2019年8月22日、ルノーの輸入元であるルノー・ジャポンは、新型「トゥインゴ」の日本仕様を販売開始した。
新型トゥインゴは、エクステリア・デザインが大きくかわった。フロントまわりはバンパーやグリル、ライト類のデザインが変更され、従来モデルよりすっきりした印象を受ける。リアもバンパーやランプ類のデザインが変更されたほか、あらたに左リアフェンダーに、吸気用のエアインテークが設けられた。また、15インチアルミホイールもデザインが一新された。ボディカラーはあざやかな新色「ジョン マンゴー」を含め、計5色から選べる。
ボディは全長3645 mm× 全幅1650 mm×全高1545 mm。RENAULT TWINGO III (B07)ボディカラーは新色のジョン マンゴー。左リアフェンダーに、吸気用のエアインテークがあらたに設置された。PRODIGIOUS Productionインテリアは、新しいインフォテインメントシステム「EASY LINK」が特徴だ。インパネ上部に設置された7インチタッチスクリーンは、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応する。また、センターコンソールにはふたつのUSBポートおよびAUX入力が設置された。
インフォテインメントシステム「EASY LINK」は標準。EASY LINKは、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応する。速度計を周囲に配した独特なメーターパネルデザイン。中央にはインフォメーションディスプレイ。トランスミッションはデュアル・クラッチタイプの6ATのみ。シフトノブのデザインもかわった。搭載するエンジンはこれまでとおなじ897cc直列3気筒ターボ。ただし、最高主力は従来比プラス2psの92ps/5500rpmにパワーアップ。最大トルクは変わらず135Nm/2500rpmだ。組み合わされるトランスミッションは、デュアル・クラッチタイプの6AT。もちろん駆動方式はRR(リアエンジン・リアドライブ)である。
RENAULT TWINGO III (B07) PHASE 1駆動方式はRR(リアエンジン・リアドライブ)。搭載するエンジンは897cc直列3気筒ターボ。Pagecran安全装備は拡充された。ESC(横滑り防止装置)やフロントエアバッグ/サイドエアバッグなどにくわえ、新たに車線逸脱警報機能とタイヤ空気圧警報機能が搭載された。
フロントウィンドウ上部に設置されたカメラが車両前方の白線を認識し、車線をはみ出そうとした場合、アラームで知らせる車線逸脱警報機能も新たに搭載した。新型トゥインゴの価格は195万円、モノグレード(トゥインゴ EDC)だ。なお、搭載するトランスミッションは6速オートマチック・トランスミッションのみで、従来設定のあったマニュアル・トランスミッションは選べない。
文・稲垣邦康(GQ)
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