現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型いつ登場? 日産「GT-R」など10年以上フルモデルチェンジしないクルマ3選

ここから本文です

新型いつ登場? 日産「GT-R」など10年以上フルモデルチェンジしないクルマ3選

掲載 更新
新型いつ登場? 日産「GT-R」など10年以上フルモデルチェンジしないクルマ3選

 日本の自動車業界では、おおよそ4年から5年のサイクルでフルモデルチェンジがおこなわれることが一般的とされており、息の長い商用車といった部類においても、7年から8年でフルモデルチェンジしています。

 しかし、乗用車のなかでは10年以上も販売し続けているクルマが存在。今回は、そんな長らくフルモデルチェンジしていないクルマを紹介します。

モデルチェンジは失敗だった!? 新型にしたら販売が低迷したクルマ5選

常に進化し続ける!日産「GT-R」常に進化し続ける「GT-R」 2007年の登場時に「GT-R」ブランドの復活として注目が集まった日産「GT-R」も、発売開始から早くも12年が経過しています。

 開発にあたりドイツの名門サーキット、ニュルブルクリンクで鍛えられた運動性能は評判を呼び、販売価格は777万円からと、高性能なスーパーカーにも関わらず、1000万円を下回る価格で登場したことで、人気を博しました。

 12年のなかで幾度となくマイナーチェンジや年次改良、さらに特別仕様車の販売がなされていることから、デザインや運転性能は衰えを見せません。

 さらに2018年には、日産とイタリアの名匠ジョルジェット・ジウジアーロの率いるイタルデザインとの協業にてスペシャリティモデル「Nissan GT-R50 by Italdesign」が発表されていることなど、常に進化し続けているモデルです。

美しいデザインの反面、機能性にやや問題あり?日産「キューブ」 日産が販売する3代目「キューブ」も、2008年から11年にわたり販売されているロングセラーモデルのひとつです。名前の表すとおり「キューブ型」をしているエクステリアは、今でも個性的で、さらに見た目のみならず利便性を重視した広々とした室内空間が人気のモデルです。

 しかし、日常使いのクルマでありながらハイブリッド機能や先進安全装備が備わっていないなど、機能面ではやや古くささを感じます。

 そのため、ピーク時には月間7000台を記録した販売台数も、現在は300台前後と落ち込んでいます。次期フルモデルチェンジの情報も噂されていないことから、今後の動向に期待が集まります。

色あせない天才タマゴ!トヨタ「エスティマ」 トヨタが販売する3代目エスティマは、2006年の発売開始からなんと13年というロングスパンで販売されています。

ミニバンブームの火付け役的存在「エスティマ」 初代エスティマでは、「天才タマゴ」というキャッチコピーで大ヒットしましたが、そのコンセプトを継承するエクステリアは、丸みを帯びた印象的なデザインが特徴であり、発売から13年経った今でも色あせることはありません。

 3代目モデルはこれまでに、3度のマイナーチェンジがおこなわれており、2016年のビックマイナーチェンジの際には、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」が標準装備になるなど、時代のニーズに合わせた改良がおこなわれています。

 販売面においては、同社のミニバン「アルファード」や「ヴェルファイア」といった超人気車種があるため好調とはいえませんが、今なお月間700台前後が販売されており、トヨタの誇るロングセラーモデルです。

※ ※ ※

 今回、紹介したモデルの多くは、フルモデルチェンジがおこなわれないものの、今なお根強い人気があります。実際、フルモデルチェンジはデザインの刷新や販売面での仕切り直しをポイントにおこなわれることが多く、成功もあれば失敗してしまう場合もあります。

