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スーパーカーを購入するとき、自分自身に決断を下し、家族を説得する方法(前編)

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スーパーカーを購入するとき、自分自身に決断を下し、家族を説得する方法(前編)

ボクはスーパーカーに乗っているという関係上、こう聞かれることがよくある。

「スーパーカーを購入する際、どうやって家族を説得するのか」、と。

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スーパーカーは不便な乗り物である。乗り降りが難しく、人も荷物も乗らず、しかもうるさい。おそらくは乗っている本人以外は楽しくもなんともないかもしれない。そもそも購入金額が並外れて高い。これは維持費についても同様だ。

そういった乗り物を購入するための「理由」をどう正当化すれば良いのか、ということだ。

しかし、スーパーカーの購入については、周囲の説得と同じくらい、自己の決断に対するハードルが高い、とも考えている。

つまり、自分に対する説得ということだが、自分自身に「スーパーカーを買う」といい聞かせることができなければ、とうてい他人を説得することはできないだろう。

なぜスーパーカーは”必要”なのか

そこで、まずスーパーカーが「必要」な理由を考えてみたい。これはあくまでもボクの考えていることではあるが、スーパーカーとは「チャレンジ」の象徴である、ということだ。

人は、誰しも「より良い」生活を求めているはずだ。今よりもいい家に住みたいだろうし、今よりもいいモノを持ちたいだろうし、今よりもいい食生活を送りたいだろうし、今よりもカネが欲しい、というのが(たくさんあるうちの)根本的な人の願望であると考えている。

そして、スーパーカーを購入するということは、多くの人にとって「チャレンジ」であるはずだ。買おうと思ってスンナリこれを買える人はそうそういるものではない。

だから、スーパーカーを購入するには、いくつものハードルを超えねばならない。

そもそもスーパーカー購入を考えた時点でスタートを切っている

多くの人がより良い生活を送りたいということは上で述べたが、ほとんどの人は「そのための努力を」何もしていない。ほとんどの日本人が「英語を喋れるようなりたい」と考えていても、実際は何も勉強していないのと同じだ。だが、スーパーカーを買おうと考え、周囲の説得や、資金集めに動く人々は、少なくとも何らかの行動を起こしている、ということになる。

「宝くじが当たったら、オレだってスーパーカーを買える」と話し、何もしていない人よりは一歩前に進んでいる、と言っていいだろう。

これを「英語」にあてはめるとこうだ。多くの人は、英語が話せればいいと考えながらも、何も行動していない。おそらく一生そのまま英語を話せないだろう。

しかし、英語を話すために行動した人は英語を習得するだろう。そして、今までに接点がなかった人々と触れあい、より見聞を含め、自身の幅を広げることができるかもしれない。

今までに行ったことがないところへ向かい、今までになかった経験をすることだろう。今まで縁がなかったような仕事にだって就けるかもしれない。

スーパーカーを買うというのはそういったことで、新しい可能性を自ら創り出すために動き、その可能性を自分のものとすることだ。

だからボクは、この可能性を否定する人、つまりスーパーカーを買うなという人の考え方が理解できないのだと思う。英語を話せるように努力するのと同様、スーパーカーを買うために努力したっていいはずだ。

一流がわかる人のみが一流になれる

スーパーカーは一流のクルマだ。それは疑いようがない。

そのスタイルであったり、重量であったり、パワーであったり、運動性のために多くを切り捨てた、極めて方向性が明瞭なクルマであり、使用される技術や素材も最高のものばかりだ。

そして、その世界観を演出するための内外装のデザイン、プロモーションにおいても最先端を行っていると考えていいだろう。

ボクは、「スーパーカーを欲しい」と感じた人々は、そういった「一流」が理解できる人々であるとボクは考えている。

スーパーカーでなくてもいい、という人はその時点で一流とは縁がない(もちろんスーパーカー”だけ”が一流を指すものではなく、人によって一流の感じ方は異なる)。

一流を理解できる人々は、一流に触れ、手に入れる資格があると考えているし、それは一流が理解できた人々の特権だ。

そういった人々は、それらを自分のモノとする過程や、手に入れたことによって、さらにそれら使ってみることで、さらなる経験値を積み、自分の人生をより良く出来るはずだ。

だから、スーパーカーに「魅入られた」のであれば、それを自身の特権だと考え、ぜひ手に入れて欲しい。

なぜならば、それは「スーパーカーに選ばれた」からだ。せっかく選ばれたという排他性を、さまざまな理由をつけて「見て見ぬふり」をしたり、「自分にはムリだから」と行動する前から諦めるようなことはしないでほしい。

「後編」では具体的に、家族に対するメリットや説得についても考えてみる予定だ。

[ライター・撮影/JUN MASUDA]

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