9月18日、トヨタ自動車は燃料電池自動車(FCV)のMIRAIに搭載されている燃料電池システム(FCシステム)を活用した、定置式の燃料電池発電機(FC発電機)を開発し、愛知県豊田市の本社工場敷地内に設置。実証運転を開始したことを発表した。
「トヨタ環境チャレンジ2050」のひとつ「工場CO2ゼロチャレンジ」の実現に向けて
スズキ、9月25~27日に開催する「第46回 国際福祉機器展H.C.R.2019」の出展概要を発表
今回導入したFC発電機は、MIRAIに搭載されているFCスタック、パワーコントロールユニット(PCU)、2次電池などのFCシステムをそれぞれ2セット使用。この発電機は、MIRAIのFCシステムを活用することにより高性能で安価な機器の製造を目指して、トヨタとトヨタエナジーソリューションズが共同で開発したものだ。
今回の実証では、本発電機で発電した電力を本社工場内で利用するため、定格出力を100kWとして毎日24時間連続で運転し、水素使用量あたりの発電量などのエネルギー効率、発電出力の安定性、耐久性、メンテナンス性等の検証・評価を行う。
今後は、今回の実証結果を踏まえ、工場での自家発電設備としてFC発電機の導入を拡大するとともに、燃料となる水素は、FC関連部品の製造工程、評価・試験工程から排出される水素を再利用することにより、水素の効率的な活用技術の開発と導入を進めていく予定。こうして、2015年に発表した「トヨタ環境チャレンジ2050」のひとつである「工場CO2ゼロチャレンジ」の実現に向けて、トヨタは製造段階でのCO2排出量低減に着実に取り組んでいく方針だ。
さらにトヨタは、FCV開発で培ったFCシステムの活用拡大の一環として、FC発電機の実用化を視野に、エネルギー効率や耐久性向上・コンパクト化・コスト低減等の商品力強化に向けた研究・開発とビジネスモデルの検討を進めていく予定だという。
●「FC発電機」基本スペック
・横幅×長さ×高さ:2.3×4.5×2.5 m
・MIRAIから流用した主なFCシステム:FCスタック、PCU、2次電池、エアーコンプレッサー
・定格出力:100kW
・発電効率(送電端):50%以上(目標)
・定格電圧/相数/周波数:AC210V/三相三線/50/60Hz
・燃料電池の種類:固体高分子形
・水素純度:純水素(99.97%)
・起動時間:40秒(定格出力到達時間)
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?