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歴代ロードスターファンが集結して2000台超え!? マツダ「ロードスター30周年ミーティング」はどんなイベントだった?

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歴代ロードスターファンが集結して2000台超え!? マツダ「ロードスター30周年ミーティング」はどんなイベントだった?

■10年に1度だけ! ロードスターファンによる夢の祭典

 広島県・三次市にあるマツダの三次自動車試験場が10年ぶりに、マツダ「ロードスター」で埋め尽くされました。「ロードスター30周年ミーティング」が盛大に開催されたのです。全国からNA(初代)、NB (二代目)、NC(三代目)、そしてND(四代目)のオーナーが愛車で三次まで自走して集結。その数は、2281台にのぼりました。

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 ロードスター30周年ミーティングは、ほかにも特徴的なことがあったというのですが、いったいどんなイベントだったのでしょうか。

 ロードスターファンが集結するこのイベントは、10年前の2009年にも20周年ミーティングとして開催されており、そのときの参加台数は1645台でした。その後、2015年に発売されたNDも大きく影響し、今回の参加台数が増えたようです。

 このイベントの特徴は、ファンが中心となりおこなっていることです。ロードスタークラブオブジャパンなど、全国各地のロードスターに関わるクラブの皆さんが「自分事」としてミーティングに参加しているのです。

 主催は、ロードスター30周年ミーティング実行委員会であり、マツダ株式会社は特別協賛として三次自動車試験場を開催場所として提供するという位置付けです。

 とはいえ、マツダからは社長をはじめとして各部門の役員や、ロードスター開発担当者がファンの応援にかけつけました。

 さて、今回の日程は、2019年10月13日。この週末、台風19号の影響で、気象庁は東海から東北にかけて大雨特別警戒を発表。各地で河川が氾濫するなど甚大な被害が出ました。

 広島県内は12日に強風が吹いたものの豪雨にはならず、13日はときおり強い日差しがあるほどの天気に恵まれました。ただし、12日から13日にかけて、東海地方や首都圏の高速道路の一部で通行止めとなる事態となりました。

 イベントが最終的に開催決定となったのは、台風の進路や状況がある程度予想がついた11日夕方です。ロードスター30周年ミーティング実行委員会としては、参加者に「安全を十分に考えたうえで移動をお願いします。危なければ引き返す選択も考えてください」とウェブサイトやSNSを通じて呼びかけました。

 そのうえで、これだけの台数が全国各地から三次に集まったことに、現場で取材していて本当に驚きました。ロードスターファンにとって、10年に1度の出来事。単なるお祭りではなく、ロードスター開発の故郷である「三次に帰ること」がとても大事なのです。

■2000台以上のロードスターによる圧巻のパレード!

 イベントのスタートは、まず午前10時に「皆さん、お帰りなさい」と、主催者と参加者全員がお茶やジュースで乾杯。丸本明マツダ社長の挨拶、三次市長らによる祝辞、そして主催者からロードスター歴代主査に対する感謝状の贈呈と続きました。

 会場内には、NAロードスターレストアパーツの展示と同情報サービスの案内、ミニカーなどマツダ純正グッズの販売、「ソウルレッドクリスタルメタリック」のNDロードスターのボディに寄せ書きするコーナー、さらに広島やマツダにゆかりのある食べ物や飲み物の屋台などが出展しました。

 その後、ロードスターカルトクイズなど、メインステージでのプログラムが進行すると同時に、ファンの愛車である歴代特別仕様の各モデルを囲むなど、ファンの間では交流が続きました。

 そして午後3時過ぎ、メインイベントである高速周回路でのパレードを開始。一般的なクルマのオーナーズクラブでは、サーキットでパレードをしても100台から200台程度でも数は多い印象があります。それが今回、ロードスターミーティングとしても過去最高の2000台超えです。

 パレード開始の合図とともに、3列縦列で走り始めました。コースサイドからは、ロードスターファン、主催関係者、マツダ役員、マツダ社員がロードスターに向かって「いってらっしゃい」と大きく手を振りました。

 ロードスター40周年ミーティングは、2029年の開催予定です。

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