ワンランク上のVIPユースを見据えた
オーダーメイドインテリアの世界を提案
WALD/ヴァルド
NV350キャラバンを6インチUP! 往年のサファリラリー車を彷彿とさせるボディラインのアゲ仕様【大阪オートメッセ2019現地取材】
豪華で高級なミニバンといえば?と聞かれると、おそらく多くの人がアルファード/ヴェルファイアの姿を想像するハズ。それはそれで正解なのだが、そこからさらにワンランク上のステージを目指すべく、メルセデスベンツという世界的な高級車メーカーとしてのステータス性のもと、Vクラスで最上級のラグジュアリーな空間を提案したのがヴァルド。ウッド張りのフロアに装着されたキャプテンシートには上質なレザーが用いられ、ヴァルドオリジナルの縫製デザインともあいまって、移動ラウンジ的なゴージャス感が演出されている。残念ながら現在はまだ構想の段階だが、今後は数パターンの基本パッケージを設定し、そこから各種装備や好みのシート生地などを組み合わせて行くセミオーダースタイルの形式での実用化を検討中とのこと。サルーンベースのリムジンを凌ぐユーティリティを備えた、ミニバンのショーファードリブン仕様。この発想は絶対にアリだと思う。
高級感を備えながらも、ややシンプルに過ぎるノーマルVクラスの内装を一新。クルーザーのデッキを連想させるチーク材を用いたフロアにも注目。ボディキットについてはヴァルドの従来モデルを踏襲。
Vクラスの隣で異様な存在感を放っていたロールスロイス・ファントム。マットブラックでフルラッピングされたボディに、ヴァルド・ブラックバイソンのキットをフル装着。ホイールサイズは24インチ!
問:ヴァルドインターナショナル 072-673-3000
[Photos by 幸田太郎 Text by 高橋陽介]
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