ランドクルーザー70 再再販でネット沸く
2023年8月2日に新たなランドクルーザー・シリーズの1つである250が発表された。同時に、ランドクルーザー70が日本市場に再び帰ってくることが発表された。
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元々は1984年11月に40系ランドクルーザーの後継車種として登場したランドクルーザー70は、初代から続くタフで堅牢なヘビーデューティーモデルとしても知られており、ワゴンモデルとしてのキャラクターを強めていった60系が80系、100系へと進化していく一方で、日本国内では2004年まで本来のランドクルーザーのキャラクターを色濃く残すモデルとして販売されていた。
2004年の日本国内での終売以降も海外では継続販売が続けられていた70は、2014年8月から翌2015年6月までの期間限定で日本国内での販売を復活。そしてそこからおよそ8年ぶりに再度日本へ導入されることが決まったのが、今回発表されたモデルということになる。
70自体はアップデートを繰り返しながら海外では販売が続けられていたため、あくまで国内販売においての復活ということになる。
フロントマスクやメーターなどは現代風になっており、先進安全装備のトヨタセーフティセンスなども標準搭載となってはいるが、サイドシルエットなどはオリジナルの姿を色濃く残している。
今回はそんなランドクルーザー70が日本に再び投入されることについて、ネットユーザーの声をチェックしてみたい。
復活ランドクルーザー70 ネットの否定的な声は
復活のウワサは前々からあり、正式発表を待ち望んでいた人も多かったであろう今回の70だが、ネットでは意外にも否定的な声も少なくなかった。
中でも多く聞かれたのがトランスミッションに対してで、今回の再販モデルのパワートレインは2.8Lのディーゼルターボエンジンに6速ATの組み合わせのみ。
前回の復刻では4L V6ガソリンエンジンに5速MTのみと真逆の組み合わせだったのだが、本格的なヘビーデューティーモデルとして使いたいと考えているユーザーにとっては、MTであることが重要であり、ATのみのラインナップを残念がる声が多かったのだ。
それ以外にも、公開された写真を見る限りデフロック機構が備わっていないように見える点や、足回りのリーフスプリングの枚数が少なくなっている=乗り心地重視のヤワな足回りという声や、前回再販時には設定されていたピックアップモデルを求める声もあり、思った以上に70にヘビーデューティーモデルとしてのキャラクターを求めている層が多いことを感じさせられた。
また盗難のターゲットとなることが多いランドクルーザーだけに、セキュリティ面についての進化に言及がなかったことを不安視する声もあり、納車されて即盗難されるようでは安心して買えないという意見も見られた。
復活ランドクルーザー70 ネットの好意的な声は
一方の好意的な声の多くは、まずは日本で再び70が販売されることを喜ぶ声で占められており、前回の再販時は期間限定であったため買いそびれてしまった人も少なくないようで、今回は継続販売モデルとなったことで、納期がかかっても購入できるという点を歓迎しているユーザーが多くみられた。
中にはすでに販売店に足を運び、予約注文の列に並んだ(事前予約をした)というユーザーも複数おり、指名買いをする層が少なくないことを感じさせた。
また一目で70であることがわかるスタイルでありながら、モダンさを感じさせる新たなフロントマスクについても好意的な声が多く、現代的なメーターやスイッチ、シフトノブに対して懐かしさを感じるマニュアルエアコンのパネルのギャップも70「らしさ」が感じられると好意的に受け入れられているようだ。
中には過去に70を所有している人や現在でも70を所有すると思しきユーザーからのコメントもあり、どれも70の堅牢度を称える内容で、中にはもう一度乗りたいと思っていたので再販はありがたいという意見もあったほど。
ヘビーデューティーモデルとして万人受けは難しい70ではあるが、欲しいと思っているユーザーにとっては相当に魅力的なモデルであることは間違いないようで、好意的な意見のユーザーはすでに行動に移している人が多いのが印象的だった。
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