2位のタントに大差をつける
執筆:Naojiro Onuki(大貫直次郎)
【画像】予告! 新型「ホンダNボックス」と純正アクセサリー装着車【写真で見る】 全140枚
2023年7月の軽自動車の新車販売・車名別ランキングを、全国軽自動車協会連合会が発表した。
生産調整期間の短縮を図ったホンダNボックスが、前年同月比4.8%増(1万7919台)を達成して14か月連続での首位を獲得する。
なお、8月3日に外観と内装が先行公開されたフルモデルチェンジ車(写真)は、秋に発売される予定だ。
続く第2位には、昨年10月に一部改良を実施したダイハツ・タントが同58.1%増の1万255台を販売して前月と同位に位置。
また、第3位には同15.5%増の9804台を売り上げたスズキ・スペーシアが、第4位には同52.8%増(8189台)を登録したスズキ・ハスラーが、いずれも1ランクアップで入った。
2023年7月 軽四輪車 通称名別 新車販売トップ10
1位 ホンダNボックス:1万7919台
2位 ダイハツ・タント:1万255台
3位 スズキ・スペーシア:9804台
4位 スズキ・ハスラー:8189台
5位 ダイハツ・ムーヴ:6791台
6位 スズキ・ワゴンR:6063台
7位 スズキ・アルト:5519台
8位 日産デイズ:4336台
9位 ダイハツ・ミラ:4301台
10位 日産ルークス:4033台
注目モデルの動向は?
注目モデルの動きも見ていこう。
ファッショナブル軽乗用車のラパンの販売が好調なスズキ・アルトは前年同月比8.1%増(5519台)を達成。
また、5月より販売を開始した三菱デリカ・ミニは、基本コンポーネントを共用する既存のeKシリーズとの合算で3280台と公表する。
さらに、軽EVの日産サクラは3174台、三菱eKクロスEVは446台の販売台数を成し遂げた。
一方で商用車カテゴリーでは、昨年8月にデビューした新型軽バンのスズキ・スペーシア・ベースが811台の登録を達成。
また、軽商用EVの三菱ミニキャブ・ミーブは同182.8%増の82台を売り上げる。
対して昨年12月に全面改良を実施したダイハツ・ハイゼットカーゴ/アトレーは、仕入先での火災による部品欠品の影響で生産ラインの稼働停止を強いられたために、同50.6%減(4067台)にとどまった。
なお、登録車と軽自動車を合わせた7月の車名別ランキングのトップ5は、トヨタ・ヤリスが2か月連続での首位。
以降はホンダNボックス、トヨタ・カローラ、トヨタ・シエンタ、ダイハツ・タントの順で続く。また、月間販売台数1万台超えは、登録車と軽を合わせて5車種と、生産状況の回復ぶりが伺える結果となった。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダN-BOXは首位変わらずも、2位スズキ・スペーシアが前年比150%と好調。トヨタ・ルーミーが登録車首位、全体3位に!(24年10月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
【比較試乗】街乗りからオフロード走行まで可能な本格オフローダーを比較検証。タフな相棒の戦闘力は?「ランドローバー・ディフェンダー vs トヨタ・ランドクルーザー vs メルセデス・ベンツ Gクラス vs ジープ・ラングラー」
ポルシェ『911 GT3 RS』に新「マンタイキット」…285km/hで1000kg以上のダウンフォース
トヨタのハイブリッドミニバン『イノーバハイクロス』、発売2年で10万台販売
ついにトヨタ「新型セリカ」開発へ 副社長が復活宣言 MR2にも期待膨らむ
「車線減少の手前で抜かされそうになり、負けじと加速したら鳴らされました。私が悪いんですか?」投稿に回答殺到!?「どっちもどっち」「いちいち喧嘩売るなよ」の声も…実際法律では誰が悪いのか
なぜ? 10歳児童に「過失100%」判決! 信号無視でクルマに衝突事故で。 「子どもだからといって無責任ではない」声も!? 何があったのか
【早くも1万台超え】安価でも豪華装備、業界もザワつく大穴SUV「フロンクス」の “強みと弱点”
高すぎる「クルマの税金」が大変化? 「二重課税」や「ガソリン税」解消なるか! もはや“旧すぎる”「複雑な自動車税制」現状の課題は? 電動化の今こそ「変わるチャンス」か
一部改良アルファード/ヴェルファイア11月23日から受注再開!? だいぶがっかり!? 注目の廉価版アルファードXはHEVのみで510万円から!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
間違いない。少なくともタントよりはコストが
かかっているしマイナーチェンジ後のモデルは
乗り心地や静粛性にも磨きがかかり、完成度が
更に高まった。
はっきり言って現行N-BOXは価格と性能のバランスが良すぎる
限られた軽市場でライバルも1万台レベルを保持している中で2万台の販売
他社から市場を奪っているというよりも
自社の保有顧客をN-BOXにかき集めている感じ
N-BOXからN-BOXも多いと思うけど
フィットやフリード、ステップワゴンからの乗り換えも多いのではないか
これらかつての上位常連車種が消えている
次期N-BOXで車両収益性の向上と同門他車とのバランスを取った価格設定(高めの設定)になれば
ライバル並みの1万台レベルに調整できると思うけど
そうなるとモデルチェンジ失敗のようなイメージが付いて来てしまう
次期モデルは難しそう