軽自動車で初めてハンズフリー通話システムを採用したモデルも
軽自動車が普通車よりも明らかに劣っていたのは昔の話で、今や軽自動車ながらコンパクトカーをしのぐ装備を誇るクルマも少なくない。そのため、あえて軽自動車を選びダウンサイジングを計るユーザーも多く存在するほどだ。そんな軽自動車のなかには登場するタイミングさえよければもっと売れたかも……と思えるモデルも存在する。今回はそんな消えた名軽自動車を再発掘してみたい。
バカ売れN-BOXさえいなければ……魅力十分でも主役になりそこなった軽自動車5選
1)ダイハツ・ソニカ
2005年の東京モーターショーで登場した「SKツアラー」をベースに2006年に誕生したのがダイハツ・ソニカ。すでにスズキ・ワゴンRやダイハツ・ムーヴといった背の高い軽自動車が人気だった時代に、あえて全高の低いスペシャリティ軽カーとしてリリースされた。
世界初の「インプットリダクション方式3軸ギヤトレーン構造」を採用したCVTとターボエンジン、そして軽自動車としては長いホイールベースを持ち、長距離移動も視野に入れたモデルとなっており、フロントシートはかなりタップリとしたサイズのものを採用。一見するとベンチシートにも見えるが、大型のセパレートシートを装着した結果、隣のシートとつながってしまったというのが正解だ。
2)スズキ・セルボ
1998年に一旦途絶えたセルボという名前を8年ぶりに復活させて2006年に登場した4代目セルボ。こちらも従来のセルボと同様にアルトをベースに、よりパーソナルでスペシャリティなモデルへと仕立て直した車種であった。
Bluetooth対応ハンズフリー通話システムを上級グレードに軽自動車としては日本で初めて純正採用し、モデル途中では直噴ターボエンジンに7速CVTを組み合わせ、動力性能と燃費性能を兼ね備えた「SR」グレードを追加するなど、スズキ肝いりの1台だった。
ブーム到来よりもはるか以前に誕生していた軽SUVも存在!
3)ホンダZ
今でこそSUVブームでさまざまなクルマが登場しているが、それよりもはるか以前の1998年に突如ホンダがリリースした軽SUVがZだった。名前こそ70年代に存在したスペシャリティクーペの名前を引き継いでいるが、その面影はまったくなかった。
特筆すべきは「UM-4」(Under floor Midship 4WD)と名付けられたエンジンの搭載方法だ。その名のとおり床下に収められたエンジンはなんと縦置きで、その前方にミッションを配しビスカスカップリングセンターデフを介して4輪を駆動させていた。そのため前後重量配分は50:50を実現していたのである。
4)スバルR1
「NEWてんとう虫」というキャッチコピーで2005年に登場したR1は、軽自動車枠いっぱいのサイズをあえて取らず、車検証上は4人乗りながら実質2+2のパーソナルクーペとしてリリースされた。エンジンはすべてのグレードで4気筒のものを採用し、足まわりも4輪独立サスペンションという凝ったものだった。
内装もオーディオをインパネと一体とするデザインを採用したり、シート表皮がレザーとアルカンターラのコンビとなる「レザー&アルカンターラセレクション」を設定したりと、高級さというのはボディサイズの大小にはとらわれないものとばかりに気を吐いたモデルであった。
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