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価格差約30万円 三菱エクリプス クロスに2.2ℓディーゼル搭載車が登場

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価格差約30万円 三菱エクリプス クロスに2.2ℓディーゼル搭載車が登場

三菱のクロスオーバーSUV、エクリプス クロスに待望のディーゼルエンジン搭載車が追加された。追加されたのは、2.3ℓ(2267cc)直4ディーゼルターボの4N14型である。トランスミッションはアイシン・エィ・ダブリュ製8速ATを組み合わせ、駆動方式はAWDである。価格は307万1800円~342万4680円。

 三菱エクリプス クロスは、1.5ℓ直4ターボエンジン+CVTというパワートレーンで2018年3月に国内デビューしている。現在までに欧州、アセアニア、ASEAN、北米、日本など約100カ国以上で販売されている。

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 欧州市場向けにはもともとディーゼル仕様の設定があり、国内導入に際には「1.5ℓガソリンターボ+CVT」と「2.2ℓ直4ディーゼルターボ+8速AT」のふたつのパワートレーンを設定するはずだった。今回のディーゼルエンジン搭載モデルの追加で、いよいよエクリプス クロスのラインアップが完成してことになる。

 搭載するエンジンは、デリカD:5が搭載する4N14型直列4気筒ディーゼルターボである。
 排気量は2267cc(なので、三菱が言う「2.2ℓ」ではなく「2.3ℓ」と表記するのが正しいと思うのだが)。

パワースペックは

最高出力:145ps(107kW)/3500rpm
最大トルク:380Nm/2000rpm

 である。酸化触媒/NOxトラップ触媒/DPFを統合した排ガス浄化システムに加えて、尿素SCRシステムを採用している。燃料タンク容量は、60ℓでガソリンのAWD車と同じ。

トランスミッションは、スポーツモード付8速AT(アイシン・エィ・ダブリュ製)。で、ディーゼルエンジン搭載車はすべてAWDとなる。

メーカー希望小売価格(消費税込み)
M:306万1800円
G:323万280円
G Plus Package:340万3080円
特別仕様車BLACK Edition:342万4680円
特別仕様車BLACK Editionオーディオ非装着車:332万7480円

ガソリンエンジン搭載車との気になる価格差は

ガソリン M(4WD):275万5080円
ディーゼル M(4WD):306万1800円
価格差:32万6720円

ガソリン G(4WD):293万4360円
ディーゼル G(4WD):323万280円
価格差:29万5920円

ガソリン G Plus(4WD):310万7160円
ディーゼル G Plus(4WD):342万4680円
価格差:31万7520円

 つまり、ガソリン(1.5ℓターボ)とディーゼルの価格差は約30万円だ。


1.5ℓ直4直噴ターボ+CVTのAWD車の燃費は
JC08モード:14.0km/ℓ

今回追加された2.3ℓ直4ディーゼル+8ATのAWD車の燃費は
JC08モード:15.2km/ℓ
WLTCモード燃費
WLTCモード燃費:14.2km/ℓ
 市街地モード:11.0km/ℓ
 郊外モード:14.0km/ℓ
 高速道路モード:16.4km/ℓ
だ。

燃費の差を燃料費で取り戻すには、
レギュラー(現在1ℓ=144円)
軽油(1ℓ=124円)
だとすると

1年間1万km走行する場合は(JC08モード燃費が実燃費だと仮定して)
ガソリンターボAWD:約714ℓで10万2816円
ディーゼルAWD:約658ℓで8万1592円
差額は2万1224円である。5年で10万6160円。
この計算でいくと、エクリプス クロスの場合は、燃費と燃料代でディーゼルとガソリンの価格差約30万円を取り戻そうとすると年間3万km走行するというヘビーユーザーに限られてしまうので、ディーゼルは純粋に「+140Nmの余裕ある走り」を選ぶということになるだろう。燃料代で価格差を取り戻すのは難しいが
380Nmと240Nmというトルクの差は歴然。高速道路や長距離ドライブでは圧倒的にディーゼルが優れているだろう。

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