近年、自動車の安全性能が向上している一方で、高齢化に伴う高齢者層の交通事故の増加や、年々減少はしているものの下げ止まり傾向にある飲酒運転による事故が後を絶たない。
日本法規の「交通事故に関するアンケート」によると、交通事故に遭遇した経験がある人は約6割という結果になっている。いつ誰が交通事故に巻き込まれてもおかしくない状況であることがわかる。
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交通事故に遭遇したことはありますか?(単一回答)
また調査により、「交通事故経験者の約4割が事故トラブルの結果に納得できていない」ということも判明したので合わせて紹介しよう。
交通事故に関するアンケート
自動車同士の事故が、全体の6割を占める
どの種類の交通事故でしたか(単一回答)
調査の結果、「自動車(自動二輪を含む)と自動車(自動二輪を含む)」が60%、「自転車と自動車(自動二輪を含む)」が20%、「自転車と自転車」が7%、「歩行者と自動車(自動二輪を含む)」が6%、「歩行者と自転車」が3%となった。
「自動車(自動二輪を含む)と自動車(自動二輪を含む)」、「自転車と自動車(自動二輪を含む)」、「歩行者と自動車(自動二輪を含む)」の3項目を合わせると86%となり、交通事故の8割強が、自動車が絡んだ事故だということが判明した。
次に、このトラブルが解決したか否かについて調査を行った。
およそ4割の人が結果に納得できていない
交通事故によるトラブルは解決しましたか(単一回答)
調査の結果、「解決もして、その結果に納得もしている」が64%、「解決はしたが、その結果に不満がある」が32%、「解決していない」が4%となった。「解決はしたが、その結果に不満がある」、「解決していない」の2項目を合わせると36%となり、およそ4割の人がトラブルの結果に納得できていないことがわかる。
約2割が「自動車保険」に加入していない“任意保険無加入状態”
交通事故に遭遇した時のための保険に加入していますか(単一回答)
調査の結果、「はい」と回答した人が80%、「いいえ」と回答した人が20%。大多数は保険に加入するようだが、5人に1人の確率で「任意保険無加入状態」に遭遇してしまう可能性があるということが明らかになった。
交通事故は様々なトラブルを引き起こしかねない。治療費や損害賠償金が発生することはさることながら、最悪の場合は慰謝料も発生する。交通事故に遭遇した際には、トラブル深刻化する前に信頼できる機関や専門家に相談したほうがいいだろう。
調査概要
調査期間 2019/01/25~2019/02/08
回答者 665人(男性 332人 女性 333人)
関連情報/https://www.soudan-form.com/koutsuujiko-support/
構成/ino
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