現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新スープラGTマシンの鍵&ホンダS660にインテRエンジンの搭載!? オートサロン深堀りチェック

ここから本文です

新スープラGTマシンの鍵&ホンダS660にインテRエンジンの搭載!? オートサロン深堀りチェック

掲載 更新
新スープラGTマシンの鍵&ホンダS660にインテRエンジンの搭載!? オートサロン深堀りチェック

 2019年1月13日まで開催される東京オートサロン。数多くのチューニングカーやレーシングカーが展示されており、既報のとおりサプライズ展示も多くあった。

 そんななかホンダのブースの前になんだか見覚えのある人が。彼の名はレーシングドライバー道上龍。かつてホンダNSXでGT500を戦い、現在はGT300にNSX GT3参戦中のドライバーだ。

【最後の花道!!】マークX最強グレード「GRMN」限定350台発売

 そんな道上選手と会場をぐるぐる巡ってもらうことに。どうやら気になるクルマがあるというがそれはいったい……!?

文/写真:ベストカーWeb編集部

■スープラ復活は歓迎やけどGT300には来んといて!!

 ホンダで戦ってきた道上龍選手。かつてスーパーGTではNSXでチャンピオンを獲るなど、まさにホンダと共に戦ってきたイメージも強い。 

 そんな道上選手を2019年1月13日まで幕張メッセ(千葉県)で開催される東京オートサロン会場で発見。ちょっと時間をもらい会場を一緒に散策してもらうことに。

 まず向かうはトヨタGAZOOレーシング(東ホール)。そこにあったのは「スープラ スーパーGTコンセプト」。

「ボディちっさいなー!! これ、エアロもモノコックも見る限りGT500でしょ? このコンパクトさはなかなか衝撃的かもしれない」。

 そう、このコンセプトは2020年からスーパーGT GT500に参戦するクルマのコンセプトだ。

「僕はいまGT300ですけどね、やっぱりかつては500でスープラと戦っていましたから。スープラがGTに帰ってくるのはほんま嬉しい。それにしてもこのフェンダー見てっ!! 目立つなぁ」

 さっそく分析をする道上選手。元々コンパクトなスープラだけにフェンダーでここまでトレッドを広げるとかなり刺激的だ。

「ルーフの窪みも相当これは計算されてる。最近のGT500マシンは比較的丸みがあるというか、スッと平らな屋根が多いんだけどこのクルマは相当えぐっているでしょ。これは凄いでぇ。

スープラという名前を復活させるには、トヨタは最初からガツンと速いクルマ作らないといけないからね。かなり気合入って作っているような気がするなぁ」。

 とはいえまだまだリアの空力などは進化の余地もあるようで。

「リアのディフューザーなんかは結構おとなしい。もちろんこれから進化させていくのだろうけど、ここからどこまで変わるんかなぁ。

ショートホイールベースやから岡山とかオートポリスでは速さが際立ちそうだね。まっ、スープラのGT復帰は嬉しいけどGT300には来んといてほしいわ(笑)」。

 ということでスープラは道上選手的には期待大とのこと。GT500のNSX勢もかつての名勝負を繰り広げたように迎え撃ってくれるはずだ。

■S660にインテRの1.8Lエンジン搭載ってマジ!?

 お次はホンダアクセス(北ホール)のブースに。S660 「ネオクラシックコンセプト」を2018年市販化にこぎつけるなど、精力的なコンセプトモデル作りでも有名だ。

 2019年はS660ネオクラシックレーサーを展示。ぱっと見でかなりのやる気を感じさせる。

「えっ、これリアタイヤ255だよ!? 軽のエンジンだとパワー食われちゃうよね。かっこいいんだけど、グリップが高すぎて壊れちゃわない?」

 たしかにリアタイヤはかなり太く255/40/17。そこそこのチューニングカーも履けるタイヤサイズだ。これを660ccで使い切るのは至難の業。すると展示車の後ろに木箱を発見。

