■2018年に登場後、話題となったクルマ達
色々な意味で自動車業界は激動の1年だった2018年が終わりました。日本の新車市場においては、話題のモデルが次々とデビューするなど、新型車ラッシュという良い面もありつつ、自動車メーカーの「検査不正」や日産の「ゴーン氏」逮捕など激動の1年でした。
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そんななか、2018年にお披露目されつつも納期遅れや年明け発売・発表で、スッキリしないけれども注目されたクルマを5台紹介します。
【スズキ・ジムニー/ジムニーシエラ】
スズキの「ジムニー/ジムニーシエラ」は、2018年7月5日に20年ぶりにフルモデルチェンジを果たしました。初代「ジムニー」が、1970年に軽自動車唯一の4WDオフローダーとして誕生。それから、2代目(1981年~)、3代目(1998年~)と半世紀にわたり進化を遂げているモデルです。
現行モデルは、4代目となりフレームやデザインを刷新し、世界に認められる「コンパクト4×4」をコンセプトに開発されました。
発売開始時点では、すでに『半年待ちの納期』という人気ぶりで、納期が長引く理由について「すでに1年間分の国内販売目標を超える台数が受注されているからです。とくに小型車のジムニーシエラは、軽自動車のジムニーに比べて納期が長くなります」(スズキ販売店)と説明していました。
スズキは2019年1月以降から、「ジムニー/ジムニーシエラ」の生産体制を1.5倍に増やすと明言していることから、以前よりは納期が短くなることが予想されます。
【三菱・デリカD:5】
2018年で誕生50周年を迎えた三菱の「デリカ」。現行型の「デリカD:5」は2006年に登場し、12年目を迎えるロングライフモデルです。
以前から“そろそろフルモデルチェンジの新型が出るのではないか?”と噂されていた「デリカD:5」ですが、大幅なマイナーチェンジを実施し、2018年11月21日から予約受注を開始すると発表しました。 マイナーチェンジといっても、フルモデルチェンジ並にデザインを変えたことで、話題となりました。とくに注目されたのがトヨタの「アルファード/ヴェルファイア」のようなオラオラ顔のフェィスデザインに変更されたことです。
正式発表後、三菱の公式SNSや各メディアのコメント欄は大荒となり、デザインについて賛否両論な意見が多発するまでに発展しました。現在では、外観も見慣れたユーザーも増え従来モデルより大幅に進化した悪路走破性などに対して好評の声も出ています。
【マツダ・マツダ3(日本名:アクセラ)】
マツダの新世代モデル第一弾として発表された新型「マツダ3(日本名:アクセラ)」は、2018年11月に開催された「ロサンゼルスモーターショー2018」で世界初披露されました。
日本では「アクセラ」として販売されている「マツダ3」は、マツダの年間販売台数の約1/4にあたる40万台ほどを担う重要なモデルで、ボディタイプは従来通り、3ドアハッチバックと5ドアセダンの2種類展開です。
エンジンは、量産車世界初採用として注目の火花点火制御圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブ-X」が搭載されます。
マツダの代表取締役社長兼CEO 丸本明氏は「お披露目した新型『マツダ3』から マツダの新世代商品が始まります。クルマを所有する価値を飛躍的に高めたこの新世代商品を通じ、ブランド価値をさらに引き上げていくことで、世界中のお客様と強い絆で結ばれたブランドを目指してまいります」と述べています。
■2018-2019では、トヨタが新型車ラッシュ
【トヨタ・RAV4】
トヨタは、2018年11月21日に新型「RAV4」の特設サイトを公開。日本国内では、2016年以来約3年ぶりの復活となる新型「RAV4」を2019年春から「カローラ店」「ネッツ店」の両販売店にて取り扱い、これによりトヨタのSUVラインナップは、コンパクトからフルサイズまで網羅することになります。
新型「RAV4」のデザインは、SUVらしい「力強さ」や「洗練さ」を融合したスタイリングを表現し、真の「SUVらしさ」を追求した都会にもマッチする洗練されたモデルとなっています。
ネッツ店の販売スタッフは、「現時点では、ティザーサイトの情報しかありません。しかし、お客様から受注開始などに関する問合せを多く頂いています。新型RAV4は、従来のイメージから異なるデザインなので、販売する立場としても期待している1台です」とコメントしています。
【トヨタ・スープラ】
2018年3月に開催された「ジュネーブ・モーターショー2018」で世界初公開されたトヨタの新型「スープラ」。このときは、レース仕様の「GRスープラ レーシング コンセプト」でしたが、同年7月にアメリカでNASCAR仕様、イギリスの「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」ではカモフラージュされた市販プロトタイプ車を初披露しました。
日本国内では、同年12月にメディア向け試乗会が行われ、カモフラージュ仕様ながらスープラ伝統の3リッター・FRを体感し、各メディアで試乗記が掲載されています。
新型「スープラ」の開発あたって、「同社の『86』開発時と考え方は変わっていないのですが、馬力やサーキットのタイムといった数値を追い求めるのではなく、いかにドライバーがクルマと一体になって運転する愉しさを感じされるかを重要視して開発してきました」(GR開発統括部)と説明。
トヨタは、2019年1月14日から米国で開催される「デトロイト・モーターショー2019」にて、完全なる市販車モデルをお披露目するとアナウンスしています。
※ ※ ※
そのほかにも、トヨタ「プリウス」が2018年12月にマイナーチェンジ、歌舞伎顔から優しげなフェィスデザインに変更されるなど多くの注目車種が登場しました。
これらのモデルは、2019年にユーザーの手元に届くとされています。また、新たなモデルの登場も期待せずにいられません。2019年10月には2年に一度のクルマの祭典、東京モーターショーも控えています。ここでは世界に向け、日本車のすばらしさや先進技術が披露されると予想されます。
さらに2020年のオリンピックイヤーに向け、電気自動車(EV車)や自動運転車など、さまざまな先進技術を搭載するクルマも増えていく予想され、これからの新たなクルマ業界の動きに注目です。 【了】
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