現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新車は人気が無いけど中古で人気!? おすすめクルマ5選

ここから本文です

新車は人気が無いけど中古で人気!? おすすめクルマ5選

掲載 更新
新車は人気が無いけど中古で人気!? おすすめクルマ5選

■クルマの人気は販売台数に比例する?

 自動車メーカーがラインナップしているクルマには、必ずしも売れ筋ばかりではありません。現行でラインナップされている車種の中には、ひっそりと販売され続けているクルマも存在します。

走行中もブレーキランプ、なぜ多い?「ブレーキ踏み過ぎ運転」 エンブレ知らない人が増加?

 今回は、そんな各メーカーの現行ラインナップの中で新車販売は堅調ではないけれど、中古車では人気が高いクルマを紹介。まず、新車販売の人気は「日本自動車販売協会連合会(通称:自販連)」の2018年1月~5月の新車販売台数データを参考にします。

 このデータは、「現行ラインナップ」「商用車・軽自動車を除く」「ブランド名で統一表記」という条件下から月別の販売台数TOP50を発表しているため、この中から各メーカーホームページに掲載している車種を照らし合わせて、TOP50に車種名がないものをピックアップします。

 図は2018年1月~5月の新車販売に車種名が記載されていないクルマです。中でも、トヨタはミニバンジャンルのラインナップ(9車種)すべてがランキングに名を連ねるという人気ぶりです。

 名を連ねた車種の中で筆者が気になったのは、トヨタ「マークX」、日産「ジューク」、スバル「レガシィ」、三菱「パジェロ」、スズキ「ジムニー」と言ったクルマをある程度知っていれば一度は耳にしたことがあるはずのクルマ達です。知名度はあるけど新車販売が不調の理由とはなんなのか。それぞれの現状やおすすめの理由を紐解いていきます。 

<トヨタ マークX(通算11代目:2009年~)>
新車価格:265万6800円~
中古価格:約44万円~

 トヨタ「マークX」は、先代のマークIIから続くトヨタのミドルサイズセダンとして、長年人気があるモデル。しかし、近年の新車販売台数は低迷しています。その理由として、2017年夏に発売されたトヨタ「カムリ」のセールスが好調なことやレクサスブランドの「IS/GS」の存在など同メーカー内でのライバル車がいる以上、「マークX」の存在意義が不明確とっているからです。しかし、クルマ自体のポテンシャルは高く、セダンでスポーティな走りを楽しみたい人には狙い目のクルマです。

<日産 ジューク(初代:2010年~)>
新車価格:197万5320円~
中古相場:約49万円~約248万円

 日産「ジューク」は、2011年に国内SUV販売台数1位を獲得したこともあるモデル。発売から8年経ちますが、フルモデルチェンジをせず販売を続けているクルマです。そのため、目新しさがないことやライバル車の投入などで、最近の新車販売では台数を稼ぐことができていません。しかし、いまでも通じるデザインや取り回しのし易いサイズ感などで中古市場では人気の車種です。

<スバル レガシィ(6代目:2014年~)>
新車価格:302万4000円~
中古価格:約100万円~

 スバル「レガシィ/レガシィアウトバック」は、長年にわたりスバルブランドのメインモデルとして販売。しかし、現在のスバルラインナップには「レヴォーグ(ワゴン)」「インプレッサ(セダン/ワゴン)」「スバル XV(SUV)」といった車種が存在し、ユーザーニーズや価格帯から検討範囲がふえたこともあり、販売台数が減っていると予想できます。

<三菱 パジェロ(4代目:2006年~)>
新車価格:327万7800円~
中古価格:約65万円~

 三菱「パジェロ」は、日本を代表するオフロードSUVとして販売。特に、ダカール・ラリー(パリダカ)での経験を活かした四輪制御技術には定評があります。2006年に現行モデル(4代目)が登場し、現在までに多くの改良が施され常に最新技術が採用。モデルライフとしては長いですが、耐久性が売りのモデルでもあることから中古市場でも人気があります。

<スズキ ジムニーシエラ(3代目:2000年~)>
新車価格:116万8600円~
中古価格:約35万円~

 スズキ「ジムニーシエラ」は、軽自動車「ジムニー(3代目)」の派生モデルとして誕生。1.3リッターエンジンを搭載し、ジムニーを一回り大きくさせたサイズです。2000年からデビューしているモデルですが、2018年7月にフルモデルチェンジが予定されていることから、中古相場価格にも変動が予想されるた注目の1台と言えます。

 新車での販売台数が少なくても、車種知名度が高いクルマはそれなりの信頼性があるクルマと言えます。また、中古車相場的にも今回挙げた5台は、モデルライフが長く、価格帯や車体状態の幅が広いので、検討時には現車の確認を必ずすることをおすすめします。

