ジュリア、目隠し運転で記録樹立

FCAは、アルファ ロメオの新型スポーツセダン「ジュリア」で英シルバーストーン・ナショナルサーキットのタイムアタックを実施し、新たなレコードラップを達成したと発表した。

今回のチャレンジは通常のタイムアタックとは異なり、ドライバーが目隠し運転で挑んだもの。ナビゲーターの無線による指示のみを頼りに走行し、1分44秒3をマークした。このタイムは目隠し運転のものとしては最速とのことだ。

タイムアタックを実施したのは、ジュリアの最上級グレード「クアドリフォリオ」。2.9リッターV6ツインターボを搭載し、最高出力510ps、最大トルク600Nmを発生する。

ちなみにシルバーストーン・ナショナルサーキットの1周の距離は1.64マイル（約2.64km）。参考ラップタイムは、BMW M5（E60）で1分10秒台、ポルシェ911カレラ（タイプ996）で1分12秒台といったところ。1分44秒のタイムは目隠しをしたタイムとしては、なかなかの好タイムといえそうだ。

ドライバーを務めたのは、アルファロメオのプロテストドライバー。ハンドル操作を少しでも誤れば重大な事故に繋がるだけに、ドライバーもナビゲーターも十分な練習を積んで挑んだ。プラクティスの模様は以下のURLで見ることができる。

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https://www.youtube.com/watch?v=BxAYP1C62ZE