発進以外に加速や巡航時の安定性にも効果がある
日本の積雪地では4WDがとても有効です。それは気温と関係があります。織田裕二さんのCMでもアピールされていますが、雪で滑るのではなく、雪が融けて水になるから滑るのです。つまり、とても寒い地域ではそれほど滑らず、比較的温かい積雪地がいちばん辛いわけです。
日本の東北地方などは、そういう意味で厳しい雪道環境ということができます。しかも山が多く、進むのも、止まるのも、高性能なスタッドレスタイヤが必要になります。
雪道で困るのは、路面μが低いので発進が難しいことです。立ち往生してしまうと後続のクルマに迷惑をかけます。逆に後続のクルマが来ない状況だと、生死に関わる問題になる可能性もあります。また市街地などではアイスバーンよりも厳しいツルツルの圧雪路になっている場合もあり、前に進みにくいだけでなく、横方向へとスライドしてしまうこともあります。とくに後輪駆動車は慎重にならなければなりません。
雪道に限らず、4WDの駆動力の高さはあらゆる場面で発揮されます。ただもっとも要求されるのはやはり安定した発進です。だから後輪をモーターで駆動する4WDシステムでは、30km/hまで駆動する、といったような制御になっている場合が多いのです。トヨタのE-Fourも基本的に発進時とフル加速、最高速付近でモーターが駆動するようになっています。つまりその領域こそが、4WD採用の目的であり、メリットということができます。
つまり4WDが雪道で強いのは、発進だけでなく、上り坂での加速、あるいは高速道路での走行安定性にもアドバンテージがあるといっていいでしょう。ただそのほとんどの場面では、前輪駆動車であれば慎重に運転することで対応できると思います。一方で後輪駆動車との差はかなり大きいと思います。
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