こんな記事も読まれています

合法カスタムでも「デコトラ」では仕事ができない現代! デコトラ野郎たちは「マイトラック」で楽しんでいる
合法カスタムでも「デコトラ」では仕事ができない現代! デコトラ野郎たちは「マイトラック」で楽しんでいる
WEB CARTOP
盗難車犯罪の温床「違法ヤード」 解体された自動車が海外輸出される残酷現実、規制強化で本当に防げるのか
盗難車犯罪の温床「違法ヤード」 解体された自動車が海外輸出される残酷現実、規制強化で本当に防げるのか
Merkmal
2年目は女子クラスも新設! 大学自動車部が大手メーカーのサポートで闘う「フォーミュラジムカーナ2024」が開幕!!
2年目は女子クラスも新設! 大学自動車部が大手メーカーのサポートで闘う「フォーミュラジムカーナ2024」が開幕!!
WEB CARTOP
[VW ゴルフ 50周年]重量増加スパイラルに逆行した第7世代
[VW ゴルフ 50周年]重量増加スパイラルに逆行した第7世代
レスポンス
3億円超のアルファ・ロメオの入手方法──新型33ストラダーレに迫る!
3億円超のアルファ・ロメオの入手方法──新型33ストラダーレに迫る!
GQ JAPAN
フェルスタッペン2位「今日のノリスは飛ぶように速かった」グリップに苦しみマシンにダメージも:レッドブル/F1第6戦
フェルスタッペン2位「今日のノリスは飛ぶように速かった」グリップに苦しみマシンにダメージも:レッドブル/F1第6戦
AUTOSPORT web
最高出力800PS、最大トルクは950Nm!ランボルギーニが初のプラグインハイブリッドSUV「ウルス SE」を発表
最高出力800PS、最大トルクは950Nm!ランボルギーニが初のプラグインハイブリッドSUV「ウルス SE」を発表
@DIME
【角田裕毅F1第6戦分析】“ベストなレースタイム戦略”で7位。メルセデスも寄せ付けない走りをHRC折原GMも高く評価
【角田裕毅F1第6戦分析】“ベストなレースタイム戦略”で7位。メルセデスも寄せ付けない走りをHRC折原GMも高く評価
AUTOSPORT web
後ろからドン!はずみでドン!ドン!「玉突き事故」は誰がどう悪くなるのか
後ろからドン!はずみでドン!ドン!「玉突き事故」は誰がどう悪くなるのか
乗りものニュース
レクサスLBXに「強敵」登場!? “アルファロメオ最小のSUV”新型「ジュニア」で判明している真実とは? 「ミト後継車種」の気になる実力
レクサスLBXに「強敵」登場!? “アルファロメオ最小のSUV”新型「ジュニア」で判明している真実とは? 「ミト後継車種」の気になる実力
VAGUE
ツバメインダストリが搭乗型ロボット『アーカックス』を展示…SusHi Tech Tokyo 2024で予定
ツバメインダストリが搭乗型ロボット『アーカックス』を展示…SusHi Tech Tokyo 2024で予定
レスポンス
ホンダ「ドリーム号」第2世代は精密メカのオーバーヘッドカムシャフトを搭載
ホンダ「ドリーム号」第2世代は精密メカのオーバーヘッドカムシャフトを搭載
バイクのニュース
【このメルセデス500SECなんぼ?】今やチューニングカルト的存在 40年前のケーニッヒワイドボディ500SECの価格は?
【このメルセデス500SECなんぼ?】今やチューニングカルト的存在 40年前のケーニッヒワイドボディ500SECの価格は?
AutoBild Japan
レッドブル、フェルスタッペンのマシンに”大きなダメージがあった”と説明。しかし本人は気付かず?「僕としては変わった感じはしなかったけど……」
レッドブル、フェルスタッペンのマシンに”大きなダメージがあった”と説明。しかし本人は気付かず?「僕としては変わった感じはしなかったけど……」
motorsport.com 日本版
初代レオーネクーペや4WDのエステートバンなど…2024年春季スバルレオーネオーナーズクラブ渡良瀬ミーティング
初代レオーネクーペや4WDのエステートバンなど…2024年春季スバルレオーネオーナーズクラブ渡良瀬ミーティング
レスポンス
レイズの新世代スポーツホイール「NE24」に「ストロボデザインデカール」を配したモデルが登場
レイズの新世代スポーツホイール「NE24」に「ストロボデザインデカール」を配したモデルが登場
Auto Messe Web
癒やしの輸入車ツーリング旅は[ディーゼル+マイルドハイブリッド]上質なオールラウンダーで
癒やしの輸入車ツーリング旅は[ディーゼル+マイルドハイブリッド]上質なオールラウンダーで
グーネット
【特集:最新SUV「絶対試乗!」主義(6)】新型ランドクルーザー250を70や300と比較試乗してみたら、タフな走りの理想形が見えてきた
【特集:最新SUV「絶対試乗!」主義(6)】新型ランドクルーザー250を70や300と比較試乗してみたら、タフな走りの理想形が見えてきた
Webモーターマガジン

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

265.7513.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

17.9800.0万円

中古車を検索
マークXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

265.7513.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

17.9800.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村