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業界ニュース 2018.7.6

スカイラインにレガシィが国内人気を失うのにボディを肥大化した理由とは

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 国内メインからグローバルモデル化したことで拡大した

 古くからの自動車ファンにとって、日産スカイラインとSUBARUレガシィは、それぞれ2リッターターボエンジンを積んだ、5ナンバー(小型車枠)のスポーツセダンというイメージを持っているのではいだろうか。スカイラインはクーペ派というファンもいるだろうし、レガシィはステーションワゴン派というファンがいるのは承知の上で。

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 とくに国産ビンテージイヤーと呼ばれる1989年に初代モデルが誕生したレガシィと、同じタイミングでフルモデルチェンジを果たしたR32スカイラインは、ニッポンのスポーツセダン史における名車として、いまも語り継がれている。いずれも5ナンバーサイズのコンパクトなボディに当時としてはハイパワーな200馬力級のターボエンジンを積んでいた。

 スカイラインはGT-R、レガシィにはRS-RAといったモータースポーツ直系グレードがあったのも、それぞれにスポーツセダン(もちろんGT-Rはクーペボディだが)としての強烈なイメージを付与したのはいうまでもない。

 そんなスカイラインとレガシィであるが、モデルチェンジを重ねたいま、すっかり5ナンバーサイズだった時代を忘れてしまったかのように大型化している。現行モデルのスリーサイズを記せば、スカイラインが全長4815mm×全幅1820mm×全高1440mm、レガシィは全長4800mm×全幅1840mm×全高1500mm(セダン「B4」の数値)となっているのだ。

 パワートレインにしても、スカイラインは3.5リッターV6ハイブリッドと2リッター直4ターボとなり、日本向けレガシィは2.5リッター水平対向4気筒NAエンジンだけとなっている。小型車枠の全長・全幅が4.7m・1.7mであるから、もはや5ナンバーに収まる存在ではなくなってしまっているのだ。

 それも当然で、スカイラインは海外では日産の高級ブランド「infinity(インフィニティ)」扱いのモデルとなっている。そのはじまりとなったのは2001年に誕生した10代目スカイライン(V35型)だが、グローバルモデルとしての位置づけになってから、ボディは拡大傾向にある。

 なお、当初は「インフィニティG」シリーズだったが、現在は「Q50」と名付けられている。日本仕様のスカイラインにおいてもインフィニティのエンブレムが、グリルやステアリングなど内外装に確認できることから、インフィニティよりのキャラクターが理解できるはずだ。

 一方、レガシィは2003年に誕生した4代目モデルで、ついに全幅が1700mmを超え、3ナンバーサイズとなったが、全長・全幅とも大きくなったのは2009年にフルモデルチェンジをした5代目モデルからだ。すでにモータースポーツ直系モデルのポジションをインプレッサに譲っていたこともあったが、なによりも北米市場における主力モデルとなっていたことが、こうしたボディの大型化につながった。

 なお、北米での主力モデルはクロスオーバーSUVのアウトバックであり、基本設計を同じくするセダン(B4という名前だ)はアウトバックの成長に引っ張られて大きくなったという面がある。同様にグローバルマーケットのニーズを満たすために大きく成長しているモデルとしては、「カペラ」の後継モデルとして成長を続けるマツダ・アテンザも挙げられる。

 古くからのファンからすると、5ナンバーサイズのセダンやワゴンが減っていくことで「購入対象となるモデルがなくなった」と嘆きたくなるだろうが、現実的に自動車メーカーが商品を開発するに値するだけの市場規模がないから、小型車枠に収まるモデルラインアップが減っているのだ。そうして、かつては5ナンバーサイズだったモデルたちがボディを成長させている。

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(WEB CARTOP 山本晋也)

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みんなのコメント

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  • wil*****|2018/07/06 19:21

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    スカイラインって名前で売らなきゃいいのに。
    格好良いセダンと思うけど。
  • y_k*****|2018/07/06 19:17

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    誰でも知ってる既知の記事
  • fic*****|2018/07/06 19:01

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    スカイライン、シルビア、アコードは特に3ナンバー風評被害に遭った良い例。
    シルビアとアコードは5ナンバーに戻しても結局は販売台数を稼げなかった。
    真のファンと、アンチの発言と、流行の定義の区別の難しさは更に強くメーカーは頭を悩ませてる事だろう。

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