■デイズに「ハイウェイスター」、eKに「クロス」あり
日産と三菱が共同開発する(厳密には共同出資している「NMKV」が開発する)日産デイズと三菱eKワゴンの新型が、3月14日(木)に水島工場にてラインオフ式を実施。そこで突如、両車が世界初披露された。
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日産デイズおよび三菱eKはヒンジ型ドアを持つハイルーフワゴンで、カテゴリーとしてはスズキワゴンR、ダイハツムーヴ、ホンダN-WGNがライバルとなる。
2013年6月以来、約6年ぶりのフルモデルチェンジとなり、開発・購買は日産が、生産は三菱が担当する(日産は、型式認定変更をともなうまっさらな新型車発表は実に1年半ぶりとなる)。
細かいスペックは3月28日に予定されている正式発表日を待つことになるが、かなり衝撃の内容。まずエンジンの基本設計はルノーが担当(!?)しているとのこと(新型のエンジン型式は「BR06」で、エンジンヘッドはルノーがインドで生産する800ccの3気筒エンジン「BR08」をダウンサイズしたものと考えられる。ルノーが基本設計を担当したとはいえ、部品はすべて日本で調達し、開発は愛知機械工業、製造は水島工場が担当するそう)。
また軽自動車初の先進運転支援システムを採用(日産デイズは「Pro PILOT」、三菱eKは「MI-PILOT(マイパイロット)」という名称で、0-25km/hの渋滞時でもICCが機能し、停止、再発進する。また白線を認識してレーン中央部を走行する)。
さらに踏み間違え衝突防止アシスト(後退もフォロー)も装備し、またサイド/カーテンエアバッグは全グレード標準装備。
パワートレーンは新開発のマイルドハイブリッドシステムと新開発CVTが組み合わされる。
さらに注目なのはそれぞれの派生車。
日産デイズには「ハイウェイスター」が、三菱eKには「eK クロス」という派生仕様がラインアップされ、これがどちらもかなり売れそう。都会的な外装のデイズハイウェイスターとSUVテイストを盛り込んだeKクロスは、それぞれのノーマル仕様よりも販売台数を上回る見込み。
すでに日産、三菱の全国販売店では予約受注が開始されており、ディーラーに行けばさらなる詳細が分かるはず。
当編集部でもさらなる情報が入り次第、お知らせします。
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