現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 今すぐ知っておきたい「SUBARU車メンテのツボ 7項目」

ここから本文です

今すぐ知っておきたい「SUBARU車メンテのツボ 7項目」

掲載 更新
今すぐ知っておきたい「SUBARU車メンテのツボ 7項目」

ひと昔前とは変わった2000年代モデルの弱点

市販車と比べ、過酷な使用条件下で使われる競技車。その車両を長年に渡り製作&メンテナンスしてきたのが「ケー・アイ・ティー・サービス・カンパニー」だ。今回、SUBARU車を知り尽くしたショップに、そのウィークポイントを聞いてみた。

自動車ローンの支払額を少なくする裏技とは

ラリーやダートトライアルといった競技車両のメンテナンスも手掛ける「ケー・アイ・テー・サービス・カンパニー(以下KIT)」は、SUBARU車を専門に42年の歴史を誇るプロショップ。今回、最近の入庫数では断トツという4代目レガシィ(BP/BL型)を中心に、2000年代のSUBARU車のウィークポイントを聞いてみた。

10万kmというメンテナンスの節目では、タイミングベルト交換がポピュラーなメニューだが、ブッシュ関連のリフレッシュやオイルポンプ交換も重要なメニューだと小関社長は語る。ブッシュ類の劣化は、サスペンションやスタビライザーが正しく機能しないことで乗り心地の悪化につながるだけでなく、直進安定性やコーナリングといった走りの部分に影響を及ぼすからだ。また、近年ではウォーターポンプの交換が一般的だが、じつはオイルポンプにもウィークポイントは潜んでいるという。

CHECK POINT 1【ラテラルリンク】

リアの追従性に影響を及ぼす

リア側ではラテラルリンクブッシュもチェックしておきたいポイント。リアの追従性にも影響を及ぼす部位でもあるので、ブッシュ切れやひび割れの場合にはぜひとも交換しておきたい。

CHECK POINT 2【ロアアーム】

異音が出にくいので目視点検が必須!

初代インプレッサや2代目レガシィから採用されているアルミ鍛造製ロアアーム。なかでもBP/BL型レガシィをはじめとした2000年代のモデルは、フロント側のブッシュに亀裂が入ることが多い。最悪の場合、写真のように割れてしまっていることもある。

CHECK POINT 3【スタビリンク】

車体の安定性にも関わる重要パーツ

フロントまわりの要注意箇所としてはスタビリンクのブッシュ切れも挙げられる。じつは、BP/BLのD型をはじめ2006年以降の比較的新しいモデルで多くみられる現象。車両の挙動を左右する重要な部品となるためブッシュが切れている場合は即交換だ。

CHECK POINT 4【リアデフマウント】

リアまわりの異音が発生したら要チェック

BE/BH型レガシィの時代から要注意ポイントとして知られるリアデフマウントブッシュ。劣化してブッシュが切れている場合、デフ本体に駆動力がかかるたびに激しく動き出し大きな異音を発生することも。交換にはリアのサブフレームをいったん下ろす必要があるため、サブフレームブッシュなども同時に交換することがおすすめだ。

CHECK POINT 5【アッパーマウント】

簡単にチェックできるのでこまめな点検を

サスペンションアッパーマウントブッシュは、エンジンルーム内の高温となる過酷な条件下にさらされていることもあり劣化には注意をしたい。異音や乗り心地の悪化などにも影響を及ぼすため、気持ちのよい走りを維持するためには重要なパーツ。簡単に目視確認できるポイントなのでチェックしてみよう。

CHECK POINT 6【インタークーラー】

樹脂製ならではのすっぽ抜けに要注意

インタークーラーのパイプは樹脂製ということもあり、熱で変形し抜けている場合もあるそうだ。エンジンルーム内は自分でもチェックできるので確認してみたいポイント。

CHECK POINT 7【オイルポンプ】

エンジンブローにならないために定期交換を推奨

エンジン関連ではオイルポンプの取り付けボルトのゆるみなどでオイル漏れを起こすケースも。エンジンオイル漏れは、焼き付きなど大きなトラブルの元となるのでぜひ交換しておきたい部品。アンダーカバーに”オイルだまり”や”シミ”ができていたら危険な状態である可能性が高い。

車検は法規制上運行を認められる整備をするためで、長く、気持ちよくクルマを乗るための整備ではない。いわれてみれば至極当たり前のことではあるが、この事実に気付いているユーザーは少ない。まずは信頼のできる“主治医”を見つけ、違和感を感じたら相談することが重要とのこと。カスタマイズの前にメンテナンスをすることで楽しいSUBARUライフを長く楽しめるのだ。ケー・アイ・テー・サービス群馬県太田市上小林町128-2TEL0276-26-0381http://www.kit-service.com/

SUBARU車を知り尽くしているKITサービスならではのノウハウで旧モデルでも長く、楽しく、安心して乗ることのできるメンテナンスメニューを豊富に用意。高い信頼感で遠方から足を運ぶユーザーも多い。

