1954年、東京モーターショーの前身である「全日本自動車ショウ」が開催されてから、2019年で65年が過ぎた。そんな東京モーターショーの歩みを、当時のニューモデルやコンセプトカーなど、エポックメイキングなモデルを軸に、今回は1970年代前半を振り返ってみたい。
公害や安全に対する企業姿勢の訴求が強まる
1970年の第17回ショーは、資本自由化を前に始めて輸入車が本格参加した。7カ国33社95台の外国車が展示され、本格的なインターナショナル・モーターショーとなった年だ。国産車で人気を呼んだのはショーでデビューしたトヨタ セリカだ。
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