現在位置: carview! > ニュース > カー用品 > 車高調も3年6万キロ保証! 新しくなったHKS S-styleのヒミツに迫る!!  ホンダ・オデッセイで走りもチェック!

ここから本文です

車高調も3年6万キロ保証! 新しくなったHKS S-styleのヒミツに迫る!!  ホンダ・オデッセイで走りもチェック!

掲載 更新
車高調も3年6万キロ保証! 新しくなったHKS S-styleのヒミツに迫る!!  ホンダ・オデッセイで走りもチェック!

HKS HIPERMAX S-style[エッチケーエス ハイパーマックス エススタイル]


HKSが展開するミニバン向け車高調のトップランカーとして人気のハイパーマックス Sスタイルシリーズがついにモデルチェンジ! 従来通りのスタイリッシュなローダウンに加えて、乗り心地をさらに快適にする秘密がふんだんに盛り込まれているぞ。

クルマの中のニオイ、あなたはどうしてる?|フジモンのクルマ生活豆知識 109


今回モデルチェンジしたSスタイルのLとCはどのようなコンセプトで作られているのかHKS広報担当の近藤さんに聞いてみた。

「Sスタイルというのは高速道路では安心して乗っていただけるように安定感を重視しています。ピタっと吸い付くような感覚を狙っています。そして街中では変なコツコツ感が伝わってこないようにセッティングをしています」。

実際に高速道路を70km/hから80km/h程度で走ってみたが、たしかに路面にはりつくような安定感をみせつつも路面の継ぎ目の存在をほとんど感じさせないくらいの快適性をもっている。

「今回は大幅にモデルチェンジをして乗り心地が快適になるような新技術をたくさん投入しています。そのなかでも『PVS(プリロードバルブシステム)』と呼んでいる新たなバルブシムの形状によって、ダンパーのピストンスピードが低速のときは減衰力を立ち上げ、高速域では不要な減衰力をカットできるようにしています。低速ではフワつきにくく、高速では段差でもガツンとならないというわけです」。

たしかに一般道から高速道路まで実際に走行してみたが、スポーツ走行性能があがっているというよりも、乗り心地が快適になっているという印象のほうが強い。

「さらにピストン自体をM4PというマックスIVシリーズに搭載しているモノを新たに採用したのでダンパーの性能があがっているんですね」。

つまり、新しくなったSスタイルのLとCはダンパーのセッティングを徹底的にこだわった仕様になっているというわけだ。車高調でローダウンと快適な乗り心地を手に入れたい人はぜひチェックしてもらいたい。

インシュレーターを標準装備

サスペンションのネジレなどから発生する異音を防ぐために、スプリングの上部と下部にインシュレーターを標準装備する。RCオデッセイのようにフロントサスペンションがストラット形状の場合は効果テキメン。

サイレントチューブ&インシュレーターを標準装備

スプリングは走行中に激しく伸縮を繰り返しており、それによって異音が発生する場合がある。もっとも異音の原因とされるスプリングの線間密着を緩和するために、サイレントチューブが標準装備されている。

ダンパーの性能向上により一部車種でリアのバネレートをアップ

ダンパーにはハイパーマックスのなかでもスポーツモデルとなるマックスIVシリーズと同じM4P(マックス4ピストン)やハイグレードダンパーオイルを採用して大幅に性能をアップさせている。それによって、一部の車種ではリアのバネレートを高くして走行性能全体の向上に成功。

バンプラバーを新規開発

不快な乗り心地の原因とされるサスペンションが縮みきってしまったときの通称「底づき」だが、車重やストロークなどの車種による特性を考慮したバンプラバーで対策。突き上げ感を大幅に軽減している。

30段階の調整幅を使い切れるセッティングに

Sスタイルのなかでも「L」は減衰力を30段階で調整できるモデル。RCオデッセイのようにフロントがストラットタイプのサスペンションの場合は倒立式となるので、調整ダイヤルが車高調の下側に備わっている。

3年6万キロ保証
従来のSスタイルは2年と4万キロという保証内容だったが、今回のリニューアルにともなって3年6万キロ保証と長くなっている。つまりそれだけ全体の品質も向上しているということ。

新開発のプリロードバルブシステムでスピードに応じて減衰力を可変させる

今回もっとも大きな構造変更となったのがダンパー内部に採用されたPVS(プリロードバルブシステム)にある。ピストン部分の伸び側と縮み側にそれぞれバルブシム群を設けることで、低速域と高速域で減衰力を可変させられる。

つまり、低速域ではマイルドな乗り心地にしつつも、高速域ではしっかりと踏ん張る乗り心地となるのだ。

HKS HIPERMAX S-style L

Sスタイルシリーズは全3種類ラインアップされているが、「L」と「C」の2つがモデルチェンジした。今回は減衰力30段調整付きの「Sスタイル L」の内容をチェックをする。

対応車種:30/20アルファード&ヴェルファイア、10アルファード、50/30エスティマ、80ノア&ヴォクシー&エスクァイア、70/60ノア&ヴォクシー、60ハリアー、50/30プリウス、プリウスα、E52/E51エルグランド、C27/C26/C25セレナ、E12ノート、ジューク、エリシオン、RC1/RB3/RB1/RA6オデッセイ、RK1/RG1ステップワゴン、ジェイド、KE2 CX-5ほか価格:14万8000円~21万8000円ハイパーマックスSスタイルラインアップ

【DEMO CAR】 RC1 ODYSSEY

今回取材したのはHKS のデモカーとなるRC1オデッセイだ。フロントはストラット式でリアはトーションバー式というミニ バンではもっともオーソドックスな形状となっている。デモカーは前後ともに純正比31ミリダウン。

新しくなったエススタイルをぜひ体感してみてください!

