルームミラーなど快適装備は豊富。10インチの液晶パネルを使ったインフォテインメントシステム「Pivi Pro」は標準。周囲360°を映すカメラ(3Dサラウンドカメラ)は、車両前方下部を映し出す「クリア サイト グラウンドビュー」機能付き。スマートフォン用のワイヤレスチャージング機能付き。先進安全装備も複数搭載。衝突被害軽減ブレーキやLKA(レーン・キーピング・アシスト)は標準。
制限速度や追い越し禁止の標識を車載カメラが検知し、メーターパネル内に表示する「トラフィックサインレコグニション」と、トラフィックサインレコグニションが検知した情報をもとに、クルーズコントロール使用時に車速を自動調整する「アダプティブスピードリミッター」も搭載する。
シート表皮はファブリックよレザーの2種類。レザーには2トーン・カラーもある。新型ディフェンダー Launch Editionの価格は3ドア・モデルが489万~678万7000円。5ドア・モデルのうち、5人乗り仕様が596万7000~619万1000円。7人乗り仕様が745万1000~767万5000円。デリバリーは2020年夏頃になる。
文・稲垣邦康(GQ)
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