「あれっ、ここにB18Cがあるやん。インテRのエンジンだよね? あー、このエンジンを積みたいなってこと? なんも説明も書いていないけど(笑)」

 スタッフに確認すると「積めたらいいなぁ」という段階とのこと(お客さんの反響次第で予算がもらえるなんて関係者もいたが真相はいかに!?)。

「個人的には2LのK20を積んじゃえばいいと思うねんけど。ロケットみたいに走りそうでほんまこれは楽しそうなクルマやわ」とノリノリの道上選手。

 内装もクラシカルで、ステアリングは細すぎるとツッコミは入ったがロールケージなどの完成度は高く、全体的な評価はかなり高め。

「もちろんすぐ売るって話じゃないんだろうけど、ここまで作りこんだんならネオクラシックみたいに売ってほしいよね。俺も普通に乗りたいもん!!」

 社内有志が「好きだから作ってみただけ」というネオクラシックレーサー。その完成度はフェンダーのリベット止めの表現など、非常に強いこだわりを感じる。

 レーシングドライバーも思わず唸るその完成度。「S660にもっとパワーを」、なんていうオーナーは数知れず。これ、市販しませんか?

こんな記事も読まれています

「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
「市販します」トヨタのEV“bZ”シリーズ新型2車種 Z世代向け&ファミリー向け スタイルはっきり分ける
乗りものニュース
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
三菱「新型“精悍”コンパクトSUV」発表! 斬新マスクがカッコイイ! 新型「ASX」マイチェン版 欧州で発売へ
くるまのニュース
セゾン自動車火災保険、商号を「SOMPOダイレクト」に変更
セゾン自動車火災保険、商号を「SOMPOダイレクト」に変更
レスポンス
フィアット「500」の謎の振動がやっと解消! 飛び散るオイル問題は果たして解決されたのか…!?【週刊チンクエチェントVol.35】
フィアット「500」の謎の振動がやっと解消! 飛び散るオイル問題は果たして解決されたのか…!?【週刊チンクエチェントVol.35】
Auto Messe Web
厳選値引き実例 X氏の値引き特報
厳選値引き実例 X氏の値引き特報
グーネット
33歳、フェラーリを買う──Vol.17 オープン最高! でも……
33歳、フェラーリを買う──Vol.17 オープン最高! でも……
GQ JAPAN
タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
レスポンス
これぞ徹底的に遊べる軽!──新型ホンダN-VAN FUN STYLE+ NATURE試乗記
これぞ徹底的に遊べる軽!──新型ホンダN-VAN FUN STYLE+ NATURE試乗記
GQ JAPAN
グランツーリスモ7に新規車種3台を追加するアップデート配信。シュコダがシリーズ初登場
グランツーリスモ7に新規車種3台を追加するアップデート配信。シュコダがシリーズ初登場
AUTOSPORT web
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
乗りものニュース
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
くるまのニュース
スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
レスポンス
MS&AD新社長の舩曵真一郎氏が会見 代理店への「週末イベントの手伝いはやめる」
MS&AD新社長の舩曵真一郎氏が会見 代理店への「週末イベントの手伝いはやめる」
日刊自動車新聞
【MotoGP】最高峰クラスデビュー以来好調のアコスタ、浮足立たずにいるための鍵は『普通の生活を見ること』
【MotoGP】最高峰クラスデビュー以来好調のアコスタ、浮足立たずにいるための鍵は『普通の生活を見ること』
motorsport.com 日本版
レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
グーネット
日産、欧州向け「キャシュカイ」に新たな「ニッサンコネクト」を採用
日産、欧州向け「キャシュカイ」に新たな「ニッサンコネクト」を採用
日刊自動車新聞
渥美心がボルドールから遂げたル・マンでの成長、新クルーチーフの存在に「速く走らせる方法が理解できてきた」/EWC
渥美心がボルドールから遂げたル・マンでの成長、新クルーチーフの存在に「速く走らせる方法が理解できてきた」/EWC
AUTOSPORT web
ハジャーが総合最速。マルティ2番手でカンポス1-2。宮田莉朋は2日目午後にトップタイム|FIA F2バルセロナテスト
ハジャーが総合最速。マルティ2番手でカンポス1-2。宮田莉朋は2日目午後にトップタイム|FIA F2バルセロナテスト
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.5789.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

144.81870.0万円

中古車を検索
スープラの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.5789.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

144.81870.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村