装着が義務化されるほど一般的となった機能も
自動車の技術進歩は目覚ましく、数年前では遠い未来の出来事だと思われていた自動運転ですら、公道上でのテストができるまでに至っている。もちろん実用化に行きつくまでにはまだまだ紆余曲折があるとは思うが、その進歩には称賛を送りたいところだ。
一度経験すると付いていないクルマに乗れなくなるほど便利な装備11選
振り返ってみれば今は当たり前のように装着されている装備も初搭載された車種というのが存在している。そこで今回はそんな今や当たり前となった装備の搭載1号車を振り返ってみたい。
ABS
今やほとんどの車種に装着され、バスやトラックに至っては装着が義務化されるほど一般的となったABS。これはアンチロック・ブレーキ・システム(Antilock Brake System)の頭文字をとったもので、その名の通り、強いブレーキをかけたときに車輪がロックしてコントロール不能状態に陥らないように、車両側でブレーキを制御するシステムだ。
市販車として世界で初めて4輪ABSを装着したのは1978年にメルセデスベンツ・Sクラス(初代)であったが、国産車では1982年に登場した2代目ホンダ・プレリュードが初である。当時のホンダは4w.A.L.B(4wheel AntiLock Brake system)と呼んでいたが、現在はメーカー問わずABSという名前で統一されている。
ACCはトヨタでも日産でもないあのメーカーが初!
クルーズコントロール
アクセルを踏まなくても一定の速度で走ってくれるのがクルーズコントロール。じつはクルーズコントロールの歴史は古く、海外では1950年代にすでにアメリカで実用化されており、日本でも1964年に登場したクラウンエイト(センチュリーの先祖)に設定されていたのである。
それでは、最近のモデルに装着されている前走車との距離を保ちながら走ってくれる「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」を日本で初めて装着した車種となると、なんとトヨタでも日産でもスバルでもなく、三菱のディアマンテだったのだ。1995年に登場した2代目モデルに設定されており、フロントバンパーに組み込まれたレーダーとミラーに組み込まれたカメラで前走車を補足するという今と変わらないシステムを持っていたのである。
デジタルメーター
今ではすっかり見なくなったような気がしているデジタルメーター。しかし、最新のモデルに代表されるような液晶メーターも広義で考えればデジタルメーターと言えなくもない。なかには液晶画面とアナログメーターを組み合わせたものや、液晶メーターにアナログメーターを疑似的に映し出すものまであって、どっちが優れているのが分からなくなってしまう状態だ。
そんなデジタルメーターを国産車で初めて搭載したのは、1981年に登場した初代トヨタ・ソアラが、「エレクトロニック・ディスプレイメーター」の名称で採用したのが初だった。その後は多くの車種に採用され、果ては大衆車であるカローラまで採用していたのだから、デジタルメーターブームというものは凄まじいものだったのだ。まあ、現行カローラにもTFTカラー液晶メーターが装着されているだが……。
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