非の打ち所がないと思われた最高峰ミニバンが、今回の改良で得たのはさらなる上級感と快適性。装備を追加するだけでなく、シートレールを強化し乗り心地を高めるなど、見えないところも進化している。TEXT●工藤貴宏(KUDO Takahiro) ASSISTANT●藤木由貴(FUJIKI Yuki) PHOTO●中野幸次(NAKANO Kouji)
他の追従を許さぬ最上級の贅沢空間
シルバー木目調の新加飾
新たに設定されたエアロ仕様のエグゼクティブラウンジ車には、新コーディネートとしてシルバー木目調のパネルを組み合わせる。従来のブラウン系やブラック系のパネルとは異なる雰囲気を演出する。
デジタルインナーミラーを採用
インアーミラーは液晶ディスプレイに後方カメラで捉えた画像を映すデジタル式を採用した。視野が広く、ミラーに後席乗員やシート、車体などが映り込まないのが大きなメリットだ。通常の鏡へも切り替えできる。
お次は運転席まわりを見てみよう!
運転席まわり 豪華なだけではない機能的なレイアウト。
仕様により異なるメーターは、全車とも自発光式でプレミアムな仕立て、左側はガソリン車だとタコメーターだが、ハイブリッド車は出力/回生計となる。中央には42インチのTFT液晶ディスプレイをセット。
ハイブリッド車もシフトレバーは電子式ではなく一般的なゲート式。Dレンジから右に傾けるとエンジンを高めの回転に保つSモードとなりマニュアル変速もできる。
マルチインフォメーションディスプレイ
居住性&乗降性 圧倒的な快適さを誇るエグゼクティブラウンジシート
シートは肩までしっかりと支えるサイドサポート付き。ファブリック生地は上級仕様用へバージョンアップされ、合成皮革シート車には昇降温抑制機能が加わった。
シートは合計で4タイプあるが、写真のエグゼクティブラウンジシートは固定式アームレストも備えていて、飛行機のビジネスクラスのような立派さ。
上級グレードには助手席にも電動式のパワーオットマンを装備。前席にも快適なくつろぎ空間を提供する。
エグゼクティブパワーシート
シートは座面が大きく、リクライニング付きで背中にフィットする背もたれの形状もいい。中央にも座れるが、形状は2人で左右に座ることを前提としたもの。3列目では珍しいセンターアームレストも備わる。
780mmもあるスライドドアの開口幅の広さには圧倒される。
現行モデルは歴代の同車の中で最も床が低く(先代比20mmダウン)設計されていて路面との段差が少ないのも見逃せない。
上級仕様は事前に設定することで車両に近づくと自動的にドアがスライドする機能もある。
多彩なシートバリエーションを設定
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