この記事をまとめると
■世界中で「日本車は丈夫で壊れない」というイメージが定着している
外国人が羨ましい! 日本で売ってない国産メーカーの激熱クルマ5選
■販売店でのアフターサービスを充実してアメリカでの自動車販売現場の雰囲気を改善した
■海外での日本車人気は、クルマを取り巻く充実したサービスの効果が大きい
サービスの充実で世界の信頼を得た日本車
コロナ禍の前、日本に来る外国人たちの日本での旅行体験や生活体験を紹介する番組が数多くあった。そんな番組で、「日本車は丈夫で壊れない」という言い方をよく聞く。また、海外に出向いての各種の取材番組でも、同じような声をよく聞く。その多くは、アフリカなどの経済発展途上国で、そこで使われている日本車は欧米などを経由してきた走行距離は20万kmや30万kmといった代物が目立つ。
こうした「日本車は丈夫で壊れない」という認識は、じつはアメリカや欧州などでも根強い。この「壊れない」という言葉には、ハードウエアとして頑丈とか、部品の設計・製造がしっかりできているという側面も当然あるが、そのほかには販売店でのアフターサービスが充実している点が挙がられる。
なかでも、アフターサービスを徹底したことで販売を伸ばしたことで知られるのが、アメリカ生まれのレクサスだ。無料洗車やディーラー隣接のカフェスペースの開放などによって、ディーラー内を居心地良い空間に変身させた。こうしたレクサスの販売手法を各メーカーが後追いするようになり、アメリカでの自動車販売の現場の雰囲気は大きく改善された。
言い方を換えると、それまでアメリカ人ユーザーの多くが、ディーラーに行くことが苦痛だった。セールスマンの強引なセールストークや、ヒドゥンコスト(最初は表に出てこない各種費用)など、新車購入時にユーザーの心の負担になることが多く、そのため修理などでもディーラーを避けて、町の修理工場を使う人も結構いた。
それが80年代後半のレクサス登場によって、業界全体が徐々にカイゼンされていったのだ。
インドではスズキが圧倒的な支持を受けている
では、ところ代わって、インドではどうだろうか。
周知のとおり、インド政府が80年代初頭、スズキに依頼して国民車構想を推進してきたことで設立されたマルチスズキがシェア5割強を誇る。そんなインド市場では、トヨタやホンダもスズキに太刀打ちするのは、なかなか難しい。
以前、インド現地でトヨタ幹部と意見交換した際、彼は「スズキのディーラー各社とディーラーとの関係は極めて良好で、同じような体制をトヨタで作ることはとても難しいと痛感している」と話していた。
スズキは日本でも、地域の自動車修理工場に営業マンが足繫く通い、人間関係を築くという地域密着型の営業スタイルを大切にしてきた。こうした姿勢がインドでも受け入れられているといえる。そんなスズキの手法をトヨタやホンダもしっかり学ぶことで、インドでの日本車に対する信頼度が上がっていくのだ。
こうして、アメリカにしろ、インドにしろ、また他の仕向け地でも、ユーザーとディーラーとの関係性が良くなることで、結果的にクルマの残存価値(リセールバリュー)を高く維持することにつながり、新車販売を円滑に回すことになる。
海外での日本車人気は、クルマ本体のデザインやパフォーマンス、そして燃費の良さだけではなく、クルマを取り巻く充実したサービスの効果が大きい。
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