現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > BRZの内装の魅力を徹底解説!スポーツカーならではの魅力が満載(2021年7月~)

ここから本文です

BRZの内装の魅力を徹底解説!スポーツカーならではの魅力が満載(2021年7月~)

掲載
BRZの内装の魅力を徹底解説!スポーツカーならではの魅力が満載(2021年7月~)

ワイドで低重心なスタンス、躍動感のある造形など、エクステリアデザインにおいてもその走りを表現しているスバル「BRZ」。内装もドライバーの高揚感を高めるカラーリングなど、BRZならではの魅力がたくさん詰まっています。

ここでは、BRZのインテリアデザインや収納など、内装について詳しくご紹介します。

「スバルBRZ&トヨタGR86プロトタイプ」スポーツカーに乗ってみたいなと思っているすべての人に(岡崎五朗レポート)

BRZのインテリアカラーはブラックのみ

上級グレードの「S」ではシート表皮にウルトラスエード®と本革を使用

トランクスルーにするとスポーツタイヤ4本の積載が可能

BRZの室内空間の特徴

BRZは、ピュアスポーツカーならではの走りの楽しさを追求したモデルであり、すべてが「走り」を念頭にして開発・設計されているといっても過言ではありません。

近年のファミリーカーはヘッドクリアランスや前後乗員間距離に十分な余裕を持たせ、リビングのように車内で快適に過ごせることが重視される傾向があります。

対してBRZはそういった車とは一線を画す「走り」を追求したモデルであるため、全高を低く抑えていることに加え、運転席・助手席間の距離を短縮し着座ポイントを内側に寄せて重量物をできるだけ車両の中心部に集め旋回性能を高めるなど、低重心で前後重量バランスを追求したパッケージングとなっています。

BRZの内装

ここからは、BRZの内装について見ていきましょう。なお、BRZのインテリアカラーはブラック1色のみで、グレードによるインテリアカラーの違いはありません。ステッチやメーター表示、フロントシート、左右独立温度調整機能付きフルオートエアコン表示などにはレッドが使用され、スポーツモデルらしいレーシーでアグレッシブな雰囲気を持つインテリアデザインとなっています。

1. 水平基調のインパネ

2. BOXERメーター

3. フロントシート

4. ステアリングホイール

水平基調のインパネ

出典:スバル「BRZ」グレード・価格

インパネはシンプルな水平基調のデザインを採用したことに加え、メーターバイザーを低く設置することで広い視界を確保し、ドライバーが運転に集中できる環境を整えています。

なお、上級グレードの「S」ではメーターバイザーをはじめ、ドアトリムのショルダーパッドに上質な手触りのブランノーブ®があしらわれます。

BOXERメーター

出典:スバル「BRZ」ユーティリティ

メーターには、センタータコメーターとマルチインフォメーションディスプレイとして機能する視認性に優れた7インチTFTカラー液晶パネルと、燃料や水温計などを表示するLCD液晶パネルを組み合わせたデジタルメ―ター「BOXERメーター」を標準装備しています。

出典:スバル「BRZ」ユーティリティ

水平対向エンジンの動きを思わせるオープニングアニメーションが、ドライバーの高揚感をあおります。また、スポーツ走行時に必要な情報を把握しやすいよう走行モードに合わせてメーターデザインを変化させるなど、スポーツカーならではの機能が搭載されています。

フロントシート

出典:スバル「BRZ」ユーティリティ

サーキットでのスポーツ走行が視野に入るスポーツカーでは、シートに高いホールド性が求められます。BRZでは、シートフレームやバネを刷新することで身体の沈み込みや反発力を最適化したことに加え、着座時の接触面積を広く取ってホールド性とフィット感を高いレベルで両立させたスポーツシートを採用しています。

出典:スバル「BRZ」ユーティリティ

また、フロントシートの上方にはレバーが設置されているため、楽にフロントシートを前倒しにできます。後席への乗員の乗り降りや荷物の積み込みもスムーズに行えるでしょう。

シート表皮の素材はグレードによって異なり、上級グレードの「S」ではスエード調の高級人工皮革であるウルトラスエード®と本革を採用。ベーシックグレードの「R」ではファブリックです。

ステアリングホイール

出典:スバル「BRZ」ユーティリティ

ステアリングホイールは操作性にこだわり、握りやすいグリップ断面の小径ステアリングホイールを採用するとともに触り心地の良い本革をあしらい、質感も高めています。本革は手の汗を吸い取り、滑りにくくするというメリットもあります。

