1909年、初めての国産のオートバイが誕生した。それから100年以上、あまたのモデルが世に出て、愛され、そして消えて行った。時代時代で光を放ったオートバイたち…。今となっては、もう写真でしか見ることができない車両もある。そんな、日本が誇るオートバイの歴史を紐解いていこう。「果たしてあなたは何台のオートバイを知っているだろうか?」
ホンダXL250 1975 年5 月
気軽に、そして本格的にオフロードを楽しめるように開発された新世代の4ストオフロードモデル。剛性に優れたフレームに搭載されるエンジンは72年に発売されたSL250S用をベースにはしているものの、大幅に改良を施した4バルブヘッドを持つ空冷OHCシングルで、伸びやかなフィーリングと力強くフラットなトルク特性を実現していた。
ヤマハ DT400 1975 年 3月
中型免許の登場に合わせ、DT360のボアを拡大して400ccフルスケールとして強力なパワーを得た、DTシリーズの最大排気量モデル。ピークパワー自体は排気量からするとやや大人しく感じられる27PSに抑えられているが、低中速域トルクを重視したセッティングで、オフロードで豪快な走りを楽しめた。
ホンダ モンキーZ50JII 1975 年 5月
8インチホイールの採用、前後輪へのサスペンション装着などの大幅な改良を受け、より実用的になった3代目モンキーであるZ50J。この年のマイナーチェンジでは、キャブレターを変更するとともに、靴の甲を傷めないシーソー式チェンジペダルも採用。エキゾーストプロテクターはブラック仕上げとされた。
ヤマハ TY125 1975 年 3月
トライアル入門用に250からスケールダウンされたモデル。250と同様、空燃比調整ができるキャブレターと6速ミッションを備えていた。
ヤマハ TX500II 1975 年 4月
スペック上は変化していないが、マフラー容量をアップし左右の連結パイプを設けて排気騒音を低減。エンジンも中低速寄りの設定となった。
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※諸元の並び順●エンジン形式●総排気量●最高出力●最大トルク●車両重量●前・後タイヤサイズ●価格(発売当時)
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