現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ハイブリッド全盛時の今こそ乗るべき! あえてエンジンで乗る価値のある実用車5選

ここから本文です

ハイブリッド全盛時の今こそ乗るべき! あえてエンジンで乗る価値のある実用車5選

掲載 更新
ハイブリッド全盛時の今こそ乗るべき! あえてエンジンで乗る価値のある実用車5選

 スポーツモデル以外で選ぶエンジンの気持ち良さが味わえるクルマ

 最近はHV車が幅を利かせているが、やはりエンジンの気持ち良さではガソリンエンジンにアドバンテージがあると言っていい。ただし、ここでは「エンジン命」的なスポーツモデルは含めない。あくまで、実用車の中で、エンジンでも選びたくなるようなクルマたちを選んでみた。

【マツダだけじゃない】こんなにある今日本で買えるディーゼル車まとめ 

 1)ホンダ・ステップワゴン

 まずはホンダ・ステップワゴンの1.5リッターVTECターボ。つまり、HVとともに時代の流れにあるダウンサイジングターボである。高さのあるMクラスボックス型ミニバン、それも重いわくわくゲートを持つステップワゴンに1.5リッターターボで大丈夫かっ!? と思うかもしれないが、じつは平坦路で2リッター並み、1400~2000回転では2.4リッター並みのトルク、加速力を発揮する好ユニット。

 しかも出足からのレスポンスに優れ、じつにさわやかに軽快に伸びやかに回り、なおかつ静か。高速走行でも余裕ある、上質な動力性能を持ち合わせる。Mクラスボックス型ミニバンをエンジンで選ぶなら、HVモデルとともにステップワゴンになるだろう。

 2)スバル・インプレッサ/XV

 クルマ好き、エンジン好きの間で定評があるのがスバルの水平対向エンジン。インプレッサでは2リッター、しかしXVでは欧州向けに開発された、軽やかなドライブフィールが自慢の1.6リッターエンジンが優秀すぎる。同ユニットでも搭載するクルマによって微妙にマッチングの良し悪しが変わる好例とも言える。(CVTのギア比違いによる)

 インプレッサの2リッターはドイツ車を思わせる重厚・濃厚な回転フィール、XVの1.6リッターは軽やかで爽快(そうかい)な回転フィールが特徴。水平対向らしい振動のなさも相まって、エンジンそのものを楽しめ、感動できるのがスバルのエンジンでもある。

 3)ホンダ・オデッセイ

 オデッセイの2.4リッターエンジンもいい。HVもなかなかだが、ガソリン・アブソルートに積まれる2.4リッターDOHC VTECは標準車と別物のハイチューンが施された、ホンダこだわりのスポーティユニット。同じガソリンエンジンでも標準車は175馬力、23.0kg-m。しかしアブソルート用は190馬力、24.2kg-mとスペックも強力。

 走らせれば、世界のミニバン随一と言えるスポーツ性能を、スポーティな操縦性、フットワークとともに味合わせてくれるからゴキゲンだ。もちろんレギュラーガソリン仕様である。

 4)マツダCX-5/CX-8

 クリーンディーゼルで気持ちいいエンジンなどあるはずがない……と思っていたら、時代後れ。これもまた、同じエンジンでも搭載モデルによって相性、気持ち良さが異なるのだが、国産クリーンディーゼルエンジンで定評あるマツダの進化したSKYACTIV-D 2.2は、最新のアテンザよりもSUV系のCX-5、CX-8との相性がよりいいと思っている。

 とにかくガソリン車かくやと思えるほどスムースかつ濃厚・上質にまわり、意外なほど静か(車外騒音も)。つまりは、エンジンノイズの遮断性能のレベルによって差が出てくると推測できる。その点、国内では最上級車に位置する高級クロスオーバーSUVのCX-8はもはや「回さずとも」気持ちいいレベルに達した、フレキシビリティにも富む極上のクリーンディーゼルエンジン搭載車と言っていい。

 何しろ同ユニットを積むCX-5に対して約200kgの車重増に対処するため、可変ジオメトリーターボ、急速多段燃焼などの技術をフル投入。スペックは190馬力/4500rpm、45.9kg-m/2000rpmまで引き上げられ、2WDで17.6km/LというJC08モードの燃費性能、余裕駆動力まで確保している。

 ちなみにCX-5にはガソリンとクリーンディーゼルがそろうが、軽やかに爽快に回るのがガソリン、CX-8同様、濃厚・上質に回るのがクリーンディーゼルとなる。個人的に「よりいい上級感あるエンジン」と感じるのは後者のほうである。

 5)ホンダN-BOX

 では、軽自動車で気持ちいい実用エンジンなどあるのだろうか? 答えは「ある」。それもNAエンジンである。そう、ホンダN-BOXのNAエンジンである。もちろん高回転まで回してどうの、絶対的動力性能がどうの、という意味ではなく、実用域のスムースさ、フレキシビリティ、静かさで優れているのだ。

