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業界ニュース 2019.8.17

いまでも乗りたい! 人気上昇中の絶版「軽オープンカー」5選

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■バブル期に登場、90年代に一度消滅したが2000年代に復活した「軽オープン」

 軽自動車ベースのオープンカーの歴史は古く、1962年にはホンダ「S360」がショーモデルとして登場していますが、これは市販にはいたりませんでした。1970年発売のスズキ「ジムニー」や「バモスホンダ」あたりが軽オープンカー草創期のモデルになります。

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 バブル景気が続いていた1990年代初頭、いまも中古車市場で人気のある2人乗りのスポーツカーが登場します。

 マツダ・オートザム「AZ-1」、ホンダ「ビート」スズキ「カプチーノ」がそれで、車名の頭文字を取って「ABCトリオ」と呼ばれていました。このうちAZ-1はガルウイングドアを持つクローズドボディでしたが、ビートとカプチーノはオープンスポーツカーでした。

 バブル崩壊後は、軽オープンカー不遇の時代を迎えます。ただでさえ車両価格の高いモデルでしたので、販売台数は激減、ABCトリオをはじめ90年代後半にはすべて消滅してしまいます。

 そんななか、待望の軽オープンカー復活となったのが、2002年に登場したダイハツ「コペン」です。電動ハードトップを持ち直列4気筒エンジンを搭載したこのプレミアムモデルは10年間販売されました。

 そして現在は、2014年登場した2代目コペン、翌2015年に登場したホンダ「S660」が軽オープンカーとして新車で購入できます。

 現在販売されている軽オープンカーで変わったモデルとしては、ケータハム「セブン160」があります。これはケータハム・セブンを軽自動車枠に収め、さらに80馬力を発生する658ccの3気筒ターボエンジンを搭載。黄色いナンバープレートのスポーツカーです。

●ホンダ「ビート」

 絶版モデルの軽オープンを紹介する上で、はずせないクルマがホンダ「ビート」です。

 ビートは、軽乗用車として初めてミッドシップエンジンと2シーターフルオープンボディを採用し、1991年に登場しました。ソフトトップを持つ軽オープンモデルです。

 ライバル車がターボエンジンを搭載するなか、ビートは自然吸気エンジンを採用。1万回転まで刻まれた回転計が物語るように高回転型のエンジンで、SOHCながら64馬力を発生しました。

 コンパクトなボディと独創のパッケージングで、重心高440mm、前後重量配分43:57(1名乗車時)という理想的なボディバランスを実現していました。

 いまでは走行距離が短く程度が良い中古車だと、車両価格が150万円を超える中古車もあるほどです。

●スズキ「カプチーノ」

 ホンダ・ビートの登場から遅れること半年、1991年10月に登場したのがスズキ「カプチーノ」です。

 カプチーノは、軽乗用車唯一のFRオープンスポーツとして登場しました。FRモデルらしいロングノーズ・ショートデッキが特徴で、3ピース構造になっていた分割式のハードトップを取り外すことで、クローズド/Tバールーフ/タルガトップ/フルオープンと4つのスタイルにすることが可能でした。

 エンジンはアルトワークス用の直列3気筒ターボ(F6A型。マイナーチェンジでK6A型に変更)を採用、フロントミッドシップに縦置きされ、前後重量配分51:49を実現しました。ただし、乗り味は相当じゃじゃ馬でした。

 チューニングベース車両として使われることが多かったため、走行距離が短く、ノーマルで程度の良い中古車は高値で取引されています。ビート同様、150万円を超える中古車もあります。

■覚えてる? 1年半しか販売しなかったモデルや希少な4シーター軽オープン

●ダイハツ「リーザスパイダー」 

 1991年11月に登場したソフトトップ2シーターオープンモデルがダイハツ「リーザスパイダー」です。

 リーザをベースとしてルーフをカット、手動格納式の幌を装備したモデルで、「遊び心ゆたかなヤング」をターゲットに開発されました。

 エンジンは直列3気筒ターボで64馬力/9.4kgmを発生。トランスミッションは3速ATと5速MTが選べました。

 ビートやカプチーノなど、本格的な軽オープンスポーツモデルに比べるとボディ剛性が低く販売は低迷、発売から1年半後の1993年には生産が中止されています。

 リーザスパイダーは不人気車だったということもあり、現在の中古車市場にほとんど流通していません。逆にいえば相当レアなモデルといえます。

●スバル「ヴィヴィオ Tトップ」

 1993年に、スバルブランド40周年を記念した特別仕様車として登場したのがスバル「ヴィヴィオ Tトップ」です。Tは「タルガ」と読みます。

 ヴィヴィオTトップは、1992年に登場したヴィヴィオをベースにしたモデルで、3000台限定の特別仕様車です。3分割式のハードトップを手動で外すとオープンモデルへと変貌します。

 この状態から、さらに電動でリアガラスを格納することができます。完全なオープンとはならずBピラーは残りますが、この状態では気持ちの良いオープンエア走行ができました。
 
 ヴィヴィオTトップは、軽自動車のオープンモデルながら独立した荷室を持つ3ボックスタイプのノッチバックで、しかも小さいながらも後席を持ち、乗車定員は4名という、珍しいモデルでした。1994年には1000台限定でGX-Tというスポーツモデルも登場しています。

 中古車市場では、程度にもよりますが、30万円前後から選ぶことができるようです。

●スズキ「ジムニー」

 スズキ「ジムニー」は、1970年に初代が発売された軽クロカン4WDモデルです。

 オープンモデル(いわゆる幌モデル)は初代から用意されています。そもそも最初期のジムニーは幌モデルしかなく、のちにバンタイプが登場します。さらにフロントウインドウが前に倒れる「軍用ジープ」スタイルのモデルもありました。

 幌モデルは、2代目最後期のJA12型までありましたが、1998年にフルモデルチェンジされた3代目JB23ジムニーでは消滅、3ドアワゴンのみになりました。

 中古車市場では、この幌タイプのジムニーはいまだに多くあります。ただしクロカン4WDモデルゆえ、クルマのコンディションはそれぞれの個体で大きく異なります。

※ ※ ※

 屋根が開き風を感じながら走ることができるオープンカーは、屋根が開くというだけで気持ちよい走りを与えてくれます。ですがその多くが2人乗りだったり、荷物を載せるスペースが少なかったりと、あまり実用的ではなかったりします。

 維持費が安い軽自動車だからこそ、逆にオープンカーを選ぶ理由にもなります。

 夏が過ぎると、秋の行楽シーズンがやってきますが、オープンカーがいちばん気持ち良いのは、じつはそんな季節です。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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