リアシートからでも音声認識する便利機能ボイスタッチ！ アルパインビッグX11完全解剖

“車種専用設計”“11 型大画面”という明快な持ち味を打ち出し、カーナビ市場で圧倒的人気を得ているアルパインBIG X “11”。
2017最新作は“ボイスタッチ”という新たな武器を手に入れ、より一層の進化を遂げた昨年5月、30アルファード&ヴェルファイア専用モデルとして、業界最大11型画面「BIG X “11（イレブン）”」を発表し、市場の話題を独占したアルパイン。それから1年。常に新しいものを求めるユーザー心理をガッチリ掴む、新機能満載のBIG X“11”が満を持して誕生した。

数ある新機能の中で最大のトピックが、ドライバーの発する声にカーナビが反応する“ボイスタッチ”。「近くのコンビニ」や「近くのガソリンスタンド」といった、カーナビ操作でよく使われる12のメニューを、発話によってスピーディに呼び出すことができる。スマホで当たり前のように利用している人も多いと思う音声認識機能が、カーナビでも同じように使える感覚。つまり普段使い慣れている手法でカーナビも操作できるようになったというわけ。実際気になるのは車内で発話した言葉をどこまで正確に認識してくれるのかということ。

運転席以外からの声に反応するのか? オーディオをガンガン鳴らしていても反応するのか? 発話した内容を間違って認識しないのか? と色々気になる部分はあるが、まずはその精度を確認するため、新型BIG X“11”が搭載されたアルファードを借り、いち早く体感してみた。

ボイスタッチワードは12項目

ボイスタッチで呼び出すことができるメニューは上記画面の12項目。フロントカメラなど、メニューにある項目が装備されておらず使用できない場合は、該当するボタンがブラックアウト状態になる。