先代センチュリーは500台限定モデル
CMの名コピーで有名なヴォクシーとスペーシアギアのディスプレイモデル登場。アオシマの「色替えバージョン」に人気車ジムニーと懐かしのモトコンポ。ファミリアバンの組み立てプラモデルは、もしかすると最初で最後?ヒコセブンのCARNELシリーズには、V12搭載センチュリーの後期モデルが登場した。
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【インターアライド】
インターアライドの少量生産ハンドメイドディスプレイモデル、Hi-Storyシリーズの最新作は、ミニバンのベストセラーを争うトヨタのヴォクシーをレジンモデルカーとして精密に再現した「1/43 Toyota VOXYHYBRID ZS (2019)」。キャッチコピーの「父になっても自分のスタイルを貫きたい。“カッコいい”を諦めない。」は記憶に残る傑作のひとつだろう。
今回モデル化されたのは2014年にフルモデルチェンジした3代目だが、商品名にある通りマイナーチェンジ後の2019年モデル最新バージョン。ボディカラーはブラック、イナズマスパーキングブラックガラスフレーク、ボルドーマイカメタリック、ホワイトパールクリスタルシャインの4色ある。
同じくインターアライドのHi-Storyシリーズに、2018年12月に発売したばかりのスズキの軽トールワゴン、スペーシアギアが早くも登場。その名も「1/43 SUZUKI Spacia GEAR HYBRID XZ TURBO (2019)」。こちらも「遊びゴコロにギアを入れろ」のコピーと、ムロツヨシさんの登場するCMの好感度が高いことで知られている。
ボディカラーはブルーイッシュブラックパール3の単色と、ブリスクブルーメタリック、フェニックスレッドパール、アクティブイエローにそれぞれガンメタリックのルーフを組み合わせた2トーンの合計4パターン。ヴォクシーもスペーシアギアも、2019年10月にリリース予定で、価格は9800円(税別)。
【青島文化教材社】
カラフルなボディカラーで品揃えするアオシマの「色替えバージョン」シリーズは、全色を一気に“大人買い”するマニアも少なくないらしい。今回は人気爆発中のスズキJB64ジムニーと、懐かしのホンダ・モトコンポのコレクションがリリースされた。もちろん塗装済みの完成品だ。
「1/64 ジムニーコレクションJB64 色替えバージョン」は全長約5cmというお手軽サイズで全5種をラインアップ。シフォンアイボリーメタリック、ブリスクブルーメタリック、キネティックイエローの3色は、いずれもルーフがブラックの2トーン。またシルキーシルバーメタリックとブルーイッシュブラックパールはシンプルな単色だ。
「1/24 モトコンポコレクション色替えバージョン」は1/24スケールで、こちらも全長は約5cm。全5種のラインアップだが、オレンジ、ブルー、グリーン、シルバー、ブラックのボディカラーはすべてオリジナル。メーカー純正とは異なる色で、かつオプション部品を装着した仕様として本田技研工業から商品化許諾を得ているとのこと。
実車のように完全な折りたたみ収納はできないが、ハンドルは取れてカバーが閉まるギミックは備えている。このジムニーとモトコンポの色替えバージョンの価格は各300円(税込)を予定。つまり両方全部揃えても3000円也というお手軽プライスも魅力なのだ。どちらも9月に発売予定だ。
さて今回はアオシマからもう1台、かなりマニアックな組み立て式プラモデルをご紹介したい。その名は「ザ☆モデルカー No.SP 1/24 マツダNCP160M ファミリアバン」。従来モデルは日産からのOEM供給だったが、現行モデルからOEM先が提携先のトヨタ(プロボック・ベース)に変更された商用バンだ。完成させると全長は約198mmにもなり、かなりの迫力。今回は新規のデカールとメタルインレット、ドアバイザー、窓枠マスキングシールが同梱。純正スチールホイールに14インチのバンタイヤを履く仕様で、車高も調整式だ。価格は3000円(税別)を予定。
【ヒコセブン】
最後に紹介したいのが、ヒコセブンのCARNELシリーズ。“こだわりのミニチュアカー”をコンセプトに、これまでモデル化されていない車種を中心に展開中だ。ミニチュアカーのコレクションを楽しくする面白くて珍しくて、かつカッコいいという、こわだりのあるモデルを提案している。もちろん毎回すべてが完全限定生産モデルだ。
今回は日本の乗用車としては唯一、V12エンジンを搭載した2代目トヨタセンチュリーの後期型をモデル化した「1/43 トヨタ センチュリー(GZG50) 2010 神威 Eternal Black」と、「1/43 トヨタ センチュリー(GZG50) 2010 Pearl White」の2台だ。ご承知のようにCARNELシリーズは、一度限りの限定モデル。今回は後期型から採用されている背景色が白から黒に変わった鳳凰のマークや、ボディ色に合わせたフェンダーミラーなど、1/43スケールで可能な限りの再現にトライしている。価格は6300円(税別)で各色限定500台。8月9日(金)より直営店の「モデルギャラリーHIKO7」及び全国模型店で、予約受付が開始された。
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