現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 究極ダイエットの激レア車!  走り命で思いっきり軽量化した強烈な国産スポーツモデル3選

ここから本文です

究極ダイエットの激レア車!  走り命で思いっきり軽量化した強烈な国産スポーツモデル3選

掲載 更新
究極ダイエットの激レア車!  走り命で思いっきり軽量化した強烈な国産スポーツモデル3選

 モータースポーツのベース車という主旨で誕生したモデルたち

 スポーツ走行で愛車を速くしたいと思ったら、一番手っ取り早いのはパワーアップだろう。パワーさえあれば少々のミスも加速で取り戻すことができるし、長い直線があるコースであれば秒単位でタイムが違ってくるはずだ。しかし、パワーを上げるには費用が掛かるし、パワーアップした分、各部にかかるストレスも増えてしまうという大きなデメリットがある(もちろん扱いにくくなるという点もあるだろう)。

レーシングドライバーでも操れない! 運転が難しすぎる市販車3選

 そこで効果的なのが軽量化だ。車両が軽くなれば加速もアップするしコーナリング性能も向上する。さらにタイヤへの負担も軽くなるし、燃費も向上するといいことずくめだ。自動車メーカーもそこは分かっていて、モータースポーツベース車として軽量化されたモデルや、軽量コンパクトなボディにレギュレーションに沿ったエンジンを搭載したしたモデルなどをリリースしていた。今回はそんなメーカー純正のモータースポーツベース車をご紹介しよう。

 1)日産フェアレディZ 432-R

 初代フェアレディZであるS30系にはハイパフォーマンス版として、同時期のスカイラインGT-Rにも搭載されていたS20型エンジンを搭載した432というグレードが存在していた。これは、「4バルブ3キャブレター2カムシャフト」を表しており、SOHCのみだった通常グレードとは一線を画すモデルだった。

 その432をベースにモータースポーツベース車として、アクリルウィンドウやFRP製エンジンフードなどを装備。ヒーターすらオプションとした割り切った仕様としたのが432-Rである。ネット上には「購入者は競技のみに使用する旨の念書が取られた」などという表記も見られるが、レースでは目立った成績を挙げられず(L型エンジン搭載車のほうが活躍した)不良在庫となった個体が一般販売されていたという情報もあるようだ。

 2)スバル・インプレッサ WRX STi spec C

 生粋のラリーカーとして生まれたインプレッサは、初代からモータースポーツベース車としての側面も持ち合わせており、初代のSTiグレードがその役割を担っていたが、その性格をより強調させたのが、2代目モデルに設定された「spec C」だろう。

 競技分野での使用を前提に運動性能を追求し、徹底した軽量化とエンジン性能の強化により動力性能を向上させるとともに、シャシーの大幅な改良などにより高い操縦安定性を実現。また、競技向け装備の充実を図るなど、競技ベース車としての潜在能力を高め、速さを極めたモデルであり、ベース車から90kgもの軽量化を実現したモデルだった。このspec Cはその後も3代目のハッチバックモデル、そして4ドアセダンにも設定されている。

 3)ダイハツ・ストーリア X4

 シャレードの後継車種として1998年に登場したリッターカーであるストーリア。トヨタからデュエットの名前でも販売されていたことを覚えている人もいるだろう。そんななんの変哲もないリッターカーにリッター換算168馬力というとんでもないエンジンを搭載してしまったのが、ストーリアX4だ。

 モータースポーツに参戦することだけを考えられて作られた同車は、当時の1,000cc以下クラスのラリー参戦を目的としており、競技レギュレーションに合致するように713ccで120馬力を発生させるJC-DET型エンジンを搭載したフルタイム4WD車。ノーマル状態でローギヤードなクロスミッションは5速100km/h巡行で4000回転弱というものだった。

 その後継車種となったブーン(初代)にも同様にX4モデルが存在していたが、その後ダイハツがモータースポーツから撤退したことによって、2代目以降には設定されなくなってしまっている。