HKS広報担当の近藤さん曰く「今回はローダウンのスタイルももちろんですが、乗り心地がかなりよくなっているのではじめてでも安心して使っていただけますよ」。

こんな記事も読まれています

ファインモータースクール上尾校で開催された「まるごとバイクフェスティバル2024」のレポートが公開
ファインモータースクール上尾校で開催された「まるごとバイクフェスティバル2024」のレポートが公開
バイクブロス
マツダ「新型ロードスター最強版」実車公開へ! “市販化”前提な国内初の「2L」仕様!? 新型「RS C」がスゴイ!
マツダ「新型ロードスター最強版」実車公開へ! “市販化”前提な国内初の「2L」仕様!? 新型「RS C」がスゴイ!
くるまのニュース
ジャガー「Dタイプ」がたったの約54万3000円! カーディーラーで販売された空冷単気筒2ストロークを搭載したジュニアカーとは
ジャガー「Dタイプ」がたったの約54万3000円! カーディーラーで販売された空冷単気筒2ストロークを搭載したジュニアカーとは
Auto Messe Web
3代目では「エアー」と「クロスター」の2つのタイプを設定!ホンダが新型「フリード」をHPで先行公開
3代目では「エアー」と「クロスター」の2つのタイプを設定!ホンダが新型「フリード」をHPで先行公開
LE VOLANT CARSMEET WEB
トヨタ ランドクルーザー 250【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
トヨタ ランドクルーザー 250【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
Webモーターマガジン
アンドレッティの参戦を拒否したF1を米国下院司法委員会が調査へ。評価プロセスに関連する全文書提出を要求
アンドレッティの参戦を拒否したF1を米国下院司法委員会が調査へ。評価プロセスに関連する全文書提出を要求
AUTOSPORT web
一世を風靡したレーサーに見る名人と天才の違いとは?
一世を風靡したレーサーに見る名人と天才の違いとは?
AutoBild Japan
ヤマハ発動機、元会長の長谷川武彦氏が死去 トヨタ2000GT製造責任者やパッソルの開発を主導
ヤマハ発動機、元会長の長谷川武彦氏が死去 トヨタ2000GT製造責任者やパッソルの開発を主導
日刊自動車新聞
宮田莉朋のチームメイトが緊急交代/6年ぶりの事態/ハプスブルクからのメッセージetc.【WECスパ走行前日Topics】
宮田莉朋のチームメイトが緊急交代/6年ぶりの事態/ハプスブルクからのメッセージetc.【WECスパ走行前日Topics】
AUTOSPORT web
MotoGPでの苦戦続くホンダ、2027年新規則が浮上の契機に? しかしマリーニ「あまりにも先すぎる」
MotoGPでの苦戦続くホンダ、2027年新規則が浮上の契機に? しかしマリーニ「あまりにも先すぎる」
motorsport.com 日本版
画質よし、価格よし! 彩速ナビ「TYPE S」がHD画質になって新登場 2024年モデルの注目は?
画質よし、価格よし! 彩速ナビ「TYPE S」がHD画質になって新登場 2024年モデルの注目は?
AUTOCAR JAPAN
「軽自動車」と「普通車」どっちがイイ? 大きさ・走り・維持費はどう違う? 「軽」に適してるのはどんな人?
「軽自動車」と「普通車」どっちがイイ? 大きさ・走り・維持費はどう違う? 「軽」に適してるのはどんな人?
くるまのニュース
馴染み始めがタイミング 新しく購入した自転車は初回点検を忘れずに!
馴染み始めがタイミング 新しく購入した自転車は初回点検を忘れずに!
バイクのニュース
新UI・オーガニックGUIプラス搭載で特大サイズ2画面表示対応、ケンウッド“彩速ナビ”2024年モデル・TYPE Sシリーズ4モデル発売
新UI・オーガニックGUIプラス搭載で特大サイズ2画面表示対応、ケンウッド“彩速ナビ”2024年モデル・TYPE Sシリーズ4モデル発売
レスポンス
内装の質感にビビる!! 生産はわずか数百台のみ! ビートルのオシャレ番長モデルの「ヘブミューラー」
内装の質感にビビる!! 生産はわずか数百台のみ! ビートルのオシャレ番長モデルの「ヘブミューラー」
ベストカーWeb
25歳でルノー「キャトル」とマツダ「ロードスター」の2台体制!「できる限りの整備は自分でやっています」
25歳でルノー「キャトル」とマツダ「ロードスター」の2台体制!「できる限りの整備は自分でやっています」
Auto Messe Web
【2タイプのちょうどいい】 ホンダ新型フリード先行公開 「エアー」/「クロスター」を設定
【2タイプのちょうどいい】 ホンダ新型フリード先行公開 「エアー」/「クロスター」を設定
AUTOCAR JAPAN
メガーヌR.S.の最終モデルと人気のカングーを展示! アルカナの試乗もできます! ルノーブース出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
メガーヌR.S.の最終モデルと人気のカングーを展示! アルカナの試乗もできます! ルノーブース出展情報【ル・ボラン カーズ・ミート2024 横浜】
LE VOLANT CARSMEET WEB

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.0565.0万円

中古車を検索
オデッセイの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

8.0565.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村