現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ランボルギーニ・ウラカンSTOに試乗!──気になるクルマ最新事情

ここから本文です

ランボルギーニ・ウラカンSTOに試乗!──気になるクルマ最新事情

掲載 更新
ランボルギーニ・ウラカンSTOに試乗!──気になるクルマ最新事情

スーパースポーツが好調な売り上げを見せる一方で、エンジン車の寿命が取り沙汰されるなど、振り返ってみればいろいろな動きがあった2021年。いま、クルマの世界はどうなっているのか、GQ取材班が報告する。

スーパーカーの最新トレンドって?

未来を先取り──新型ヒョンデ・アイオニック5試乗記

富士スピードウェイで行われたランボルギーニ・ウラカンSTOの試乗会に参加したGQ取材班は、そこでスーパースポーツの最前線にふれた。

STOとは「スーパートロフェオ・オモロガータ」の略。ランボルギーニのワンメイクシリーズ、スーパートロフェオに参戦するレース車両をベースに、一般道も走れるように仕立てたロードゴーイングモデルだ。

最大の特徴は、デカいリアウィングに代表されるエアロパーツで武装することで空力性能を高めたこと。「どんなクルマでも富士スピードウェイのホームストレートは250km / hぐらいでビビってアクセルを戻していたけれど、STOは270km / hでもピタリと安定しています」と、取材班のひとりであるGQ森口はコーフン気味に語った。

周回を重ねると、超高速域での安定性と、中低速コーナーを切り刻むように曲がるシャープなハンドリングが両立しているあたりに、レース用につくったクルマだということを強く感じるようになる。

自動車評論の巨匠、故徳大寺有恒氏は「スポーツカーは、乗用車の終わるところにはじまり、レーシングカーのはじまるところに終わる」と定義した。このSTOなら、じぶんで運転してサーキットに行き、レースを戦って自走で帰れる。クルマの黎明期にそうであったように、スーパースポーツの最前線では、レーシングカーとスポーツカーが再び重なりはじめていた。

Lamborghini Huracán STO

ワンメイクレースの担当部門であるランボルギーニ・スクアドラ・コルセが手がけたロードゴーイングレーサー。ドライバーの背後にミドシップする自然吸気のV10エンジンは、ウラカンEVOに搭載されるものと基本的には同じ。駆動方式は後輪駆動となる。限定仕様ではなくカタログにも載るが、2021年モデルは完売した。

SPEC全長×全幅×全高:4547×1945×1220mm
ホイールベース:2620mm 車両重量:1339kg(乾燥重量) 
エンジン排気量:5204cc 最高出力:640hp/8000rpm 
最大トルク:565Nm/6500rpm
乗車定員:2名 価格:¥41,250,000

Photos 望月浩彦 Hirohiko Mochizuki、菊池貴之 Takayuki Kikuchi、安井宏充 Hiromitsu Yasui@Weekend、田村 翔 Sho Tamura Illustlation 遠山晃司 Koji Toyama

Words サトータケシ Takeshi Sato

Special Thanks SIP-adus試乗会事務局

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
AUTOSPORT web
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
AUTOSPORT web
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
AUTOSPORT web
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
くるまのニュース
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
AUTOSPORT web
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
AUTOCAR JAPAN
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
Auto Messe Web
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
AUTOSPORT web
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
VAGUE
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
レスポンス
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
レスポンス
三菱「新型SUVミニバン」公開! 全長4.5m級ボディדジムニー超え”最低地上高採用! タフ仕様の「エクスパンダークロス アウトドアE」比国に登場
三菱「新型SUVミニバン」公開! 全長4.5m級ボディדジムニー超え”最低地上高採用! タフ仕様の「エクスパンダークロス アウトドアE」比国に登場
くるまのニュース
新型フォルクスワーゲン・ティグアン発売。7年ぶり全面刷新、2Lディーゼルと1.5Lハイブリッドを展開
新型フォルクスワーゲン・ティグアン発売。7年ぶり全面刷新、2Lディーゼルと1.5Lハイブリッドを展開
AUTOSPORT web
【第2回】サイトウサトシのタイヤノハナシ:スタッドレスタイヤはなぜ効く?
【第2回】サイトウサトシのタイヤノハナシ:スタッドレスタイヤはなぜ効く?
AUTOCAR JAPAN
巨大GTウイングに赤黒の「トミカスカイライン」カラー! リバティウォークはトラック相手でも容赦なしの圧巻カスタム!!
巨大GTウイングに赤黒の「トミカスカイライン」カラー! リバティウォークはトラック相手でも容赦なしの圧巻カスタム!!
WEB CARTOP
ガスリー、ご近所さんになった角田裕毅とカラオケ熱唱「声枯れるほど歌った。楽しい夜だった」思い出アデルの曲も再び
ガスリー、ご近所さんになった角田裕毅とカラオケ熱唱「声枯れるほど歌った。楽しい夜だった」思い出アデルの曲も再び
motorsport.com 日本版
Jujuが人気ドライバー部門首位「暖かい声援が何よりも活力に」。2024年のSFgoアワードはTGMが“2冠”
Jujuが人気ドライバー部門首位「暖かい声援が何よりも活力に」。2024年のSFgoアワードはTGMが“2冠”
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2654.04150.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2187.06500.0万円

中古車を検索
ウラカン (クーペ)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2654.04150.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2187.06500.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村