 しかも東京~軽井沢を往復し、碓井軽井沢ICからプリンス通りに至る長い登坂路も苦にならない必要十分な性能の持ち主。N-BOXにはターボエンジンもあるが、2000回転までの回転域でゴロゴロした振動が目立ち、気になる人はボクのように気になるはず。ゆえにN-BOXではNAエンジンのほうが気持ちいいとさえ言いたくなるほどだ。

こんな記事も読まれています

防水バッグに革命が! 柔らかくてコンパクトなのに中身が濡れない b/c「KAVA TY」【車に積みたいアウトドアアイテム】
防水バッグに革命が! 柔らかくてコンパクトなのに中身が濡れない b/c「KAVA TY」【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB
※オージーケーカブト KAMUI-3 の新グラフィックモデル「KAMUI-3 RIDGE/カムイ・3 リッジ」が発売!
※オージーケーカブト KAMUI-3 の新グラフィックモデル「KAMUI-3 RIDGE/カムイ・3 リッジ」が発売!
バイクブロス
ブレンボ(Brembo)で続く持続可能な開発:再生可能エネルギー使用率75%を達成し、CO2排出量を削減
ブレンボ(Brembo)で続く持続可能な開発:再生可能エネルギー使用率75%を達成し、CO2排出量を削減
AutoBild Japan
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
ホンダが“赤い”新型「プレリュード」初公開! “22年ぶり復活”の「2ドアクーペ」が鮮烈レッドに変化!? 2024年にも登場期待の「新モデル」米に登場
くるまのニュース
トヨタ、2026年から米国インディアナ工場でEV生産 3列シートの新型SUV 投資額は2100億円
トヨタ、2026年から米国インディアナ工場でEV生産 3列シートの新型SUV 投資額は2100億円
日刊自動車新聞
ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
レスポンス
蒸気、木漏れ日、樹木が見通しを悪化。|長山先生の「危険予知」よもやま話 第25回
蒸気、木漏れ日、樹木が見通しを悪化。|長山先生の「危険予知」よもやま話 第25回
くるくら
プレミアム小型車セグメント向け初のクロスオーバーモデル! 新型「MINI エースマン」がデビュー
プレミアム小型車セグメント向け初のクロスオーバーモデル! 新型「MINI エースマン」がデビュー
LE VOLANT CARSMEET WEB
ペナルティに憤慨するサージェント「誰も僕にポジションを戻せとは言わなかった!」/F1中国GP
ペナルティに憤慨するサージェント「誰も僕にポジションを戻せとは言わなかった!」/F1中国GP
AUTOSPORT web
元王者ジロラミ完勝。新型クプラ・レオンVZが2戦連続のワン・ツーデビュー/TCRヨーロッパ開幕戦
元王者ジロラミ完勝。新型クプラ・レオンVZが2戦連続のワン・ツーデビュー/TCRヨーロッパ開幕戦
AUTOSPORT web
ホンダ「新型ヴェゼル」登場! めちゃ“精悍スポーツ”仕様にゴツすぎ「アウトドア仕様」も設定! デザイン刷新の「新型ヴェゼル」純正アクセが発売
ホンダ「新型ヴェゼル」登場! めちゃ“精悍スポーツ”仕様にゴツすぎ「アウトドア仕様」も設定! デザイン刷新の「新型ヴェゼル」純正アクセが発売
くるまのニュース
テレビ・ラジオでおなじみ 「交通管制センター」って何をするところ? なぜ全国75都市にもあるのでしょうか
テレビ・ラジオでおなじみ 「交通管制センター」って何をするところ? なぜ全国75都市にもあるのでしょうか
Merkmal
はじめての釣りにピッタリ! パンくずで簡単に釣り遊び! 「LOGOS ちょい釣りセット180」【車に積みたいアウトドアアイテム】
はじめての釣りにピッタリ! パンくずで簡単に釣り遊び! 「LOGOS ちょい釣りセット180」【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB
雨の日は2メートル早くブレーキをかけよう!
雨の日は2メートル早くブレーキをかけよう!
バイクのニュース
MS&AD HD、新社長に三井住友海上の舩曵真一郎社長が昇格 4/26午後にも発表
MS&AD HD、新社長に三井住友海上の舩曵真一郎社長が昇格 4/26午後にも発表
日刊自動車新聞
ルマン24時間耐久レースで「ヨシムラSERT Motul」が3度目の優勝!
ルマン24時間耐久レースで「ヨシムラSERT Motul」が3度目の優勝!
バイクブロス
タイムズ24が日光自然博物館に駐車場管理サービスを提供…「共通1日パス」でエリアの交通課題解決に貢献
タイムズ24が日光自然博物館に駐車場管理サービスを提供…「共通1日パス」でエリアの交通課題解決に貢献
レスポンス
ハイパーカー2台体制義務化の動き。ランボルギーニなど3メーカーはプログラム拡大の準備を進める
ハイパーカー2台体制義務化の動き。ランボルギーニなど3メーカーはプログラム拡大の準備を進める
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

305.4346.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.7534.9万円

中古車を検索
ステップワゴンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

305.4346.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.7534.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村