ブランドの枠を超えてワールドワイドで益々活況を呈するSUVマーケット。この連載企画では、国産・輸入車を問わずSUVの「今」を感じられるモデルを順次紹介していく。今回は「アウディQ8」の登場だ。
4ドアクーペを思わせるエクステリアデザイン
Q7をベースに開発されたQシリーズ初のクーペバージョンQ8は、アウディSUVの新たなフラッグシップモデルとなる。欧米では2018年にデビューしていたが、2019年7月、待望の日本デビューが発表された(発売は9月)。
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「アウディの新たなデザイン言語から生まれた」というフォルムは、初代アウディクワトロのDNAを継承した前後のブリスターフェンダーでアスリートの強靭な筋肉美を表現。一方で、なだらかなラインを描くルーフラインとサッシュレスドアの採用で4ドアクーペのエレガントさを表現して、力強さと優雅さを融合させた独自の存在感を主張する。
エクステリアは、アウディSUVの新たなアイデンティティとなった八角形のシングルフレームグリルや、新たにLEDを横2列配置としたヘッドライト、左右をストリップライトで一直線に結ぶリアライトを採用して個性を際立たせた。
インテリアはデジタルコアと呼ぶ新設計手法でデザインされた。水平基調のダッシュボードには、高解像度12.3インチカラー液晶フルデジタルディスプレイに、スピード/タコメーター、マップ、メディア情報などを表示するアウディ バーチャルコックピットが配され、センターコンソールには10.1インチと8.6インチの上下2枚の液晶パネルによるMMIタッチレスポンスを採用して、物理的スイッチを極力減らした革新のインターフェイスが搭載されている。
日本仕様のパワーソースはすべて3L V6+マイルドハイブリッド
日本仕様グレードは、55TFSIクワトロ/同デビューパッケージSライン/同デビューパッケージLuxuryの3種が用意され、パワートレーンは全車、 3.0TSFI(3L V6DOHC直噴ターボエンジン)と8速AT(ティプトロニック)の組み合わせとなる。
革新的なマイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)とツインスクロールターボで高性能と高効率を両立させた3.0TSFIは、最高出力340ps、最大トルク500Nmを発生。1370~4500rpmで維持される最大トルクが、2トンを超える車重をものともしない動力性能を約束する。
MHEVはリチウムイオンバッテリーを用いた48V電源システムとベルト駆動式オルタネータースターターによるもので、ブレーキング時に最大12kWのエネルギーをリチウムイオンバッテリーに回生する。
駆動方式はお馴染みのセルフロッキングセンターディファレンシャルを介して前後アクスルにトルクを配分するフルタイム4WDシステム クワトロ。前後配分比は通常時が前40対後60の非対称配分、路面状況に応じて前70:後30~前15:後85の間で可変制御することができる。
サスペンションは4輪の減衰特性と車高を無段階に電子制御するアダプティブエアサスペンションをデビューパッケージLuxuryに標準装備。デビューパッケージSラインにはスポーティな味付けとしたアダプティブエアサスペンションスポーツがセットされる。
Q8は高い動力性能と低燃費、快適性と運転の楽しさを高いレベルでバランスさせた、アウディSUVのフラッグシップに相応しい実力を備えたモデルと言えるだろう。
■アウディQ8 55TFSIクワトロ デビューパッケージ Sライン主要諸元
●全長×全幅×全高=5005×1995×1690mm
●ホイールベース=2995mm
●車両重量=2150kg
●エンジン=V6DOHCターボ
●排気量=2994cc
●最高出力=340ps/5200-6400rpm
●最大トルク=500Nm/1370-4500rpm
●駆動方式=4WD(クワトロ)
●トランスミッション=8速AT
●車両価格(税込)=1102万円
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