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SRO、バレンティーノ・ロッシが参戦する2022年GTWCヨーロッパ年間エントリーリストを発表

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SRO、バレンティーノ・ロッシが参戦する2022年GTWCヨーロッパ年間エントリーリストを発表

 SROモータースポーツ・グループは3月8日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWS(GTWCヨーロッパ)の2022年シーズンエントリーリストを発表した。今季のスプリントカップには25台が参加。トタル・スパ24時間レースを抱えるエンデュランスカップには52台のエントリーが集まっている。

 2021年シーズンから12台増となったエンデュランスカップのフィールドにはプロカテゴリーに15台、スプリントカップでは計11台のトップクラスカーが暫定的にエントリーしている。エンデュランスカップとスプリントカップのポイントを組み合わせたGTワールドチャレンジ・ヨーロッパシリーズへの登録車数は合計22台だ。

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 アストンマーティンやアウディ、ベントレー、BMW、フェラーリ、ポルシェ、マクラーレン、メルセデスAMG、ランボルギーニなど各ブランドのGT3カーは、2022年もGTWCヨーロッパに参加するカスタマーチームによって代表される。

 エンデュランスカップのグリッド数が増加した要因は、ビーチディーンAMR、ヴィンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)、JPモータースポーツ、トレゾル・バイ・カーコレクション、ライパート・モータースポーツなどの新しいチームとリピーターチームがシリーズに参加したことが挙げられる。

 その一方でシリーズを去ったチームもある。アンドレア・カルダレッリが率いるランボルギーニチームのFFFレーシング・チームは今年からGT3参戦を休止し、ポルシェのGPXレーシングはIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジに専念することが決まっている。

 BMWチームのワーケンホルスト・モータースポーツも今季のエントリーリストに含まれていないが、ドイツのメーカーが開発した新しいM4 GT3は、スパ24時間で2度の総合優勝を経験しているローヴェ・レーシングによって2022年のグリッドに登場する予定だ。

 ブランドをスイッチしたチームは3つ。ガレージ59はアストンマーティンからマクラーレンに切り替え、スカイ・テンペスタ・レーシングはフェラーリからメルセデスAMGに。また、ブーツェン・ジニオン・レーシングではBMWからアウディへのスイッチを決断した。

 新たに作られたゴールドカップクラスには、富田竜一郎の起用を発表しているチームWRTの33号車アウディを含め6台がエントリーしているが、エンデュランスカップ内にまだ参戦クラスを決めていないクルマが4台あるため最終的な数は未確定だ。

 シルバーカップは暫定19台がエントリー。一方、プロアマカップは現在のところ確認されているのは2台のみとなっている。

■ラテルCEO「全イベントに観客が戻ってくることを楽しみにしている」

 全5ラウンド、各60分のレースが週末に2回行われるスプリントカップは、29台が集まった昨年と比べるとグリッド上に並ぶ台数がやや減少することになった。

 前述のとおり25台中11台がプロクラスにエントリーし、10台がシルバーカップに、プロアマカップには3台が参戦予定だ。残る1台はスカイ・テンペスタのメルセデスAMGで、カテゴリーの確認待ちとなっている。

 GTWCヨーロッパの開幕戦はエンデュランスカップのオープニングラウンドとなるイモラで、4月1日から3日にかけて開催される。スプリントカップの開幕ラウンドは4月30日から5月1日に実施されるシーズン第2戦ブランズハッチだ。

「ファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWSの2022年シーズンにおいて、このような競争力のある多様なエントリーリストを提示できることを非常にうれしく思う」と語るのは、SROの創業者兼CEOのステファン・ラテル。

「私たちはスプリントカップに、25台のクルマが確認されたことをうれしく思っており、エンデュランスカップには50台以上のフルシーズンエントリーと多くの強力なラインアップが集い、最高の状態に戻っていると感じている」

「過去2年間の困難にもかかわらず、シリーズがこのように強力で一貫性のあるグリッドを引き付け続けていることを誇りに思う」

「いま、これらのエキサイティングなエントリーリストとバレンティーノ・ロッシの登場により、私たちは2022年のすべてのイベントに一般の人々が戻ってくることを楽しみにしている」

「来月のイモラで50台以上のクルマが一斉にスタートするのを見るのがとても楽しみだ」

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