シトロエンから独立した上級車ブランド「DSオートモビルズ」。そのDSからコンパクトクロスオーバーSUV、「DS3クロスバック」が6月26日に登場した。
SUVらしからぬ軽快な走り・乗り心地を、試乗レポートにてお届けする。
【上位4モデルを軽が独占!!】 あのクルマはナゼ売れる? 2019年上半期 国産車新車販売トップ30
※本稿は2019年8月のものです/2019年7月30日に試乗
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年9月10日号
■ミニ・クロスオーバー アウディQ2を向こうに回す新世代SUV
このDS3クロスバックは、PSAグループの新開発プラットフォーム、「CMP」を採用した初弾モデル(今後、新型プジョー208などでも採用予定)。
SUVとしては背の低いコンパクトなキャビンで、クーペのような造形が特徴的
カテゴリーとしてはコンパクトSUVのなかでもより上級に位置し、国産車ならCX-3やヴェゼル、輸入車ではアウディQ2とBMWミニクロスオーバーがラップしてくる。
あたかもモダンアートの彫刻を思わせるエクステリアはDSらしく個性的で、キャビンのコンパクト感が印象に残る。
リアビュー
●(画像ギャラリー)姿も走りも個性的!? DS3クロスバックのエクステリア&インテリアをもっと見る
搭載するのは130㎰/23.4kgmを発揮する1.2L直3DOHCターボで、トランスミッションにはPSAグループのBセグモデルとしては初の8速ATが採用されているのがポイントだ。
日本では130ps/23.4kgmを発揮する直3、1.2Lピュアテックターボのみとなる。フランス本国ではこのほか、ディーゼルもラインナップ
さっそく街中に出てみると、走り出しから1.2Lターボの低速トルクが充分に出ていることが感じられ、SUVにありがちな腰高感もない。
アクセルを踏み込んでいき、車線変更する際もフランス車らしい軽快感があり、このあたりは新世代CMPの効果であることを実感できた。
価格はグレード別に「Be Chic」が299万円、「So Chic」が357万円、Grand Chicが404万円となる。
リアシートの居住性は身長170cmの担当が乗り込んだ場合、正直レッグスペースにさほど余裕はなかった。やはり全長4120mmというコンパクトなサイズ、クーペ風のデザインゆえか
撮影車のインテリアは「バスチーユインテリア」という名称。バスチーユはフランス革命発端の地
通常のラゲッジ容量は350L(VDA法)
■DS3クロスバック主要諸元(Grand Chic)
・全長:4120mm
・全幅:1790mm
・全高:1550mm
・ホイールベース:2560mm
・車重:1280kg
・エンジン:直3、1.2L DOHCターボ
・総排気量:1199cc
・最高出力:130ps/5500rpm
・最大トルク:23.4kgm/1750rpm
・WLTCモード燃費:15.9km/L
・価格:404万円
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