■1つのバルブで2種類の色を発光できる「バイカラーLEDフォグランプ」
クルマのヘッドランプの補助的な役割を果たす「フォグランプ」は、正式には「前部霧灯」と呼ばれる補助照明灯です。ヘッドランプは走行用前照灯(ハイビーム)・すれ違い用前照灯(ロービーム)に分けられており、40メートルから100メートル先を照らすように作られていますが、フォグランプは車両前方を照射角の広いレンズによって照らすように作られています。
なにが凄い? トヨタ新型「RAV4」には世界初の技術を採用!
フォグランプの色は、道路運送車両法によって白色または淡黄色と定められています。今までフォグランプの色はバルブを交換することでしか変えることができませんでしたが、灯火類にLEDが広く使われるようになった最近では、1つのバルブで2種類の色を発光できるようになりました。その技術を使って開発されたものが「バイカラーLEDフォグランプ」です。
以前まではアフターパーツメーカー製しかなかった「バイカラーLEDフォグランプ」ですが、2018年12月にマイナーチェンジした「プリウス」にトヨタ車として初めて正式採用され、続けて2019年4月10日に発売された新型「RAV4」にも採用されました。
バイカラーLEDフォグランプは、その名の通り「2色のLEDフォグランプ」のことで、アフターパーツでは「デュアルカラーLEDフォグバルブ」と呼ばれることもあります。LEDはHIDやハロゲンフィラメントよりも発光体の大きさを極めて小型化することが可能なので、1つのバルブに異なる色のLEDチップを配置することができるのです。
トヨタが採用しているバイカラーLEDフォグランプ(切り替え式)は、保安基準第33条に適合したホワイト(5600ケルビン)とイエロー(2800ケルビン)の2パターンの発光色を実現したLEDフォグランプの名称です。フォグランプ本体に触ることなく、車内のフォグランプスイッチの切り替えによって簡単に色を切り替えることが可能です。
天気の良い夜間には、明るくてファッショナブルなホワイト光でヘッドライトの明るさを補助し、雨や雪、霧など天候の悪い日には鮮やかなイエローでコントラストの強い視界を実現。
レンズ本体にもクリアレンズを採用しており、消灯時でもすっきりとした見栄えを実現し、色を切り替えた時でも光軸のずれが発生することはありません。また、純正装着の丸型フォグランプに比べ、明るさと被視認性が向上しています。
トヨタでは、マイナーチェンジしたプリウス以降に発売するクルマには「バイカラーLEDフォグランプ」を順次展開するとしており、今後もさまざまな車種に「バイカラーLEDフォグランプ」が採用されることが想定されます。
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