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日産の新しいコンパクトSUV「キックス」北米仕様の発売開始! 価格は邦貨換算で300万円強から!! 気になる日本仕様はどうなる?

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日産の新しいコンパクトSUV「キックス」北米仕様の発売開始! 価格は邦貨換算で300万円強から!! 気になる日本仕様はどうなる?

ボクシーなフォルムと表情豊かなフロントマスクが印象的

 北米日産は先ごろ、2025年モデルとして新型「キックス」の発売をスタートしました。

【画像】「えっ!…」斬新なフロントマスクがカッコいい! これが日産の新しいSUV「キックス」です(30枚以上)

 日産「キックス」が誕生したのは2016年のこと。まずは南米市場に初投入されました。その後、2020年6月に日本で発表。南米や日本だけでなく、北米、東アジア、東南アジア、アフリカ、中東など多くのグローバルマーケットで販売されてきました。

 日本仕様には、日産独自のパワートレイン“e-POWER”を搭載。2022年改良された最新モデルはインテリアの質感がアップしたほか、従来から定評のある広く使い勝手のいいラゲッジスペースなども相まって、安定した人気を獲得しています。

 今回、北米で発売がスタートした新型「キックス」は、デザインも機能も全方位的に進化を遂げています。

 北米仕様の新型「キックス」は、全長171.9インチ(約4366mm)、全幅70.9インチ(約1801mm)、全高64.0~64.2インチ(約1626~1631mm)とアナウンスされています。

 日本仕様の現行「キックス」は全長4290mm、全幅1760mm、全高1605mmですから、スリーサイズとも若干のサイズアップとなっています。

 新型「キックス」のエクステリアデザインは、大胆で表情豊かなフロントマスクが印象的。力強く張り出したフェンダー回りと全体のボクシーなフォルムが力強さを感じさせます。

 また、エッジの効いたデザインとなるリアのコンビネーションランプも注目のポイント。張り出したリアフェンダーにまで縦長のコンビネーションランプが回り込んでおり、LEDランプによって印象的なリアスタイルを構築しています。

 フロントバンパーの下端や、ドアパネルの下端であるロッカーパネルには、スポーツスニーカーのソールからインスピレーションを得たという複雑な3次元形状のアクセントを配しているのが特徴。質感を高めるとともに、視覚面でのユニークさを演出しています。

 一方のコックピットは、コンパクトカーの「ノートe-POWER」に通じるレイアウトとなっています。SUVらしく高い位置に配されたフロアなどの恩恵で、前後シートともに見晴らしがよく開放感も上々です。

 センターコンソールには、大きなコーヒータンブラーも収められるよう設計されたふたつのカップホルダーとリッドつきの収納ボックスを装備。使い勝手にも優れているのも新型「キックス」のポイントです。

 またシートには、日産独自の“ゼロ・グラビティシート設計”を導入。乗員の体全体に体重と圧力を分散し、快適な着座姿勢をサポートしてドライビング時の疲労感を軽減します。

 さらに新型「キックス」は、クラス最高レベルのラゲッジスペースを確保しているのもポイントです。

 北米仕様の荷室容量は、標準状態で最大30立方フィート(約850リットル)、リアシートの背もたれを倒した状態で60立方フィート(約1700リットル)とアナウンスされています。

 また、荷室フロアは高さを2段階に設定できるため、荷物のサイズや量に合わせてフレキシブルなアレンジが可能。上の段に設定すれば、背もたれを倒した後席から続くフラットフロアが広がる一方、下の段に設定すると、背の高い荷物の運搬にも活躍します。

 加えて、リアゲート開口部がワイドな点も魅力的。クラス最大となる40.3インチ(約102cm)のワイドな開口部が、かさばるキャンプ道具やゴルフのキャディバッグなど長尺物の積み降ろしを楽にします。

●日本仕様の登場はe-POWERの設定待ち?

「S」、「SV」、「SR」と3つのグレードが用意される北米仕様の新型「キックス」ですが、エントリーグレードの「S」にも“日産セーフティシールド360”が装備されるなど、安全性の追求に抜かりはありません。

 さらに、インテリジェントクルーズコントロール、すべてLED化されたエクステリア照明、Bluetooth対応の7インチタッチ式ディスプレイなども備えるなど、充実した装備が目を惹きます。

 ミドルグレードの「SV」になると、ワイヤレスAndroid AutoならびにApple CarPlayに対応した12.3インチのタッチ式ディスプレイにアップグレード。さらに、ワイヤレス電話充電パッドや17インチホイールも装備しています。

 さらにスポーティグレードである「SR」は、19インチアロイホイール、LEDシグネチャーランプつきヘッドライト、ツートンのインテリアステッチ、グロスブラックのエクステリアミラーを装備。

 加えて、12.3インチの液晶メーターパネル、プロパイロットアシストおよび車両周囲360度の鳥瞰ビューを表示するインテリジェントアラウンドビューモニターなど、快適&安全装備も格上げされています。

 北米仕様の新型「キックス」は、すべてのグレードにオプションでAWD仕様を設定。8.4インチ(約213mm)という余裕あるロードクリアランスと相まって、さまざまな路面コンディションにおいて安心・安定の走りを提供します。

 ちなみに、AWD仕様の新型「キックス」には、すべりやすい路面に特化したチューニングを施した走行モード「スノー」モードを追加。雪や氷の上でもドライバーの意図したラインを走れるよう制御されるといいます。

* * *

 そんな北米仕様のパワートレインは、最高出力141馬力、最大トルク140lb-ft(約200Nm)を発生する2リッター直列4気筒エンジン+CVTの組み合わせ。日本仕様の詳細は現時点では明らかになっていませんが、おそらく定評あるe-POWERと100%モーターで駆動する電動4WDの組み合わせとなることでしょう。

 北米仕様と同様のサイズ&内外装デザインで登場すれば、日本でも高い人気を得る可能性が高い新型「キックス」。北米仕様のメーカー希望小売価格は2万1830ドル(約313万円)からといいますから、日本仕様がどれくらいの設定になるか気になるところです。

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みんなのコメント

12件
  • さだ
    ノートと同じプラットフォームなので、e-powerも1200ccでは。4WDもノートオーラと同じ感じで。
  • sor********
    海外モデルを見ては日本で売れと騒いでも、
    いざ売った今度は高いと文句を言うオチ。

    だから実際に見てみなさい、
    そもそもキックスに乗ってる人って
    そんなにいるか?

    年寄りの冷やかしを煽るだけで、
    こうやって宣伝にカネを掛けること自体が
    無駄遣いってもの。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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