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業界ニュース 2019.2.3

ホンダ 新型「インサイト」想定外の脱オッサン化!? セダンでも20代にもウケてる理由

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■新型「インサイト」は日本仕様の方がカッコイイ!?

 先代「インサイト」の販売終了から4年、3代目にフルモデルチェンジしたホンダ新型「インサイト」は、ミドルサイズセダンのハイブリッド専用車として復活しました。

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 新型「インサイト」の外観は、ワイド&ローで迫力を表現。フロントグリルに刀のような美しい金属の質感を表現したクロームメッキのバーが装着されるとともに、セダンでありながら流麗なクーペスタイルとすることで、存在感と品格が共存したデザインになりました。

 なお、フロントグリルのメッキバーは日本専用で、北米仕様のデザインよりヤンチャさが増しています。北米ユーザーからは「日本仕様の方がカッコイイ。北米でも販売してほしい」という声があがっているそうです。

 インテリアは、シンプルかつ上質な印象で、リアルステッチを施した張りのあるソフトパッドは、ズレやシワが入らないよう、丁寧な手仕事で仕立てられているのが特徴です。

 8インチの大型液晶モニターや5.5インチの大型のスマートフォンを置くことができるトレイ、USBジャックなどをセンターに配置するとともに、スイッチでシフトを操作するエレクトリックギアセレクターを採用し、操作性と機能性を追求したデザインとしています。

■ゴルフバッグ4つ載せられる広いトランクルーム

 実際に新型「インサイト」に触れてみて、驚いたのはトランクルームの広さです。先代モデルでは、ハイブリッド車に不可欠なバッテリーと制御装置が一体になったIPU(インテリジェントパワーユニット)を荷室フロアの下に配置していましたが、新型「インサイト」ではIPUユニットを小型化し、さらに後席下に搭載することで、ガソリン車並みのトランク積載量を実現し、ゴルフバックは4つ載せられるようになりました。

 パワートレインは、2013年にアコードハイブリッドに初搭載された2モーターハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッドi-MMD」をさらに進化させ、クラリティPHEVに搭載されたエンジンを新型「インサイト」用に専用設計し、1.5リッターi-VTECエンジンと組合せました。

 モーター駆動を基本としながら、バッテリーからの電気でモーターのみで走行する「EVドライブモード」、エンジンで発電した電気でモーターを駆動する「ハイブリッドドライブモード」、高速クルーズ時にエンジンと車輪を直結して走る「エンジンドライブモード」の3つの走行モードを自動で切り替え、効率的な走行を可能にしました。その結果、JC08モード燃費は34.2km/L(WLTCモード:28.4km/L)という優れた燃費性能を達成しています。

 実際に試乗してみると、ハイブリッドならではのスムーズで力強い加速性能と静粛性の高さに驚かされました。また、全幅1820mmとやや大柄ではあるものの、それほど大きさを感じさせない取り回し性で、街乗りでも決して扱いづらいということはありませんでした。

■“いいクルマ”で終わらせないように

 新型「インサイト」の開発を担当した本田誠治氏にお話を伺うと、「燃費だけを追求するならいくらでもできるけど、走りやデザインなど、燃費以外の部分を疎かにするのは意味がないと考えて新型「インサイト」を開発しました。

 新型『インサイト』は、苦労して作った甲斐があって”いいクルマ”に仕上がったし、乗った人からもお褒めの言葉をいただいています。

 ただ、いいクルマ過ぎて少しインパクトに欠けるのが痛いところ。ハイブリッドシステムの『i-MMD』というのも、ユーザーには伝わりにくいのではないかと思います。日産の『e-POWER』のように直感的にイメージできるキーワードがあればいいのですが、“いい人”ならぬ“いいクルマ”で終わらないように、新型『インサイト』の良さをしっかりと訴求していかなければならないと思っています」と語ってくれました。

 現在ホンダの売れ筋モデルは、「N-BOX」をはじめとする軽自動車や、「フィット」「フリード」などのコンパクトな乗用車が中心となっています。そんななかホンダのセダンのラインナップは、「レジェンド」「クラリティPHEV」「アコードハイブリッド」「シビックハイブリッド」「グレイス」と豊富な車種を揃え、さらに新型「インサイト」が追加されました。しかし日本市場ではセダンが不人気といわれている現状で、新型「インサイト」も厳しい戦いを強いられるといわざるを得ません。

 そんなセダンに対する逆風が吹いている日本市場において、新型「インサイト」は、発売から約1か月間で約2500台を販売したといいます。月間目標を1000台に設定していたので、目標の2.5倍を達成しました。

 当初のメインターゲットは子離れ世代を想定していましたが、実際には、20代から40代からの若い世代の購入者が全体の4分の1を占めており、しかも30代よりも20代が購入者が多いと最近のセダンカテゴリーとしては珍しい事態となっています。

 セダンはオジサンが乗るものというイメージが強いようですが、ハイブリッド車の先進性を持ちながら、クーペ風のスポーティなデザインなどが新型「インサイト」では、軽自動車やミニバン、SUVに慣れ親しんでいる若者には逆に新鮮に映って受け入れられたようです。

 2018年11月のロサンゼルスオートショーで世界初公開されたマツダ新型「マツダ3(日本名:アクセラ)」の登場も控える中、新型「インサイト」や「マツダ3」がセダンの新たなトレンドをリードして人気復活の火付け役となれるのか、注目が集まります。

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(くるまのニュース くるまのニュース編集部)

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みんなのコメント

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  • mas*****|2019/02/03 19:26

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    20代の比率が多い事は良いですね!確かにクーペ似のデザインはカッコいい。私は30歳ですが、欲しいなと思う1台です。
  • aoz*****|2019/02/03 19:16

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    購入者全体の4分の1が20代~40代と言うことは、4分の3が50代以上と言うことなのだから、“脱オッサン”どころか、十分にオッサン車でしょ。それどころか、“ジイサン車”だと言ったほうが説得力があるのでは?20代の人にウケているということでは決してないように思います。ホンダ車びいきも結構ですが、インサイトよりもカムリやアテンザを好む20代の方がきっと多いと思いますよ。
  • djk*****|2019/02/03 19:31

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    かつてホンダ党でした。

    冒険心、野心、などチャレンジャーな意気込みは
    むしろスズキへと流れ
    端整なエレガントさは、マツダへと受け継がれ
    クルマ好きのメーカーには感じられなくなって
    しまった感があります。10年近く前は攻めてる
    なと、ヒシヒシ感じてました。マツダ3のアメリカ
    試乗ビデオを見てる時、2回くらい現行シビックが
    横を通り過ぎましたが、明らかに3の方が素敵に
    映りました、個人的に。再びクルマ好きのメーカーに
    たち帰れるか?でも、国内はマーケット小さいので
    致し方無いのでましょうか(笑)

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