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業界ニュース 2018.8.17

スカイラインの心臓が移植された3代目「シルビア」登場! 日本初のハイテク装備も

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■日本車初となるハイテク装備も搭載

 3代目「シルビア(S110型)」は、1979年3月に登場。シリーズ初となる「姉妹車」の誕生や、2代目「シルビア(S10型)」で実現しなかった、モータースポーツへの参戦など、シルビアの位置付けに大きな変化が見られました。

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 ちなみに、この年は第2次オイルショックが起こり、原油価格が高騰。後のクルマ開発にも大きな影響を与えた年でもあります。

 エクステリアのデザインは先代とは大きく変わり、直線を基調とした、より精悍なイメージに。ただし、サイドのデザインは「くさび型」を基調とした『ウェッジシェイプ』が継承されました。

 ボディ形状は、「ハードトップ」と「ハッチバック」の2タイプ。ハードトップは、今なら「クーペ」と呼ばれるボディ形状で、「ハッチバック」は大きなリアゲートを設けたスタイルとなっています。

 当時流行した角型4灯ヘッドライトもいち早く取り入れ、若者向けのスペシャルティカーであることを強くアピール。サニーとスカイラインの間に位置するスポーティカーとして人気を博すことになります。

 また、スペシャルティカーにふさわしく当時としては先進的な装備も充実しています。特に注目なのは、日本初となる「ドライブコンピューター」をオプションで装備できたことです。

 ただし、コンピューターといっても、ストップウォッチや、トリップメーター、電卓など、いまではコンピューターと呼べないものですが。ほかにもヘッドライト・ウォッシャーや、空気清浄機、ビルトイン型のハイエンドオーディオもオプションで選ぶことができました。

 シルビアでは初の試みだったのが、姉妹車「ガゼール」をラインナップしたことです。当時は販売チャネルによって、同じクルマを違う名前で売ることは珍しくありませんでした。日産だと「セドリック」と「グロリア」の関係が姉妹車です。

 シルビアとガゼールの差は大きなものではなく、外見ではフロントグリルやテールライトの形状が異なる程度。内装もガゼールのほうが、わずかに上級車種に通じる変更を加えたくらいの違いでした。

■RSの登場とモータースポーツでの活躍

 エンジンは、当初は4気筒の1.8リッターと2.0リッターのZ18型、Z20型を搭載。しかし、1980年代初頭は各メーカー間でパワー競争が始まりつつありました。

 特にターボは手軽にパワーアップできるアイテムとして採用されはじめた経緯もあり、シルビアもマイナーチェンジでターボ付きの1.8リッターエンジンが搭載されます。

 そして、1982年に最強のシルビアとして、「スカイライン RS」に搭載されていた4気筒2.0リッターDOHCエンジン、FJ20型を搭載したグレード「シルビア RS」を追加しています。

 高性能エンジンを搭載した3代目「シルビア」は、モータースポーツへのチャレンジも積極的に進められました。

 まず、ラリーではS110型シルビアをベースに2.4リッターエンジンを搭載し、オーバーフェンダーやエアロパーツが装着された「240RS」を投入。「240RS」は日本でも一般に少数販売され、いまでもイベントなどで見ることができます。

 さらに、国内で行なわれていた「シルエットフォーミュラ」レースでは、巨大なスポイラーを装着した迫力あるエクステリアに、570馬力以上を絞り出すエンジンを搭載し、マフラーから炎を吐きながら走る姿でファンを魅了していました。

 モータースポーツへの参戦で「高性能」を若者へアピールし、“シルビア=スポーティなスペシャルティカー”というイメージが定着しました。

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(くるまのニュース くるまのニュースライター 正田拓也)

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