こんな記事も読まれています

中嶋一貴TGR-E副会長が分析する宮田莉朋のFIA F2での現状と今後の可能性「個人的な感想では期待以上」
中嶋一貴TGR-E副会長が分析する宮田莉朋のFIA F2での現状と今後の可能性「個人的な感想では期待以上」
AUTOSPORT web
たった6人で全国大会決勝進出! 奇跡の実話を映画化した感動青春ムービー『リバウンド』
たった6人で全国大会決勝進出! 奇跡の実話を映画化した感動青春ムービー『リバウンド』
バイクのニュース
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】全国の道路別・渋滞予測まとめ!
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】全国の道路別・渋滞予測まとめ!
くるくら
トヨタから新しいSUV、bZ3Xが出た!──GQ新着カー
トヨタから新しいSUV、bZ3Xが出た!──GQ新着カー
GQ JAPAN
ニコ・ヒュルケンベルグ、今季限りでハース離脱。来季はザウバーから参戦へ
ニコ・ヒュルケンベルグ、今季限りでハース離脱。来季はザウバーから参戦へ
motorsport.com 日本版
「デロリアン」から「大門軍団」そして「ステップワゴン」も!8月発売のアオシマ新製品情報【CARSMEETモデルカー俱楽部】
「デロリアン」から「大門軍団」そして「ステップワゴン」も!8月発売のアオシマ新製品情報【CARSMEETモデルカー俱楽部】
LE VOLANT CARSMEET WEB
マツダが「新型SUV」世界初公開! 次期型「CX-5」登場か!? 新次元の「魂動デザイン」採用した圧倒的“造形美”実現し北京登場!
マツダが「新型SUV」世界初公開! 次期型「CX-5」登場か!? 新次元の「魂動デザイン」採用した圧倒的“造形美”実現し北京登場!
くるまのニュース
日産の謎解きイベントが話題! 「眠っていたブループリント」は5月6日まで。GWは本社ギャラリーに行こう。
日産の謎解きイベントが話題! 「眠っていたブループリント」は5月6日まで。GWは本社ギャラリーに行こう。
くるくら
BMW X5の燃料電池車をゼロエミッションカーに位置付け、実証実験の継続を決定
BMW X5の燃料電池車をゼロエミッションカーに位置付け、実証実験の継続を決定
Auto Prove
トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開
トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開
レスポンス
新星アコスタは、”MotoGPのフェルスタッペン”になるか。シーズン途中のKTM昇格はある?
新星アコスタは、”MotoGPのフェルスタッペン”になるか。シーズン途中のKTM昇格はある?
motorsport.com 日本版
【ストリーモ】5/4~6に開催される「GINZA SKY WALK 2024」にてストリーモの試乗体験を実施
【ストリーモ】5/4~6に開催される「GINZA SKY WALK 2024」にてストリーモの試乗体験を実施
バイクブロス
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり“刷新”で何が変わった?  オシャグリーンな「ハント」も新設定の「小さなSUV」約265万円から
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり“刷新”で何が変わった? オシャグリーンな「ハント」も新設定の「小さなSUV」約265万円から
くるまのニュース
ホンダが新型EVの『e:NP2』を発売
ホンダが新型EVの『e:NP2』を発売
レスポンス
三菱自動車、欧州でコンパクトSUV「ASX」の大幅改良モデルを発表
三菱自動車、欧州でコンパクトSUV「ASX」の大幅改良モデルを発表
月刊自家用車WEB
WEC第3戦スパのエントリー発表。フォーミュラE重複の影響多数、ハプスブルクの復帰には疑問符も
WEC第3戦スパのエントリー発表。フォーミュラE重複の影響多数、ハプスブルクの復帰には疑問符も
AUTOSPORT web
超ガチ仕様だし今思えば激安じゃない!? [ランドクルーザー250も70]も超絶魅力的!! でもでも[メガクルーザー]こそ誇るべきモデルじゃないか説
超ガチ仕様だし今思えば激安じゃない!? [ランドクルーザー250も70]も超絶魅力的!! でもでも[メガクルーザー]こそ誇るべきモデルじゃないか説
ベストカーWeb
KTM新型390デューク試乗「実は日本でベストバランスのストリートファイター!?」
KTM新型390デューク試乗「実は日本でベストバランスのストリートファイター!?」
モーサイ

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

539.9920.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.03300.0万円

中古車を検索
フェアレディZの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

539.9920.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.03300.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村