なお、シフトノブ(MT車)・シフトレバー(AT車)、ハンドブレーキレバーも本革巻きです。

また、AT車にはパドルシフトも搭載されているため、ステアリングホイールから手を離すことなくマニュアル感覚のシフト操作が楽しめます。

BRZのポケッテリア

シビアに走行性能を追求するスポーツカーは、走行性能を追い求めるあまり快適性や利便性はあまり考慮されていないケースも見受けられます。ポケッテリアもほとんどない、という車種もありますが、BRZは日常的な使い勝手にもきちんと配慮し、カップホルダーや身の回りの品を収納するためのスペースが確保されています。

AT車

出典:スバル「BRZ」ユーティリティ

カップホルダーは、後席からも手が届きやすい位置にあるコンソールボックス内に2個設置されています。AT車では、コンソールボックスに加え、フロアコンソールにもカップホルダーがあります。

MT車

出典:スバル「BRZ」ユーティリティ

MT車では、シフト操作の妨げにならないようフロアコンソールのカップホルダー省かれています。

出典:スバル「BRZ」グレード・価格

また、コンソールボックス内にはUSB電源が2個装備されています。ドライブ中にスマートフォンやノートパソコンなどのデバイスが充電できるのはうれしいポイントでしょう。今時の車には欠かせない装備ともいえます。

このほか、BRZにはグローブボックスやドアボトルホルダーも備わっています。なお、グローブボックス内にはDC12V/120W電源ソケットがあります。

一般的なファミリーカーなどと比較すると取り立ててポケッテリアが充実している、というわけではありませんが、スポーツカーとしては十分な利便性が確保されているといえるのではないでしょうか。

BRZのトランクルーム

出典:スバル「BRZ」ユーティリティ

BRZでは一体可倒式のリアシートを採用しており、リアシートの背もたれを倒せばトランクスルーになります。リアシートの操作は座席側、トランク側どちらからでも可能。ほぼ段差がない状態でトランクルームが拡大するので、大きな荷物も積み込みやすいのが魅力です。

出典:スバル「BRZ」ユーティリティ

トランクルームの容量は237Lで、トランクスルー状態にして拡大するとスポーツ走行用のタイヤ4本と工具類、ゴルフバッグであれば2個積載できる広さになります。

またフロア下にはサブトランクも装備されているため、小物や工具などをすっきりとまとめておくこともでき、便利です。

スポーツカーならではのストイックな雰囲気が魅力

BRZはすべてがその走りを楽しむために設計・デザインされているため、内装に関してもストイックさのあるスポーツカーならではの雰囲気を持ち、それが魅力といえます。カップホルダーやUSB電源などが備わっており実用性にも配慮されているため、ドライブの際に不便を感じることもほとんどないでしょう。

操作性や室内の空間づくりは走りに焦点が当てられていますが、ユーティリティにも妥協のないところが今の時代のスポーツカーであることを感じさせてくれる1台です。

よくある質問

Q1:BRZの内装デザインはどのような雰囲気?

A:ブラックをベ―スに、アクセントとしてレッドをあしらいスポーティーでアグレッシブなスポーツカーならではの室内空間を作り出しています。インパネは水平基調のデザイン、メーターバイザーは低く設定して良好な視界を確保し、ドライバーが運転に集中できるように設計されているのもポイントです。

Q2:カップホルダーなどのポケッテリアはあるの?

A:はい、BRZにはコンソールボックスにカップホルダーが2個備わっており、コンソールボックス内にはUSB電源もあります。AT車にはさらにフロントコンソールにカップホルダーが追加されます。このほか、グローブボックス、ドアボトルホルダーも標準装備です。

Q3:BRZのトランクルームはどの程度荷物が積めるの?

A:BRZのトランク容量は237Lです。なお、BRZは全車に一体可倒式のリアシートを採用しているため、トランクスルー状態にするとスポーツタイヤが4本、ゴルフバッグなら2個の積載が可能です。