1980年からSUBARUモータースポーツと共同でサファリラリーなどの海外ラリーなどに参加するなど、競技車を製作してきた豊富な実績を持つ。店内には10万km世界速度記録達成保持車(BC型レガシィ)が出迎えてくれる。

こんな記事も読まれています

キック・ザウバー離脱の可能性高まるボッタスに、ウイリアムズとハースが関心
キック・ザウバー離脱の可能性高まるボッタスに、ウイリアムズとハースが関心
AUTOSPORT web
トヨタ新型「ハリアー」!? めちゃ”精悍デザイン”で超カッコよく!? ワイド&ローな大胆予想したCG「2025 VENZA」に反響も
トヨタ新型「ハリアー」!? めちゃ”精悍デザイン”で超カッコよく!? ワイド&ローな大胆予想したCG「2025 VENZA」に反響も
くるまのニュース
国産旧車からBMW「1シリーズ」に乗り換え…5ドア2シーターで「憧れていたシルキー6で最速のE87を目指したいです」
国産旧車からBMW「1シリーズ」に乗り換え…5ドア2シーターで「憧れていたシルキー6で最速のE87を目指したいです」
Auto Messe Web
5月18・19日にFIMトライアル世界選手権がモビリティリゾートもてぎで開幕。Enjoy Hondaなどイベントも盛りだくさん
5月18・19日にFIMトライアル世界選手権がモビリティリゾートもてぎで開幕。Enjoy Hondaなどイベントも盛りだくさん
AUTOSPORT web
【オンライン150台限定発売】 アウディA1スポーツバック・アーバン・シック・エディション
【オンライン150台限定発売】 アウディA1スポーツバック・アーバン・シック・エディション
AUTOCAR JAPAN
Moto2フランス予選|アロン・カネットがポールポジション獲得。小椋は不完全燃焼17番手
Moto2フランス予選|アロン・カネットがポールポジション獲得。小椋は不完全燃焼17番手
motorsport.com 日本版
トーヨータイヤが小型EVトラック専用スタッドレスタイヤ『NANOENERGY M951 EV』を発表
トーヨータイヤが小型EVトラック専用スタッドレスタイヤ『NANOENERGY M951 EV』を発表
レスポンス
出力大幅アップ! ブリッツから『ジムニー』MT用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
出力大幅アップ! ブリッツから『ジムニー』MT用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
レスポンス
鉄仮面な“BMWグリル”付き「バイク」実車公開! 美しすぎるシルバーボディがたまらない! MOTOR FORCEの「R100/7」とは
鉄仮面な“BMWグリル”付き「バイク」実車公開! 美しすぎるシルバーボディがたまらない! MOTOR FORCEの「R100/7」とは
くるまのニュース
【スタッフ通信】プレミアムSUV 2台でGO!!
【スタッフ通信】プレミアムSUV 2台でGO!!
Auto Prove
いま大型トラックは小径タイヤが人気! どんどん大径化する乗用車とは真逆のトレンドなワケ?
いま大型トラックは小径タイヤが人気! どんどん大径化する乗用車とは真逆のトレンドなワケ?
WEB CARTOP
グーマガ 今週のダイジェスト【5/4~5/10】GW中のスクープ、見逃してませんか?
グーマガ 今週のダイジェスト【5/4~5/10】GW中のスクープ、見逃してませんか?
グーネット
もてぎでド迫力のトライアル世界選手権が開催 ロードレースにはない選手と観客の一体感がスゴい!
もてぎでド迫力のトライアル世界選手権が開催 ロードレースにはない選手と観客の一体感がスゴい!
バイクのニュース
Moto3フランス予選|日本勢が全員Q2進出も上位ならず。ポールポジションはダビド・アロンソ
Moto3フランス予選|日本勢が全員Q2進出も上位ならず。ポールポジションはダビド・アロンソ
motorsport.com 日本版
HKSの車高調「HIPERMAX S」にテスラ「モデル3」「モデルY」用が登場! スタイリッシュにローダウン
HKSの車高調「HIPERMAX S」にテスラ「モデル3」「モデルY」用が登場! スタイリッシュにローダウン
くるまのニュース
[15秒でわかる]ホンダ『フリード』新型…2種類のボディタイプで個性を強調
[15秒でわかる]ホンダ『フリード』新型…2種類のボディタイプで個性を強調
レスポンス
史上最もアクティブなクラウン!?トヨタ「クラウンスポーツ Z HEV」の遊び方
史上最もアクティブなクラウン!?トヨタ「クラウンスポーツ Z HEV」の遊び方
@DIME
かつての愛車マツダ・サバンナをリメイクし“マッド・マイク”が10年ぶりにD1GPへカムバック
かつての愛車マツダ・サバンナをリメイクし“マッド・マイク”が10年ぶりにD1GPへカムバック
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.5276.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

44.0338.0万円

中古車を検索
レガシィの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.5276.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

44.0338.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村