 その点を考慮すると、長らく販売されるクルマは、フルモデルチェンジをする必要性がないと捉えることもできるでしょう。

こんな記事も読まれています

サインツにペナルティ、ピアストリとの接触で4位から降格に。ペレスが繰り上がり/F1マイアミGP
サインツにペナルティ、ピアストリとの接触で4位から降格に。ペレスが繰り上がり/F1マイアミGP
AUTOSPORT web
スーパーGT、次期GT500車両の方向性を参戦メーカーと協議中。ハイブリッド化も依然として視野……導入は2029年か
スーパーGT、次期GT500車両の方向性を参戦メーカーと協議中。ハイブリッド化も依然として視野……導入は2029年か
motorsport.com 日本版
結局どっちがいいの? クシタニから登場した2024SSガーメントのジャケットを徹底比較
結局どっちがいいの? クシタニから登場した2024SSガーメントのジャケットを徹底比較
バイクのニュース
スープラなんて過去の遺物!? オカマホル エンコスルッテナンデスカ?? 10年前に予測した「ベストカー編集部の10年後」
スープラなんて過去の遺物!? オカマホル エンコスルッテナンデスカ?? 10年前に予測した「ベストカー編集部の10年後」
ベストカーWeb
【GT500 KEY POINT/ニッサン編】継続から一転、若手を加えた大シャッフルを実行
【GT500 KEY POINT/ニッサン編】継続から一転、若手を加えた大シャッフルを実行
AUTOSPORT web
クラシックベントレーが30台参加! 日本を縦断する「The Rising Sun Rally」が開催。100年乗っても大丈夫なフライングBを紹介
クラシックベントレーが30台参加! 日本を縦断する「The Rising Sun Rally」が開催。100年乗っても大丈夫なフライングBを紹介
Auto Messe Web
F1第6戦、フェルスタッペンはなぜ敗れたのか、ピレリの分析とドライバーのコメントからその要因を探る【マイアミGP決勝】
F1第6戦、フェルスタッペンはなぜ敗れたのか、ピレリの分析とドライバーのコメントからその要因を探る【マイアミGP決勝】
Webモーターマガジン
コールマンの「ヒーリングチェアNX」シリーズにメッシュモデルが登場!
コールマンの「ヒーリングチェアNX」シリーズにメッシュモデルが登場!
バイクブロス
角田裕毅、メルセデスと戦って7位「素晴らしいマシンを開発したチームに感謝」代表は「知的で速い」と称賛:F1第6戦
角田裕毅、メルセデスと戦って7位「素晴らしいマシンを開発したチームに感謝」代表は「知的で速い」と称賛:F1第6戦
AUTOSPORT web
道路にある「謎の斜線ゾーン」は何のため? 入ったり駐車しても大丈夫!? それぞれの種類の「見分け方」とは
道路にある「謎の斜線ゾーン」は何のため? 入ったり駐車しても大丈夫!? それぞれの種類の「見分け方」とは
くるまのニュース
5速MTの3ドアハッチ! アルミボンネットに薄板軽量ガラス! スポーツモデルのような謳い文句が並ぶ超マニアックな「エコカー」の正体とは?
5速MTの3ドアハッチ! アルミボンネットに薄板軽量ガラス! スポーツモデルのような謳い文句が並ぶ超マニアックな「エコカー」の正体とは?
WEB CARTOP
キャンプライト・スピーカー・カラオケ・懐中電灯の1台4役「LYD1」がクラウドファンディングに登場!
キャンプライト・スピーカー・カラオケ・懐中電灯の1台4役「LYD1」がクラウドファンディングに登場!
バイクブロス
フレアワゴンのカタログ燃費と実燃費を比較!(2023年~現行モデル)
フレアワゴンのカタログ燃費と実燃費を比較!(2023年~現行モデル)
カルモマガジン
ドナルド・トランプがF1マイアミGPに登場。マクラーレンのピットを見学し優勝を喜ぶ
ドナルド・トランプがF1マイアミGPに登場。マクラーレンのピットを見学し優勝を喜ぶ
AUTOSPORT web
連勝目前の宮田莉朋組にまさかの悲劇。濱口弘組ランボルギーニは再びLMGT3表彰台に/ELMS第2戦
連勝目前の宮田莉朋組にまさかの悲劇。濱口弘組ランボルギーニは再びLMGT3表彰台に/ELMS第2戦
AUTOSPORT web
【トライアンフ】5/19開催のチャリティイベント「DGR」およびパレードランへの参加方法について
【トライアンフ】5/19開催のチャリティイベント「DGR」およびパレードランへの参加方法について
バイクブロス
BMW ベンツ アウディ VW……売れてるのは分かるけど「なんか下駄履かされてないか問題」を考える
BMW ベンツ アウディ VW……売れてるのは分かるけど「なんか下駄履かされてないか問題」を考える
ベストカーWeb
【試乗】メルセデスのスーパースポーツが4WD+4WSでさらに激速に生まれ変わった! AMG GTクーペをサーキットで全開走行
【試乗】メルセデスのスーパースポーツが4WD+4WSでさらに激速に生まれ変わった! AMG GTクーペをサーキットで全開走行
WEB CARTOP

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

327.1391.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.8353.1万円

中古車を検索
エスティマの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

327.1391.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.8353.1万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村