※この記事は2022年3月時点の情報で制作しています

こんな記事も読まれています

ヒョンデのSUV『ツーソン』改良新型、ハイブリッドも設定…インドネシアで発表
ヒョンデのSUV『ツーソン』改良新型、ハイブリッドも設定…インドネシアで発表
レスポンス
ハミルトンが“すべての予測データを超える速さ”で10番手から2位「楽しかったけど、予選の失敗が悔やまれる」
ハミルトンが“すべての予測データを超える速さ”で10番手から2位「楽しかったけど、予選の失敗が悔やまれる」
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツは中国市場の「高級EV」で苦戦! EクラスやSクラスの顧客がファーウェイに奪われている
メルセデス・ベンツは中国市場の「高級EV」で苦戦! EクラスやSクラスの顧客がファーウェイに奪われている
THE EV TIMES
首都高の「激レア風景」12月消滅へ!? 箱崎JCTの「珍しい信号機」ついに撤去決定!「通行方法に変更があります」
首都高の「激レア風景」12月消滅へ!? 箱崎JCTの「珍しい信号機」ついに撤去決定!「通行方法に変更があります」
くるまのニュース
2024スーパーGT最終戦となる第5戦鈴鹿のエントリーリストが発表。一部車両を除きウエイトなし
2024スーパーGT最終戦となる第5戦鈴鹿のエントリーリストが発表。一部車両を除きウエイトなし
AUTOSPORT web
デザインスケッチを大量公開! アバルトの最新EV『600e』に息づく「伝統と革新」
デザインスケッチを大量公開! アバルトの最新EV『600e』に息づく「伝統と革新」
レスポンス
ボディタイプやパワートレイン、インフォテイメントなど、その時代を映す鏡となってきたラグジュアリーカーの今昔物語
ボディタイプやパワートレイン、インフォテイメントなど、その時代を映す鏡となってきたラグジュアリーカーの今昔物語
LE VOLANT CARSMEET WEB
ハセガワモビリティがYADEA最新モデル「K2」を表参道ショールームに展示! EICMA2024で公開された高性能電動バイクを日本で披露
ハセガワモビリティがYADEA最新モデル「K2」を表参道ショールームに展示! EICMA2024で公開された高性能電動バイクを日本で披露
バイクのニュース
スズキ「新型カクカクSUV」に反響多数! 全長4m以下のスクエアボディの5ドア仕様!? 正規販売待ち遠しい「ジムニー」に寄せられる声とは
スズキ「新型カクカクSUV」に反響多数! 全長4m以下のスクエアボディの5ドア仕様!? 正規販売待ち遠しい「ジムニー」に寄せられる声とは
くるまのニュース
カーナビ 自動車用板ガラス カーエアコン…… まだあるぞ 日本製が世界でトップシェアを誇っている分野8選【10年前の再録記事プレイバック】
カーナビ 自動車用板ガラス カーエアコン…… まだあるぞ 日本製が世界でトップシェアを誇っている分野8選【10年前の再録記事プレイバック】
ベストカーWeb
【MotoGP】ヤマハ、バルセロナテストで投入フロントウイングには大きな変化。2025年に向け良い叩き台に?
【MotoGP】ヤマハ、バルセロナテストで投入フロントウイングには大きな変化。2025年に向け良い叩き台に?
motorsport.com 日本版
元国王陛下のブガッティ! 「インターナショナル・ヒストリック・モータリング・アワード」で「カー・オブ・ザ・イヤー」受賞
元国王陛下のブガッティ! 「インターナショナル・ヒストリック・モータリング・アワード」で「カー・オブ・ザ・イヤー」受賞
LE VOLANT CARSMEET WEB
「マンタイ レーシング」より「ポルシェ911GT3 RS(992)」用ハイパフォーマンスキットが登場!280km/hで1tのダウンフォースを発生
「マンタイ レーシング」より「ポルシェ911GT3 RS(992)」用ハイパフォーマンスキットが登場!280km/hで1tのダウンフォースを発生
Webモーターマガジン
市川團十郎がF1日本GP公式アンバサダーに就任。決勝前セレモニーで歌舞伎舞踊を披露へ
市川團十郎がF1日本GP公式アンバサダーに就任。決勝前セレモニーで歌舞伎舞踊を披露へ
AUTOSPORT web
外環道「東名~湾岸」延伸計画はどうなった? 夢の「第三京浜直結」も!? 超便利な環状ルート「最後の1区間」がなかなか進展しない「最大の理由」とは
外環道「東名~湾岸」延伸計画はどうなった? 夢の「第三京浜直結」も!? 超便利な環状ルート「最後の1区間」がなかなか進展しない「最大の理由」とは
くるまのニュース
KTMのスーパースポーツ最大排気量モデル 「990 RC R」市販予定車公開
KTMのスーパースポーツ最大排気量モデル 「990 RC R」市販予定車公開
バイクのニュース
日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
くるまのニュース
JAOS、レクサスLXで「BAJA 1000」参戦、過酷なオフロードレース制しクラス優勝
JAOS、レクサスLXで「BAJA 1000」参戦、過酷なオフロードレース制しクラス優勝
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

332.2381.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.0550.0万円

中古車を検索
BRZの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

332.2381.7万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

75.0550.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村