ユニプレスは、トルクコンバーターの主要部品であるダンパーにおいて、高強度・低歪を実現した「ガス軟窒化鋼板を用いたダンパープレート」を開発。ジヤトコの軽自動車専用の新型 CVT「Jatco CVT-S(JF021E)」に搭載されるトルクコンバーターに採用されている。
日産デイズと三菱eKワゴン/eKクロスのトランスミッションは、ジヤトコの新開発CVT、CVT-S(JF021E)だ。このCVT-Sには、ジヤトコだけでなく、ユニプレスや日本製鉄などの新技術が投入されている。
ユニプレスは、主力商品のトルクコンバーターにおいて、完全オリジナル設計2機種目となる軽自動車用トルクコンバーターの開発に取り組むなかで、高強度で低歪となる「ガス軟窒化鋼板を用いたダンパープレート」の開発に成功した。このトルクコンバーターが、軽自動車用 CVT「Jatco CVT-S(JF021E)」に搭載されている。生産は、ユニプレス富士工場だ。
「ダンパープレート」は、高強度・高耐摩耗性・高精度が求められる部品であり、従来は熱間圧延鋼板に浸炭窒化処理を施し品質を確保している。さらなるコスト低減・生産性向上・品質向上を目指し、安価なガス軟窒化処理で浸炭窒化処理と同等以上の品質を確保する部品の実現にむけ、日本製鉄とユニプレスが共同で開発に取り組んだ。
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今回、日本製鉄が開発したガス軟窒化鋼板は、鋼板中の化学成分を最適化することにより、ガス軟窒化処理で浸炭窒化処理を行なった熱延鋼板と同等以上の表面硬度と疲労強度を確保することができた。低温で熱処理を行なうガス軟窒化処理は、マルテンサイト変態が起こらないため、熱処理歪が小さくなる。このため本鋼板とユニプレス独自の精密プレス技術および熱処理技術と組み合わせることにより、ユニプレスでの生産性向上、および品質向上が可能となり、ガス軟窒化鋼板を用いたダンパープレートの開発に成功した。
その結果、日本製鉄が開発した「ガス軟窒化鋼板」とユニプレス独自の精密プレス技術および熱処理技術の組み合わせにより「ガス軟窒化鋼板を用いたダンパープレート」の開発に成功。これにより、「Jatco CVT-S(JF021E)」の軽量化に貢献した。
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