年末年始のETC割引適用日は？〈2018-19年 高速道路の通行料金〉

年末年始に帰省その他で高速道路を使う機会も多いと思われるが、その際に味方となるのがETC割引。30％の料金割引を上手く使おう。

　ETCの主要な割引は大きくふたつがある。休日割引と深夜割引がそれだ。まず、多くの人が利用するであろう休日割引について、2018年～2019年の年末年始（12月29日～1月6日）の休日割引適用日を見てみよう。

年末年始ETC休日割引適用日

12月29日（土）～12月30日（日）
1月1日（火）～1月3日（木）
1月5日（土）～1月6日（日）

12月31日（月）と1月4日（金）は休日割引の適用日ではないので注意。
ちなみにETC休日割引とはどんなものか、改めておさらいしておこう。

土日祝日に地方部の高速道路が30％割引になるETC休日割引

　これは、普通車、軽自動車等（二輪車）を対象に、土日祝日の地方部の高速道路が30％割引になるというもの。

　ただ、割引の対象道路には注意が必要。NEXCO東日本／中日本／西日本が管理する地方部の高速道路及び、宮城県道路公社の仙台松島道路が対象となっているが、東京・大阪近郊は対象外となっている。

ETC休日割引対象外の東京・大阪近郊区間

■東京近郊
東北道（川口JCT～加須）
常磐道（三郷～谷田部）
関越道（練馬～東松山）
東関東道（湾岸市川～成田）
新空港道
東京外環道
東名高速（東京～厚木）
新東名高速（海老名南JCT～厚木南）
中央道（高井戸～八王子）
京葉道路
第三京浜道路
横浜新道
横浜横須賀道路
圏央道（茅ヶ崎JCT ～久喜白岡JCT ）
新湘南バイパス（藤沢～茅ヶ崎JCT）※
※藤沢ICから茅ヶ崎JCT間と圏央道を連続走行する場合、休日割引の対象外。

■大阪近郊
名神高速（大津～西宮）
新名神高速（城陽～八幡京田辺JCT、高槻JCT～川西）
中国道（中国吹田～西宮北）
近畿道（吹田～松原）
阪和道（松原～岸和田和泉）
西名阪道（天理～松原）
京滋バイパス（瀬田東～久御山淀）
第二京阪道路（巨椋池～門真JCT）
堺泉北道路
南阪奈道路
（注）上記区間のほか、第二神明道路、沖縄道、関門トンネルも休日割引の対象外。

上記の区間はETC休日割引の対象外となるので注意。

割引の対象走行と対象外走行は？

■割引対象走行

・地方部区間のみ走行
入：土日祝～出：土日祝
入：平日～出：土日祝
入：土日祝～出：平日
入：平日～（土日祝の間に対象区間を走行）出：平日

・東京・大阪近郊区間を含む走行
入：平日～近郊区間～出：土日祝・対象区間

●割引対象にならない場合
平日のみ走行した場合
土日祝であっても東京・大阪近郊区間のみ走行した場合

つまり、土日祝に対象の区間を走っていればいいというわけだ。

休日割引がムリなら深夜割引を狙う！

とはいえ、スケジュールの都合上、休日割引適用期間に対象区間を走るのはムリ！　というひとも居るはず。そうした場合、休日割引と同じく30％割引となるETC深夜割引を利用しよう。

これは、すべての車種で土日祝関係なく毎日0時から4時の間に、割引対象道路をETC無線通信により走行すれば対象となる。休日割引は東京・大阪近郊区間は割引対象外だったが、深夜割引はすべての区間が対象だ。（ただし、京葉道路・第三京浜道路・横浜新道・横浜横須賀道路は割引の対象外）

0時から4時の間に出入り口のどちらかだけでも通過すればOKだし、入口通過が0時前、出口通過が4時過ぎであっても、0時から4時の期間を通過していれば割引適用になる。

スケジュールを上手く調整して、おトクに年末年始の移動をしよう！