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業界ニュース 2019.3.6

「ゴーン=悪」の論調にメス! 保釈から考える日本の闇と日産の打撃

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 日産内部の人間を訴える可能性も

 ゴーンさんが保釈である。今後、どういった展開になっていくだろうか? 逮捕以後、出てくる情報はすべて検察や日産サイドからの「ゴーンさんを悪者に仕立てる」リークだった。本来なら「裁判に関係するので一切コメントできない」という原則に関係なく検察関係者が漏らす。日産も限られた記者に声を掛けて「レク」と呼ばれる情報を流す。

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 こういった情報を積み上げ、ずっとゴーンさんを悪者に仕立ててきたワケ。当然ながらゴーンさんも保釈となったため逮捕以後の状況をすべてチェックすることだろう。ゴーンさんの性格からすれば、まずすべての報道を自ら吟味するに違いない(すでにデータを集めさせているとようだ)。その上でゴーンさんが目指すのは「名誉の回復」です。

 反論出来ない状態にある拘置所内の人をディスるのは、便所の個室に座ってる人に水掛けるとの同じ卑怯な行為だ。そもそも司法取引があったと言われているものの、ゴーンさんとケリーさんだけ極悪人に仕立てるという流れに無理があると考える。ゴーンさんは自らの正当性を証明するためにも、必ず日産の誰かを訴えるに違いない。

 ここにきて報道も酷過ぎる。ゴーンさんの悪事を紹介するなかに「プライベートジェットで移動」などと出てくるけれど、年間1千万台クルマを売るグループのTOPがプライベートジェット使うことなど当たり前。アメリカなんか大きくない規模のレストランチェーンオーナーだってプライベートジェットで移動してます。

 日産は問題のある人物を切るべき

 当然の如く日産だって無事じゃ済まないと思う。今後は日産側のイヤな話もたくさん出てくる一方、ゴーンさんの業績を認めていく動きも活発化することだろう。私のような頭の悪い人間すら、ゴーン陣営にいたらメディアを利用していろんな記事を書いて貰うことだろう。上手にメディアを動かす方法なんかいっくらでもある。

 さて。「楽しさの象徴である自動車を販売する企業」にとって何より避けたいのはイメージダウンだ。間もなく「久し振りのヒット車になりそう」とウワサされている新型デイズが発売されるけれど、悪いニュースと重なったら残念。ゴーン時代に日産をダメにした動きをしたような人材は、早い時点でお引き取り願うべきだと考えます。

 おそらく日産内部もゴーン陣営に訴えられそうな人物を掴んでいることだろう。そういった人が間もなく開催される株主総会で取締役になったり、その前後の人事で重要ポストにいるようだと、今後必ず起きるゴーンさんとの泥仕合で足を引っ張られる。日産にとって大きなマイナスだ。とにかく問題ある人はゴーンさんと共に去るべき。

 それにしてもゴーンさんが取った弁護士の変更は良い判断だった。特捜部上がり(ヤメ検などと呼ばれる)の弁護士から、弁護士のプロに変更した途端、保釈になりましたから。ヤメ検の皆さんは「監視カメラが効いた」と口を揃えるけれど、そんなことにも気付かない人達なのか、と思った次第。ヤメ検はやはり検察の仲間だと実感した。

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(WEB CARTOP 国沢光宏)

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