現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 700馬力超え!? オデッセイ顔「シルビア」実車展示! ロータリーエンジン搭載のハイパーカー!? ピンクラメが強烈なスゴイの現る

ここから本文です

700馬力超え!? オデッセイ顔「シルビア」実車展示! ロータリーエンジン搭載のハイパーカー!? ピンクラメが強烈なスゴイの現る

掲載 21
700馬力超え!? オデッセイ顔「シルビア」実車展示! ロータリーエンジン搭載のハイパーカー!? ピンクラメが強烈なスゴイの現る

■13Bロータリーエンジンのオデッセイ顔240SXってナニ?

 アメリカ・ラスベガスで毎年11月に開催される、世界最大級のアフターマーケットパーツの見本市「SEMAショー」。
 
 2023年10月31日から11月3日まで開かれた今回のSEMAショーではホンダ「オデッセイ」の顔をまとった「240SX(シルビアの北米仕様)」が注目を集めました。いったいどのようなクルマなのでしょうか。

【画像】「えっ…!」オデッセイ顔シルビア現る! 凄すぎる実車を画像で見る!(20枚)

 SEMAショーは1967年より主催している見本市で、クルマのカスタムやエンジンのチューニングだけでなく、さまざまな「アフターマーケット」の会社・ブランドがこのショーに集まります。

 特にここ数年ではいわゆる「25年ルール」でアメリカでの登録が解禁された日本製スポーツカーや、それよりも古い世代の旧車の出展が多く見受けられるようになっています。

 今年のSEMAショーも例年通り、さまざまなカスタムを施した日本車が数多く展示されました。

 中でも、1999年創刊のチューニング情報雑誌「パスマグ」に展示されたシルビアは来場者の注目の的となりました。

 このビルドを手がけたのはポール・サグナイ氏です。ベース車両は自身が12年以上所有している1993年型240SX(シルビアの北米仕様)ですが、日本のシルビアに近づけるために右ハンドル換装が施されています。

 また、フロントはスピリット玲の「オデビア」換装キットを使って3代目オデッセイのヘッドライトが移植されており、他のS13とは一線を画すエキゾチックな見た目が特徴的です。

 外装色はラメ入りのキャンディピンクが特徴的ですが、それ以上に中身が驚きの仕様となっています。

 ポール氏の240SXはRB25DEにボルグワーナーのEFR 7670を組み合わせて最高出力430hpを誇る仕様で、パスマグ主催の「最強のカスタムカー」を決める選手権「チューナー・バトルグラウンズ」では2023年のチャンピオンにも輝きました。

 それから程なくして、ポール氏はSEMAショー出展にあたって240SXを作り直すことを決定、マツダ「RX-7」などにも搭載されるロータリーエンジン「13B-REW」へ換装することになりました。

 チューニングはバージニア州のロータリーエンジン専門チューナー「エンジェル・モータースポーツ」が担当し、ペリフェラルポートから吸気する「ペリチューン」が施されています。

 クラッチとフライホイールはACT(アドバンスド・クラッチ・テクノロジー)製、ターボチャージャーも新たにボルグワーナーS476へと換装し、最高出力700hpを目指したいとポール氏は語ります。

 これ以外にもスロットルにはボッシュ製の82mm電動スロットルを用いたほか、電動ウォーターポンプ、そしてエンジンルームをすっきりさせるためにオルタネータを撤去など、電装品周りもアップデートされています。

 肝心の冷却系統はラジエーターを上下V字型に配置する「Vマウント化」を敢行。

 ホイールハウスより前はパイプフレーム化されているほか、ストラットタワーは和柄のひとつである「青海波」模様のようなアートも施し、魅せるエンジンルームが完成されました。

 インテリアはRB25DE時代からあまり変わらず、シートはBRIDEのZETAIIIにタカタのハーネスと王道の組み合わせです。足回りにはレイズが日産のモータースポーツ部門「ニスモ」のために手がけたLM-GT2(18インチ)が燦然と輝いています。

 ブレーキはフロント6-potキャリパーに2ピースローターを組み合わせており、強力なエンジンに見合ったブレーキ性能を誇ります。

 今回のプロジェクトはスポンサーの協力なくして実現できなかったとポール氏は語ります。

 今後もさまざまなイベントにこの240SXを展示するとしており、その度に注目を集めることでしょう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web

みんなのコメント

21件
  • wil********
    ボンネットもグリルも外した写真載せてオデッセイ顔と言われても・・・。
    それならちゃんとした写真を載せてよ。
  • myu********
    北米仕様(240SX)なら、日本仕様の180SX顔(俗にいうワンビア状態)が標準状態のはず。
    オデッセイ顔にしたと言っても、他の方のコメにもあるように、グリルをつけてボンネットを閉じた画像が見つけられませんでしたが、実際どうなのかな。

    逆に北米なら、日本仕様のS13シルビア顔にするのも良いと思うんだけど。
    もちろん北米では珍しい状態になるはずだけど、日本から見れば「普通のシルビアじゃん」ってなりますけどね(笑)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

177.0271.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

156.0908.0万円

中古車を検索
シルビアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

177.0271.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

156.0908.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村