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業界ニュース 2019.2.6

【試乗】メルセデス・ベンツ Aクラスは、Cセグメントの新たなベンチマークになる!?

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2018年12月には3000台以上を販売するなど、昨秋の発表から注目を集め続けているメルセデス・ベンツの新型Aクラス。ようやくステアリングを握る機会を得た。

Sクラスに迫る、充実した装備と高められた質感
初代~2代目はモノスペース風のトールワゴン。3代目でクーペ風のスポーツハッチに一新。そして新型の4代目も先代のイメージを引き継いではいるが、よく見るとディテールはかなり異なる。

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車高はほとんど変わらないものの、全長は少し長くなり、全幅もわずかに広がった。フロントマスクはCLSにも似た精悍な顔つきになり、デザインの大きく変わったコンビネーションランプにより、リアビューは今までのメルセデス車とは少し違う…という印象も受ける。まあ、デザインに良い悪いはなく、好き嫌いで決まるもの。個人的には好きなスタイルだ。

ドアを開けてコクピットに着くと「えっ、コレでAクラス!?」と思わせるほどインテリアはクオリティアップしている。試乗車のA180スタイルでは、10.25インチのワイドディスプレイが2面つながったインパネとなる。

右側のメーターはモニターの画像だから、カーナビの地図やインフォメーションディスプレイなど、さまざまな表示が可能だ。

左側はタッチスクリーンで、少し使いにくかったコントローラー式のコマンドシステムではなくなり、ステアリングのスイッチでも簡単に操作できる。

そして、今回のウリである対話型インフォテインメントシステムの「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」も評判どおりの優れモノ。

イグニッションをONにしてあればシステムは常にスタンバイしており、「ハイ! メルセデス」のキーワードで話しかければ「どうぞお話しください」と応えてくる。

「少し寒い」といえばエアコンの温度設定を挙げてくれるし、「FM○○をかけて」と言えばラジオをONにして周波数をセットする。たまに局名が違ったりするけれど、まあ許しておこう。

「トイレに行きたい!」と言えば近くの公衆トイレのリストを提示してルート設定もしてくれるし、音声認識能力はかなり高い。これは思った以上に使えるアイテムだ。

日本仕様のパワーユニットは、今のところルノーと共同開発した1.33Lターボのみ。先代の1.6Lターボからさらにダウンサイズされたが、パワー的に不満はない。

今回は市街地や高速など、さまざまなシチュエーションで試乗したが、普通に使うなら必要十分なパワーだ。

ドライブモードをECOにすると発進時や追い越し加速時に少々タルさを感じるが、デフォルトのコンフォートなら問題なし。

スポーツにすると、けっこう上の回転数までギアをホールドして、元気良く走る。サウンドも元気になるので、夜間の市街地などでは控えてほうがいいかもしれない…。

Cd値の低減、遮音性の向上、そしてNVH性能に優れたボディのおかげで乗り心地は良く、高速でも静粛性は高い。7速80km/hのエンジン回転数は、約1500rpm。

安全運転支援システムのインテリジェントドライブは、オプションながらSクラスと同等のものが用意され、高速道路では自動車線変更も可能だ。その精度は高く、過信していけないが、よりオートパイロット的なドライブが楽しめる。

市街地の不整路面では少し突き上げを感じることもある。標準の205/60R15タイヤよりもAMGラインの225/45R18の方が顕著だが、どちらも不快なレベルではない。

ハンドリングは軽快だ。ステアリングのグリップは、女性ユーザーには少し太めかもしれない。
ハードな走りはしていないけれど、過敏すぎないステアリングレスポンスは、いかにもメルセデス。このクラスのFF車としては、けっこう小回り性も良い。

またDCTの制御も改善されたようで、駐車時などでDからR(逆も)に入れるときなど、シフトの反応が良くなっている。

室内スペースは特に後席の居住性が向上し、各ピラーのスリム化で全方位の視界も向上。ラゲッジスペースは容積だけでなく開口部も広がって使い勝手は高くなった。

前述のような安全&快適装備も充実し、先代のAクラスも悪いクルマではなかったが、それでも多少あったネガをつぶして、より良いクルマに仕上げてきたという感じだ。

この進化は、VWゴルフ、アウディA3、ボルボV40といったライバルに大きな影響を与えるだろう。
ベース価格を下げるためにレーダーセーフティパッケージ(24万5000円)やナビゲーションパッケージ(18万4000円)はオプション。これらを装着すると、価格はライバルよりかなり高めになる。

それでも、MBUXやインテリジェントドライブによって近未来的なクルマとなり、しかも安全&快適性に関してはトップレベル。
何よりもメルセデスに乗っているという安心感と所有する喜びは今なお強く、その思いはSクラスからAクラスまで変わらない。

スタイリングが気に入って予算が許すなら、新型Aクラスは良いチョイスといえるだろう。(文:篠原政明/写真:井上雅行)

メルセデス・ベンツ A180スタイル 主要諸元
●全長×全幅×全高:4420×1800×1420mm
●ホイールベース:2730mm
●重量:1360kg
●パワーユニット:直4 DOHCターボ
●排気量:1331cc
●最高出力:136ps/5500rpm
●最大トルク:200Nm/1460-4000rpm
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:横置きFF
●価格:369万円(税込み)

[ アルバム : メルセデス・ベンツ A180スタイル はオリジナルサイトでご覧ください ]

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(Webモーターマガジン しのP(Webモーターマガジン編集部))

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みんなのコメント

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  • vir*****|2019/02/06 19:37

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    全く欠点がない。
    日本メーカーはこんな素晴らしい車作れないね。
  • hir*****|2019/02/06 19:52

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    現状日本では、廉価グレードにオプション付けたA180のみだけど
    本国でメインの、A200やA250はいつ頃輸入するんですかね?

    小出しは勘弁。
  • oku*****|2019/02/06 20:50

    違反報告

    スペックは詳細を知らないけど、見た感じタイヤは17か18インチありそうだね。
    最近のクルマ、タイヤデカ過ぎ。タイヤ交換時に10万超えてしまうよ。
    乗用車でレースやる訳じゃないんだから15インチもあれば充分でしょ。

    タイヤ大径化し過ぎで、交換時に国産タイヤやめて、ネクソンだのカンナンだの謎のタイヤユーザーが増えている。純正タイヤの大径化は国産タイヤメーカーの首を絞めていると思うよ。

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