ボルボ・カー・ジャパンが2019年に導入を予定している「S60」は、2018年秋から日本でも販売されているステーションワゴン「V60」のセダン版だ。報道陣に公開された実車(海外仕様)をみると、スポーティなルックスと居心地のよさそうな内装が特徴的だ。
S60は「メルセデス・ベンツ『Cクラス』、BMW『3シリーズ』、アウディ『A4』など競合が揃う輸入セダン市場に”もうひとつの選択”として投入する予定」と、ボルボ・カー・ジャパンの広報担当者が話す。
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全長4761mm、全幅1850mm、全高1431mmのボディは、Cクラス(全長4690mm)や新型3シリーズ(4645mm)より少し大きめだ。
デザインの特徴は、スポーティさだ。伝統的にドライバーズカーの条件といわれる4ライト(リアクオーターパネルにウィンドウをもたないスタイル)が採用されている。
さらに、寝かされたリアウィンドウによるクーペのような雰囲気は、従来からボルボが得意とするスタイリング手法だ。くわえて、車体側面のいわゆるショルダーが強く膨らんでおり、前後フェンダーの張り出しが強調されている。
「昨今のセダン市場はスポーティなモデルがより好まれる」と、新型3シリーズ導入時にBMWが話していたように、新型S60もトレンドを感じさせる。
報道陣向けに展示されたのは、S60のなかでもとりわけスポーティなグレードの「T8 ポールスター エンジニアード」だった。
ベースモデルのT8は、「ツインエンジン」と呼ぶPHV(プラグ・イン・ハイブリッド)だ。展示車は、EVやスポーティモデルを手がける「ポールスター」がチューニングを施した。ベースモデルに対し、システム総出力は405psから415psへ、最大トルクは640Nmから670Nmまで増強されている。
グリルまで真っ黒に塗装された展示車の足もとは、ブレンボのブレーキキャリパーが目立つ。インテリアもポールスター エンジニアードの象徴であるゴールドのシートベルトが目をひく。さらにオーリンズのダンパーや、調節式のストラットタワーバーなど、特別な装備も多い。
もちろん、より快適志向の強いグレードも存在するが、日本でのラインナップ構成は未定という。「個性あるプロダクトなので、日本のセダン市場にあって、ドイツ車のみならず日本車の潜在的ユーザーもとりこんでいきたい」と広報担当者は話す。また、「価格も充分魅力的な設定にしたい」とのことだ。
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